Negicco 「圧倒的なスタイル」 PV公開
オフィシャル動画へのリンクです。
「圧倒的なスタイル PV」
以下、本題です。
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Negicco 「SKY」
「Negicco 2003~2012 -BEST-」の12曲目に収録され、今回このアルバムで初めて音源化された曲です。
「Negicco 2003~2012 -BEST-」
作詞:Nao☆
作曲:ハカセ・寺尾敬博
ベストアルバムで初めてこの曲を聴いたのですが、聴き始めていきなり、イントロのきらめきあるサウンドと胸の奥を締め付ける切なさに強く惹きつけられました。
Aメロ、Bメロからサビで転調し、2コーラス目で再びマイナー調に戻る時の1音のサウンドで切り替えるアレンジ構成に素晴らしく心打たれます。
また、サビの最終リフレイン後のコーダは、サビのサウンドをそのまま繰り返しているだけなのですが、別なメロディにさえ聞こえるため、最初サビのサウンドだとは気づきませんでした。ポリフォニーのようなサウンドメロディであるため、サビでの歌の深みがいっそう強く伝わります。
アレンジはおそらくconnieさんによるものと思われますが、connieさんのサウンドはどの曲を聴いてもとても魅力的で、曲に込められた想いを引き立て、引き出すサウンドになっていると思います。
この曲の最後、コーダ部分はサビのサウンドを繰り返しているだけなのですが、音楽的盛り上がりがあります。
以前にも書いたことなのですが、connieさんのつくるサウンドはメロディーを持っていて、主旋律のメロディラインとポリフォニーを構成していて、Negiccoの音楽の広がりを感じさせているのだと思います。
別な曲なのですが、「アノソラヘ」ともつながっている曲ではないかと感じてます。
最終のサビ部分でKaedeさんのコーラスにエフェクタをかけて重ねていて、「アノソラヘ」と近い響きを感じさせてくれます。
聴き込めば聴き込む程解釈がいろいろと深まるので、だんだんと難しくなってきます。
詞、メロディ、サウンドすべてとてもいい曲だと思います。
歌詞の要約
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瞳に溶け込む青空
深く心に澄み渡る空を見上げ
君のことを思い出していた
覚えているだろうか
あのとき想い描いてた僕らの夢
先が見えないまま
迷い、立ち止まるり
寂しさに心濡らした日でも
いつも支えてくれているあの想い
僕の進む先に本当にあるのか
今も分からないまま
それでも僕は歩き続けよう
夢叶うその日まで
そう、君の心と一緒に
君も今この空を見上げているだろうか
あのときと同じように
眩しく輝くこの空は
一つにつながっている
僕らの心の中で
今僕の瞳に溢れる涙は
つらいからじゃない
不安だからじゃない
あの日と同じ心で
つながっていることを
今も信じられるから
僕は今日も空を見上げている
この涙は決してこぼさない
心に光り続ける夢だから
この瞳に映るきらめきは
あの日見た空へと
ゆっくりと舞い上がり星となる
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