河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

Negicco 「SKY」

2012-03-15 07:40:56 | Negicco

Negicco 「圧倒的なスタイル」 PV公開

 オフィシャル動画へのリンクです。
圧倒的なスタイル PV


以下、本題です。
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Negicco 「SKY」

 

「Negicco 2003~2012 -BEST-」の12曲目に収録され、今回このアルバムで初めて音源化された曲です。


Negicco 2003~2012 -BEST-

 

作詞:Nao☆
作曲:ハカセ・寺尾敬博

ベストアルバムで初めてこの曲を聴いたのですが、聴き始めていきなり、イントロのきらめきあるサウンドと胸の奥を締め付ける切なさに強く惹きつけられました。


Aメロ、Bメロからサビで転調し、2コーラス目で再びマイナー調に戻る時の1音のサウンドで切り替えるアレンジ構成に素晴らしく心打たれます。
また、サビの最終リフレイン後のコーダは、サビのサウンドをそのまま繰り返しているだけなのですが、別なメロディにさえ聞こえるため、最初サビのサウンドだとは気づきませんでした。ポリフォニーのようなサウンドメロディであるため、サビでの歌の深みがいっそう強く伝わります。

アレンジはおそらくconnieさんによるものと思われますが、connieさんのサウンドはどの曲を聴いてもとても魅力的で、曲に込められた想いを引き立て、引き出すサウンドになっていると思います。

この曲の最後、コーダ部分はサビのサウンドを繰り返しているだけなのですが、音楽的盛り上がりがあります。
以前にも書いたことなのですが、connieさんのつくるサウンドはメロディーを持っていて、主旋律のメロディラインとポリフォニーを構成していて、Negiccoの音楽の広がりを感じさせているのだと思います。

別な曲なのですが、「アノソラヘ」ともつながっている曲ではないかと感じてます。
最終のサビ部分でKaedeさんのコーラスにエフェクタをかけて重ねていて、「アノソラヘ」と近い響きを感じさせてくれます。

聴き込めば聴き込む程解釈がいろいろと深まるので、だんだんと難しくなってきます。

詞、メロディ、サウンドすべてとてもいい曲だと思います。

歌詞の要約
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瞳に溶け込む青空
深く心に澄み渡る空を見上げ
君のことを思い出していた

覚えているだろうか
あのとき想い描いてた僕らの夢

先が見えないまま
迷い、立ち止まるり
寂しさに心濡らした日でも
いつも支えてくれているあの想い

僕の進む先に本当にあるのか
今も分からないまま

それでも僕は歩き続けよう
夢叶うその日まで
そう、君の心と一緒に

君も今この空を見上げているだろうか
あのときと同じように
眩しく輝くこの空は
一つにつながっている
僕らの心の中で

今僕の瞳に溢れる涙は
つらいからじゃない
不安だからじゃない

あの日と同じ心で
つながっていることを
今も信じられるから
僕は今日も空を見上げている

この涙は決してこぼさない
心に光り続ける夢だから

この瞳に映るきらめきは
あの日見た空へと
ゆっくりと舞い上がり星となる

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眠る、眠る、眠る

2012-03-14 08:03:08 | シングルA面

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「眠る、眠る、眠る」

河合奈保子さんの32枚目のシングル曲です。
1990年9月1日リリース。

作詞:麻生圭子
作曲:都志見隆
編曲:ミッキー吉野

タイトルからも想像されるように、静かなミドルテンポの曲です。
詞の内容は、結婚願望を強く持っている女性の心情を描いているように、1回聴いただけだと、そう思ってしまうかもしれません。
当時の世情からすると、いわゆる「結婚しない女」のようなことが言われていたこともあり、こういう詞が求められたのかもしれませんが、何度も繰り返しこの歌を聴いているともっと深い想いがあるように感じられます。

ただ一筋に、一途な想い。
叶わぬことと知りながらも、今もずっと心から消えない胸の奥にある、強い想いがあるように感じられます。

Aメロ部分は地声で強い思いを、Bメロ、サビではファルセットで切なさを響かせているのが印象的です。

ジャズ風なアレンジで大人の心情を伝えている曲だと思います。


歌詞の要約
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消したいと願っても
いまも消え残るこの想い

心に決めて別れたはずなのに
今年の今日もあなたの言葉を待っている私

切なさは胸の奥に熱く
降り積もり、締め付けてゆく
もうあんな恋はないのかもしれない

運命の人との巡り会い
いつも信じて出逢ったあなただった

瞳の奥に溢れる涙に
溺れそうなほど
とりとめなく心乱れる

心に深く刻まれた消せない想い
今日も寂しさの涙に溺れるだけ
せめて、この頬をぬらす前に
今夜も静かに眠りにつきたい

そして、あなたへの想いを抱いて
眠る、眠る、眠る

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Negicco 「君といる街」

2012-03-07 07:50:52 | Negicco


「君といる街」

「Negicco 2003~2012 -BEST-」の10曲目に収録されている曲です。


Negicco 2003~2012 -BEST-

作詞:connie
作曲:connie

このベストアルバムがリリースされるまで、ずっと聴きたいと思っていた曲でした。
Negiccoさんの曲を聴き始めてから約10ヶ月。
ずっとCDで聴きたいと願っていた曲のひとつでした。

先日のイベントライブで「君といる街」が新潟市の古町を歌った曲であることを知りました。
Negiccoの曲を聴いていると、いろいろな曲の深い部分での繋がりを感じてしまいます。
たとえば、この「君といる街」のそれからは「Falling Stars」につながってゆくのではないかと。
聴き込む程に、ずっと変わらぬ心の中の共通した深い思いの世界が表現されているのではないかと思います。

この曲の作詞、作曲はconnieさん。そのconnieさんとNegiccoさん、作り手と歌い手の強い一体感を感じられるのはこの曲だけに限らず、他の曲でも同様に感じられます。
こういう想いを感じられる音楽、私はNegiccoさんの音楽の他には聴いたことがありません。
そして、表現者であるNegiccoさんの、3人でなければできない歌声は深く心に響いてきます。
新潟に住んでいると、「3人+1人」の伝えようとしている想いはより強く心に届いてくるように思います。

他の曲ではKaedeさんが曲の出だしを歌うこことが多いのですが、この曲での出だしはMeguさんが担当。この曲の雰囲気にMeguさんの声はとても合っているように思います。2コーラス目はKaedeさんが出だしを歌い、これも詞の雰囲気をうまく表現しています。
そして、Nao☆さんのまっすぐに心に響く歌声が曲の中心にしっかり響いています。

Negiccoの曲は聴いていていつもそうおもうのですが、作り手、歌い手の思いが伝わってくる歌の聴かせ方をこの曲も含めてしているように感じられるので、いっそうそのように感じるのかもしれません。

サウンド的には、connieさんの作品によく聴かれる、ピアノの音色でのリズムを主体に作られています。
そして、Negiccoさんの曲には比較的珍しいのではないのでしょうか、ドラムのサウンドも多様しています。
また、時折入るオルガン(エレクトーン?)風の音色もとても心地よいです。

connieさんの作る音楽に共通していえることですが、この「君といる街」はとても格好いいリズムの曲です。

このベストアルバムを聴いて思うのは、Negiccoの曲はすべてがいい曲ばかりで、アルバムに収録されていない曲も含めてすべてがBestだと実感します。

結成してから満9年を迎えようとしているNegiccoの歌、音楽。新潟だけでなく、もう全国の人の心に響かせる時が来てもいいのではないかと、またそうあって欲しいと願ってます。


歌詞の要約
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今日もまた出かけよう
一緒に歩こうキミと、この街を

いつだって胸躍らせる時間が流れてる
心ときめく素敵なものが溢れている

この街でキミと重ねた日々
楽しい思い出はふたりの胸の奥に
たくさん降り積もっている

いつもと変わらぬはずの
この風景さえも色を失い
寂しげな世界に見えてしまった
ふたりの想いがすれ違ったあの日

それでもキミがいれば
キミとこの街でふたりでいられるから
歩き続けられる
これからも

ふたりにトキメキをくれる街
大好きなこの街

さあ、今日もふたり歩こう
素敵な思い出をたくさん作ろう
ふたりの心に溢れる
メロディに包まれながら

大切なキミへ届けたい想いは
ずっとこの街にある
いつまでもふたりいっしょに

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Harbour Light Memories

2012-03-02 23:34:49 | シングルA面

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「Harbour Light Memories」

河合奈保子さんの29枚目のシングル曲です。
1988年7月21日リリース。

作詞:公文健
作曲:河合奈保子
編曲:小林伸吾

前回書いた「ハーフ・ムーンセレナーデ」ですが、以前もこのブログで歌詞の要約を書いていたことを忘れて再度書いてしまい、重複してしまいました。
重複してきたということは、歌詞の要約シリーズも終焉が近づいてきたということになります。
シングルA面ではこの曲を含めてあと4曲です。ちなみに、シングルB面の歌詞解釈はすべて終了しています。
250曲以上ある奈保子さんのオリジナル曲についての歌詞の解釈、今更ながらよく続けられたものだと自分でも驚いてます。
となると、この先どんな内容でブログを続けるかも悩むところではあるのですが。

本題の「Harbour Light Memories」ですが、以前にも記載致しましたように、

作詞の公文健さんは、当時の阪急ブレーブスオーナーで、阪急の会長職も勤められた方です。
そして、阪急グループが運営する「神戸ポートピアランド」のTVCM曲としてのタイアップという形で、作詞され、奈保子さんが作曲して出来た作品です。

ロック調で明るい雰囲気の曲なのですが、歌詞の内容は青春のほろ苦い思い出を表現した内容になっています。
奈保子さんの歌声もそんな追憶を感じさせる響きがあります。


歌詞の要約
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この街を吹き抜ける風は
あの日のことを
この胸に蘇らせる

夜のとばりにきらめく月は
ふたり歩いたこの場所を
ほろ苦く照らし出す

街の灯りが目に染みて
いつしか滲んでいる

胸熱くあなたと過ごした日々も
やがて切なさの思い出と変わりゆく

あなたとの時間のなかで
初めて知った愛
心を燃やした日々も
もう返らない

できるならもう一度
あの日に帰りたい

私ひとり歩くこの街の輝きは
あのときと変わらないまま
私の頬を伝う雫を照らすだけ
いまは

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