河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

唇のプライバシー

2011-12-26 07:24:38 | シングルA面

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「唇のプライバシー」

河合奈保子さんの18枚目のシングル曲です。

作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:鷺巣詩郎

売野さんの詞は容赦なく奈保子さんに新境地を求めて行きます。
この詞も奈保子さんの曲としてはかなり過激な部類になるのではないでしょうか。

でも、奈保子さんは見事にこの曲を表現していいます。
聴いていると、痛みを伴う切なさが胸の奥深く伝わってきます。

また、この曲では比較的ダイナミックな振り付けが行われた曲でもあり、当時ラジオ番組等でも、ファンからいろいろとコメントされていました。

筒美・売野作品の中では、私は比較的好きな方の曲です。


歌詞の要約
******
きっとあなたは知らない
たくさんの恋を知っている
本当の私を

今はいえないけれど
あなたはもう一人の私を愛せるかしら

交わした口づけは
針で刺すように私の胸に
痛みを走らせる

本当のことを告げたいけれど
まだ言えない

この想いを告げたいけれど
もう一人の私が心を責める

それはあなたを
心から愛してしまったから

この瞳に映る
私の想いを見抜いて欲しい

今本当の愛を胸に感じてしまった私
切なさが苦しい

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夏の日の恋

2011-12-19 07:24:38 | シングルB面

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「夏の日の恋」

河合奈保子さんの17枚目のシングル「コントロール」のB面収録曲です。

作詞:三浦徳子
作曲:八神純子
編曲:大村雅朗

作詞の三浦徳子さんは、デビュー曲の「大きな森の小さなお家」以来の奈保子さんへの詞の提供となります。

先日の朝日芸能誌の記事によると、三浦徳子さんは当時、松田聖子さんへも詞の提供もしていたため、ライバル関係にあった奈保子さんへの提供を辞退したとありました。

この楽曲が提供された1984年の時期は、そういった状況も解消されて来たこともあり、再び三浦徳子さんの名前が出てくるきっかけになったのかもしれません。

「夏の日の恋」はシングルと同日リリースのアルバム「サマー・デリカシー」にも収録されています。

優しさと切なさ、そしてときめきの表現を込めた奈保子さんの歌声はこの曲でも深く感じられます。
何度も聞き返しながら思わず涙してしまいました。

歌詞の要約
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光溢れ
青く眩しく輝く渚

あなたとふたりいるだけで
照りつける日差しが
この胸の奥を焦がすように
ときめきが増してゆく

私の心は
ゆらめく陽炎
胸の内を悟られなくて
思わず逃げ出してしまう私

あなたを近くに感じるほど
募るさみしさ

胸に降り積もる切なさが
胸を熱くさせる
この想いをあなたにも伝えたい

このまま崩れ去り
形なくなるものならば
いっそ熱く燃え尽きたい
蜃気楼のように

たとえはかない一夏の
恋だとしても

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コントロール

2011-12-12 07:24:38 | シングルA面

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「コントロール」

河合奈保子さんの17枚目のシングル曲です。

作詞:売野雅勇
作曲:八神純子
編曲:鷺巣詩郎

これまでの奈保子さんの曲にはないタイプの曲調、歌唱要素が含まれた楽曲。
さりげなく歌っているように聞こえますが、繊細さとパワーのバランス、そして広い音域を歌いこなす安定感が必要な難しい曲だと思います。
八神純子さん作曲の特徴がよく出ているメロディ展開。これを歌う奈保子さん表現力のすばらしさを改めて感じます。

シングル曲の中で、私は「コントロール」の中ではかなり好きな曲の1つにあげられる楽曲です。

八神純子さん作曲の楽曲は、「コントロール」と同日(1984.6.1)リリースのアルバム「サマー・デリカシー」のA面にも展開されてます。


歌詞の要約
******
言葉もなく黙り込むふたり
あなたの心の内を知りたくて
瞳をのぞき込む

思いがけない突然のサヨナラ
涙あふれ倒れそうな心
雨交じりの潮風が
胸の奥を切なさで埋め尽くす

言葉と裏腹に
あなたは優しく口づける
心の内をすべて知っているように
私の心を操るあなた

この胸の奥に響く
あなたひとりを思う気持ちは
止められない
苦しくなるほどに熱くなる心

あなたの想いを聴きたい
私の想いはあなたへ届いているはず

あなたひとりを思うこの気持ち
ずっとあなたより深い
私の胸の切なさを
もう試さないで

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車窓

2011-12-05 06:42:44 | 企画アルバム・シングル

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「車窓」

河合奈保子さんの企画アルバム「愛(ラブ)・奈保子の若草色の旅」の最終曲として収録されている曲です。

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:若草恵

もともとは、来生たかおさんのアルバムに収録されていた曲で、奈保子さんがカバーする形でこのアルバム収録されました。
この曲も「春雷の彼方から」と同じアレンジタイプで、ピアノ、ストリングス、オーボエの音色がとても穏やかな心地にさせてくれます。

来生さん姉弟の曲らしい、穏やかでゆったりとした世界を感じさせるメロディと詞。
この曲を聴くと奈保子さんの歌声は来生さんの曲の表現にとてもよく合うと改めて感じます。
「車窓」、私は奈保子さんの曲の中でとても好きな曲の1曲です。

歌詞の要約
******

日々の迷いの中
押し流されていた自分

何を探しているのだろう
今も分からない

ひとり旅の空の下
目の前に広がる
黄金色の海の中を走る列車
心地よい響きに身を任せながら

見つめ直したい
ゆっくりと時間をかけて
穏やかの時間の流れの中で

何も見つからないのかもしれない
でも本当はもう心の中にあることを
気づいているのかもしれない

一歩踏み出そう
この思いを振り切り
迷いを拭い捨てて

******