変わらず暮らしています

先週の、警察と若者の事件をきっかけに、
ロンドン、そしてイングランド中が騒ぎになっています。

始まりとなった、トッテナムは、我が家から車で３０分くらい。
サッカープレミアリーグのトッテナムホットスパーの本拠地です。
普段からちょっと怪しいエリアではあるのですが
いきなりエスカレートした所が恐いです。

その後、義理兄の夫婦が暮らす、クラッパムジャンクションや、
オックスフォードストリートなど、普段は安全なエリアにも飛び火、
地方にもあっという間に広がってしまいました。



昨日、コストコに買い出しに行った帰り、
バックミラーを見たら、ヘッドライトを煌煌とつけて
走ってくる軍団を見て、何かと思ったら、
地方から、ロンドンに向けて移動している警察車両の
一団体でした。

今日は久しぶりに、ドッグトレーニングに行ったら、
トレーナーの一人は、トッテナムに住んでいて、
ゆうべ、新しい車２台に放火され、すべて灰になってしまったとか。

そして、たまに買い物に行く、大きなスーパー「テスコ」の
ブレントクロスのお店も、襲われたそうです。

若者が、連絡に使っている携帯電話のブラックベリー同士の
テキストメッセージシステムも、昨日、使えなくされてしまいました。

昨年５月に、労働党から保守党に政権交代し、
ご多分に漏れず、前政権の大きな財政赤字を解消すべく
あらゆる公共のサービスを、大胆に締め付けざるをえず、
景気の急激な悪化で、働き口も見つけるのが難しく、
そして、この階級社会の一言では説明できない
社会構造や、あらゆる事に、澱のように溜まっていたストレスが
爆発してしまったという部分は、疑いようがありません。

警察すら大幅な予算カットで、大胆に減員を計っており、
今回の騒ぎを抑えきれなかったのも、
そこに原因があるのではと言われています。

でも、地域を守るべく、住民が自警団をつくったり
荒らされてしまった、街を片付けるべく
お掃除隊を形成したり、
暴れる人がいれば、片付ける人もいるというのが
この国らしいです。

我が家の近辺は、幸い、何も起こっておりませんし、
家族知り合いは皆、元気です。



お散歩も、いつもの通り。

あっ、クロちゃん、ホームステイ中です。

ご心配下さり、メッセージを下さった皆様
ありがとうございました。

取り急ぎ、ご報告まで。

我が家の男子

台風の影響で、大雨となった日光。
雨の合間に、滝だけは、見られました。


竜頭の滝、上から


華厳の滝

どちらも雨の影響か、豊かな水量で、大迫力。

で、こちらはおまけ。

ケツにフンとは・・



さて、我が家の男子にまつわる今回のエピソード

まず、成田に到着して、実家までの電車。
乗り換えもなく、改札を通って、始発なので、
座って、スーツケースも一人ひとつだけ。

４０分弱で、実家の駅に到着して、
改札を出ようとしたら、息子がポケットをごそごそ。

切符がない・・・って、まだ日本について
数時間しかたっていないのにいきなりこれか？？　

いくら探しても切符は見つからず、
「どうするのよ～」と半泣きの私を尻目に、
息子は、スーツケースを引っ張ったまま、
自動改札を強行突破。

「ちゃんと切符買ったんだから、いいんだよっ」
ピンポーンとか、なっているドビラをそのままにして、
出て行ってしまいました。

おろおろと後から私。
関係ない振りして、出て行きましたけど、
駅員さんもいたのに、なぜかお咎めなし。

息子はやっぱり日本人度が低いよなあ。。

そして、オット。
日光に出かけた日、「なんか痒い」って、
見たら、すごい蕁麻疹。

膝とか、ひじとか、真っ赤に晴れ上がるほど。
旅行保険に入ってきているので、病院に行こう、
といっても言う事聞かず。

中禅寺湖の近くには薬屋さんもないし、
日光市内にも大きなものはないそうで。

おもいあたるものもなく、
あえて言えば、疑わしいのは、
前夜に食べた「うなぎ？」

大好物なのにねえ（笑）

ロンドンに戻るとき、お土産にうなぎを頂き、
ありがたく持ち帰りました。

オットさんは、食べない方がいいんじゃないの？と
皆で進言したのに　
「絶対に食べる」

だって、本当に蕁麻疹の元がうなぎか突き止めたいから
リスクのほうを取るのだ。

だそうです。

ま、今回は、蕁麻疹でませんでしたけど。

日光で、蕁麻疹なのに、熱い温泉に入って
大丈夫なのかも心配しましたが、
「せっかくだから」ということ聞かず。

ついでにばらしてしまえば、
こちらに来る３日前、いきなり、半年前に割れて
数百回も歯医者に行けといったのに
そのままになっていた奥歯に、いきなり激痛。
どーすんだ？

騒ぎも、実はおこしておりました。

最後に、我が家の男子がロンドンにもどったあと、
実家の弟が、沖縄に家族旅行にいこうとして、
彼のサンダルが見当たりません。

そこに、なぜか玄関に残っている、
オットの巨大なサンダル。

ええ、オットさん、私の弟のサンダルを
しっかりロンドンに持って帰ってしまったのでした。
確かに似ているけど、見ればわかりそうなものを・・・

オットさんのサンダル、結局、沖縄に連れて
行ってもらってましたが、　その弟家族、到着そうそう、
台風の影響で、「明日帰ったほうがいい」
といわれ、涙、涙で、とんぼ返りしてきましたとさ。

家族みんなが、台風に翻弄され、
なんだ、かんだと、あいかわらず
一筋縄ではいかない
我が家でありました。

あっ、そうだ、まだあった。

ロンドンに帰ってきたら
「日本で太ったから」
と、ガレージに、巨大なエクスサイズマシーンが！！

ebayで、買ったそうで、
こんなに大きいと思わなかったって、、、

あげく、マシーンのパワーの調整が出来ないって、
だまされて、故障品をつかまされたのではないか？

と疑っている私は、優しいツマなのでありました。