河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

ゆれて - あなただけ

2011-03-31 07:24:38 | シングルB面

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「ゆれて - あなただけ」

河合奈保子さんの9枚目のシングル「夏のヒロイン」のB面収録曲です。

作詞:竜真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:若草恵

A面「夏のヒロイン」の開放的、はじけるような曲調とは対照的な曲調の「ゆれて - あなただけ」です。
奈保子さんのCD BOXのの中でも、B面はA面とは異なる曲を表現させる組み合わせが多かったとあり、そのことを感じさせるカップリングです。

アルバム「サマーヒロイン」の編曲のほとんどは若草恵さんと大村雅朗さんでした。
お二人が編曲された曲を「サマーヒロイン」に限らず聴いてみると、若草恵さんの編曲は、詞にあらわされるシチュエーションを感じさせてくれる、臨場感のあるアレンジだと感じさせられます。また、大村雅朗さんの編曲は、詞に込められた心の内容がつたわってくる内面を表現したアレンジであるということをあらためて感じさせられます。

「ゆれて - あなただけ」は若草恵さんの編曲で、詞の内容が目に浮かぶようなアレンジだと思います。ただし、それはやはり、奈保子さんの歌唱力、表現力がすばらしく、しっかりと心に響いてくるからこそであるとも感じさせてくれます。


歌詞の要約
*****
あなたと会うはずだった約束の土曜日
だけど、私はひとりきり
あなたの気持ちが知りたくて
口を開きかけて置いた受話器
目に映る景色は涙で崩れてゆく

あなたを思う気持ちはこんなにも強いのに
見えないあなたの心
どうか私の胸の内を分かって欲しい
あなただけを想い続けてる


恋人たちが行き交う夕暮れの街角
ひとりあてもなくさまよう
心をを埋め尽くす淋しさの中

あなたに会えるときめきを感じながら
来たはずだったのに
いまは悲しみが胸を押しつぶしそうなほど
どうか私の心に明かりを灯してほしい
あなたの愛で
あなただけの私に

*****


もうすぐ September

2011-03-28 07:24:38 | サマーヒロイン

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「もうすぐSeptember」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の10曲目(B面5曲目)に収録されている曲です。

作詞:竜真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:大村雅朗

このアルバムの締めくくりの曲ということになりますが、別れを描いている曲ですが軽いポップ調の曲です。
アルバム全体で出会いから別れのストーリーを持たせた構成になっているのですが、「ラブレター」は「サマーヒロイン」の半年以上前の冬にリリースされたシングルという事もあり、私の中では構成上、統一性が難しいようにも感じていました。
しかし、アルバムの曲順をあらためて見てみると、巡り会いの場面が1曲目で、その経緯をさかのぼるように2~4曲目で表現されているのだろうとうけとることもできます。
あらためて聴き返してみると、今でもいろいろと発見があります。

以前にもかいた事があるのですが、サウンドは洋楽風、キーボード、特にギターのリズムの刻みがそう言う印象を受けます。

歌詞のシチュエーションとしては、目の前で別れを告げようとしているようにもうけとれますが、既に過ぎ去った別れを都会の生活の中で思い返し、夏の想い出として新しい一歩を踏み出そうとしているのだろうとも解釈できると思ってます。


9月はサヨナラの月として例えやすいのでしょうか。
奈保子さんの曲なかで竹内まりやさんの作品がこのアルバムで初めて提供されていますが、竹内まりやさん自身の曲「September」もやはり、別れの曲として表現されています。

歌詞の要約
*****
あなたと出会い
心熱い夏を過ごした浜辺
想い出を砂の中に閉じこめた

若すぎたふたりには
移りゆく季節を
受け入れられなかったあの時

今思い返すあなたのこと
めぐり来る新しい季節に
恋する切なさの風が吹き抜ける


夏のときめきの中で出会ったふたり
夢から覚めたように
もう会うこともないでしょう
だけど恋した証をあなたに残したい
大切な想い出とともに

過ぎゆく夏は私を大人にする
心に淋しさを刻みながら

*****


Please Please Please

2011-03-24 07:24:38 | サマーヒロイン

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「Please Please Please」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の9曲目(B面4曲目)に収録されている曲です。

作詞:竜真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:大村雅朗

バラード調のスローな曲です。アルバム「サマーヒロイン」の出会いから始まる恋の
ストーリー、前曲「ペパーミント・サマー」では別れの予感を表現していましたが、この曲でそれが現実となる場面ということでしょうか。

アップテンポの多いアルバムの中で、「帰れない」とこの曲の2曲がアルバム全体を引き締めているように思います。
奈保子さんの歌声は、バラード調、スローの曲でもしっかりと心に響いて来ます。

歌詞の要約
*****
夏の終わりが近づく海辺
あなたから誘われた出会いの場所
あなたの後ろで傾く夕日が眩しい
あなたの姿がかすんでゆくよう
ふたりの沈黙に流れ込む遠い潮騒

まだあなたの輝きに包まれていたい
もう少しだけ、このままで
悲しい言葉は聞きたくない
どうか今だけは


あなたと出会ったあの日から
気がつけばずっとあなただけが心にいた
他には何も映らない程に
このときめきがずっと続くと信じてた

あなたの側であなたの愛を感じさせて欲しい
もう少しだけ、このままで
まだ行かないで
どうか今だけは

過ぎゆく眩しい季節
潮騒は鐘のように
ふたりの恋の終わりを告げている

*****


ペパーミント・サマー

2011-03-21 07:24:38 | サマーヒロイン

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「ペパーミント・サマー」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の8曲目(B面3曲目)に収録されている曲です。

作詞:伊藤アキラ
作曲:尾関裕司
編曲:若草恵

穏やかな時間が流れを感じさせる様なイントロ、心に喜び溢れる情景を表現した歌詞とメロディ。タイトルは「ペパーミント」と表現されているように、心に忍び寄る不安が秘められている曲でもあります。
歌詞の中で表現されている「流れ星」を表現している曲調でもあると思います。

こういった曲調ながらも2コーラス目のあとにはコミカルなメロディが取り入れられていて、楽しめるメロディでもあります。

歌詞の要約
*****
わたしたちだけの島
ボートであなたとふたり訪れた
誰もいないふたりだけのビーチ

泳ぎ疲れ、あなたに寄り添いまどろむ私
どうか続いて欲しい
あなたと過ごす
まぶしい夏の夜の夢


ふたり眺める夜空に光る流れ星
恋の行方を思わず願う私
この季節が過ぎても
あなたとずっといられますように

どうか私だけを見つめて欲しい
離れられないくらい
強く抱きしめて欲しい

夏の終わりを思い
恋の行方、淋しさ心に忍び寄る


*****


夏はSEXY

2011-03-18 07:24:38 | サマーヒロイン

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「夏はSEXY」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の7曲目(B面2曲目)に収録されている曲です。

作詞:伊藤アキラ
作曲:尾関裕司
編曲:若草恵

ちょっと懐かしさを感じさせるメロディで、ポップさが溢れる曲です。この曲もアルバムイメージ通りに夏を強く感じさせる内容で、サビ部分での繰り返しの言葉は心躍らせる雰囲気が聴き手にも十分伝わってきます。

奈保子さんの歌声も曲のイメージ通りにドキドキさせる心情が感じられます。
サビでの繰り返し、「Can Can Can」の部分が舌足らず気味に聞こえる部分も奈保子さんらしさだと思います。


歌詞の要約
*****
恋人たちの心を熱くする
光溢れる街角
私の胸も自然と高鳴る

どこまでもあなたとなら
ついて行きたくさせる
私が恋する人はあなただけ
危ない気持ちにさせるこの季節


ふたり歩く街角で
突然のスコールでさえ
あなたとならばときめくひととき

体にはじけるしずくはきらめき
ふたりの心を踊らせる
どこまでも自由な気持ち
鳥のようにふたり飛び立ちそう

いつまでもあなたとふたり
心熱くさせるこの季節

*****

 


夏のヒロイン

2011-03-15 07:24:38 | サマーヒロイン

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「夏のヒロイン」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の6曲目(B面1曲目)に収録されている曲です。
また、9枚目のシングル曲でもあります。

作詞:伊藤アキラ
作曲:尾関裕司
編曲:若草恵

「帰れない」の心細さを一気に払拭するかのような展開を感じさせる「夏のヒロイン」の曲順です。A面の最後で「帰れない」の不安で胸を締め付ける思いから、レコードをひっくり返してB面での新たな展開というように考えられた構成なのだと思います。

シングル曲という事もあり、キャッチーなタイトル、と特徴あるサビのフレーズ。そして間奏ではファニーさを感じさせるアレンジと、聴いていてウキウキするような曲、そしてこのアルバムのタイトルナンバーとなる曲です。

歌詞の要約
*****
澄み渡る空、青い海
そしてあなたとふたりこの渚

ずっと待っていたその言葉
不意に告げて駆け出すあなた

もう一度ちゃんと聞かせてい欲しい
ときめく胸であなたに追いつくから

ずっとあこがれていた
あなたの事を思って
切なくなることもあったけれど
今日からはもう恋人同士
ときめきをもっと感じさせて


あなたを追いかけて走る渚
突然あなたは立ち止まり振りむいた
両手を大きく広げ私を抱きしめた
ずっと夢に描いていた瞬間
こままずっと続いて欲しい夢のような時間

この夏、あなたののヒロインになりたい
あなたのだけのヒロインでいさせて欲しい

*****

 


帰れない

2011-03-12 07:24:38 | サマーヒロイン

おはようございます。
昨日の地震には驚きました。
私の暮らしている地域でもかなり揺れました。幸い、被害はありませんでした。
ニュース映像を見て、直接の被害に加え、津波の驚異にも強い衝撃を受けました。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

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「帰れない」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の5曲目に収録されている曲です。

作詞:竜真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:大村雅朗

奈保子さんの曲の中では、初めてのボサノバ調アレンジの曲になります。
このアルバムが発売された当時は、それほどこの曲を好んで聴いていた訳ではないのですが、今あらためて聴くと歌詞、メロディ、サウンド全てが心に染みるように響いて来て好みの曲にの一つになりました。

奈保子さんの楽曲の中にはこの曲を含めて何曲かボサノバアレンジの曲があります。ボサノバというジャンル自体それほど好みでも無かったのですが、リズム、演奏、サウンドがとても格好いいと感じられ、今ではボサノバアレンジがお気に入りです。

「帰れない」の次にボサノバ調のアレンジとなる曲は、「SKY PARK」の「初めての疑惑」まで待たなければなりません。

歌詞の要約
*****
突然届いたあなたの噂
思いもよらなかったことにとまどう私

あなたを信じたいけれど揺れる心
ひとりさまよう夜の街
見上げる夜空は知らぬまに涙でにじむ

どれくらい歩いただろう
いつしか海辺にひとり
思い浮かぶあなたの姿に
思わず問いかける
あなたを信じたい

心落ち着かぬ思い
あなたの元へはまだ帰れない


いつでも近くに女の子がいるあなた
誰にでも優しいひとだから

他の娘と会うあの日の約束も
あなたを信じて
気に留めていなかったれど
悲しい噂に心揺れる

夜の帳にざわめく潮騒
心に押し寄せる悲しみに
このまま闇に飲み込まれてしまいそう

あなたを信じているけれど
このまま胸に不安を抱いたまま
あなたの元へはまだ帰れない

*****


アプローチ

2011-03-09 07:24:38 | サマーヒロイン

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「アプローチ」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の4曲目に収録されている曲です。

作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや
編曲:清水信之

リリースされた楽曲の中では、初めて河合奈保子さんに提供された竹内まりやさんの曲になります。
竹内まりやさんの詞は、他の職業作詞家の方達の詞とは違って、身近な出来事を出来るだけシンプルに表現し、それを心優しいメロディのせているので、聴いていて自然に情景が心に浮かぶ曲だと思います。
アレンジは清水信之さん。このアルバムの中で唯一、大村・若草アレンジでは無いこともあり、曲の雰囲気も若干他の9曲にはない雰囲気を持っているように思います。
前回この曲について書いたときにも紹介したように、「けんかをやめて」と「アプローチ」とセットで作られた曲でもあります。

歌詞の要約
*****
女の子達はみんなあこがれる
だれも口にはしないけど
少しでも彼に近づこうと
火花を散らすように
競いあっている

いつか彼と腕を組み
街角をふたり歩きたい
みんなのうらやむ視線を
釘付けにして

そんな夢を見ながら
明日こそ彼にアプローチ


いつもより早起きして
念入りに身なりを整え
彼へのアプローチも
頭の中でしっかりと繰り返す

準備はすべて大丈夫
きっと彼も私の思い描くように
振り向いてくれるはず

そんな想像をしながら
今日こそ彼にアプローチ

*****

 


Non Stop Summer

2011-03-06 07:24:38 | サマーヒロイン

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「Non Stop Summer」

河合奈保子さんの4枚目のアルバム「サマー・ヒロイン」の2曲目に収録されている曲です。

作詞:竜真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:若草恵

ミディアムテンポ、サンバ調のリズムの曲です。1曲目の「I My Me Mine」と合わせて、きらめく夏、ときめきを感じさせてくれます。
このアルバムのアレンジは大村雅朗さんと若草恵さんでほとんどが占められています。何度か書いたことがあるのですが、ポップス系のアレンジについてはお二人の曲調は近い物があるように思います。サウンドが似ているのは、レコーディング時のミュージシャンの方達による音作りの効果もあるとは思うのですが、アレンジャーの頭の中にあるイメージに共通性があることも大きいのではないかとも思います。

「I My Me Mine」では、歌詞全篇にわたって奈保子さんの歌声に厚みがかかったように入っています。
こうした効果は、基本的に私はセルフコーラスによる物、特に奈保子さんの楽曲の初期のだと思い込んでいました。しかし、よく聴いてみるとコーラスだとするとハモりが合いすぎているので、ディレイによる残響効果をトラックダウンで施したのだろうと最近は思うようになりました。「I My Me Mine」と同様に歌詞全篇でこういったエフェクトをかけた曲というと、アルバム「SCARLET」の「ロードサイド・ダイナー」が思い浮かびます。
と思って、「ロードサイド・ダイナー」を聴き返してみると、ボーカルだけでなく演奏のサウンドも含めて、かなり深みのある音になっているように感じられます。

本題の「Non Stop Summer」からかなり話題が離れてしまいました。
私はこの曲の歌詞は最初は「彼にあこがれる大勢の女の子達のひとり」と思って聴いていたのですが、何度も詞を読み返して、曲を聴き返してみると、ステディな彼についての詞を歌っているものだと思うようになりました。

歌詞の要約
*****
女の子達の眼差しを
いつでもあなたは独り占め
何気ない仕草でさえ
みんな心ときめかせ
誰もがあこがれるあなた

夏空の染まる青い海のように
私の心もあなたでいっぱい
こんな気持ちを抑えきれない
心ときめく熱い季節


今あなたは私のそばにいる
それだけで輝いて見える今年の夏
そう思えるひとときでさえ
心熱くなる

光眩しい海岸で
あなたが私を呼んでいる
ずっとあこがれてた場面

心ときめく熱い夏
走り出した私の恋は止まらない

*****


J-POPの系譜?

2011-03-03 07:24:38 | 雑記

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「JPOPの系譜?」

今日はちょっと雑談です。
いつも皆さんに投票していただいておりますブログ村ですが、このブログは「J-POP」カテゴリに登録しております。

「J-POP」にたどりつくまでには、いくつかの別のカテゴリに登録していましたが最終時に、ここに落ち着きました。
奈保子さんの音楽がJ-POPと言えるのか?
当時はまだJ-POPという言葉すらない頃で、歌謡曲と行っている時代でした。
その他の日本の音楽ジャンルは演歌、フォーク、そしてニューミュージックが使われ初めていました

数ヶ月前の朝の報道・情報テレビ番組でJ-POPに関して、日本の音楽を聴いている外国人がどのように感じるかを放送していました。
その方達によればJ-POPは「メロディが甘い」というだそうです。
具体的にどういう事なのかと、外国人ロックギタリストがコード演奏で説明していて、欧米系の曲はメロディーからサビまでメジャー進行のまま進展するのに対し、J-POPはサビ付近でマイナーコードを織り交ぜることに特徴があるということでした。

リポーターの方はJ-POPの特徴的コード演奏を聴いて、「切なくなるメロディですね。」と表現していました。これを外国の方は「甘いメロディ」と感じるようです。

奈保子さんの曲について、私はたびたび「切なさ」と表現しています。
80年代の他の歌手の方と比べても、特にデビュー初期の頃の奈保子さんの曲はマイナーコードを織り込むメロディが多いのではないかと思います。

2つのCD BOX、「NAOKO PREMIUM」と「NAOKO LIVE PREMIUM」をそろえれば1980年~1996年までの奈保子さんの歌声を聴くことができます。それらの曲を聴き比べると、奈保子さんの歌声が少女の澄んだ歌声から優しさを帯びた歌声へと変化していくこと感じることができます。しかし、その中で奈保子さんの歌声が持つ「切なさ」は変わることなく心に響いて来ます。

「切なさ」はときめき、淋しさの裏返しであり、甘さも苦さも持ち合わせた心情だと思います。
奈保子さんの曲や歌声には、そのときめきも淋しさも伝わって来ます。胸の中に切なさが熱く呼び起こされるのを感じさせてくれます。

先ほどのJ-POPの特徴について聞いたとき、奈保子さんの曲はやっぱりJ-POPの系譜に連なる音楽、ルーツと言っていいかもしれないのだとあらためて思いました。


番組では「切ないメロディ」、「甘いメロディ」を持つ現在のJ-POPの代表として「いきものがかり」をあげていました。
「いきものがかり」の曲はよく好んで聴いている曲なので、私は典型的なJ-POP好きなのだとあらためて実感しています。