London徒然草

「ばく」のロンドン日記

今日の良き日に

2010-10-04 | ロンドン暮らし


15年以上,一緒に暮らし、
家も二人それぞれ、もともと持っていた家を手放し、
新しい家を一緒に買って、
1年以上かけて上から下まで、なにからなにまで
すべて好みの家に作り替えて、暮らし、
このままずっといるのだろう、という誰も思っていたまわりの予想を裏切って、
義理のお兄さんが結婚しました。

お兄さんの60の誕生日の2日前
彼にとっても彼女にとっても
はじめての結婚です。



区にある、登録事務所で
人前結婚式。

アメリカから駆け付けた新婦の友人と
弟にあたる、我がオットさんが、証人です。

ウェールズに住んでいる義理のお姉さんと子供達も
我が家に前日からお泊まり。
車2台に分乗して行きましたが、
途中、大道路工事をしており、
予想を遥かに上回る時間を費やして、
式の時間に間に合うか、皆で心臓バクバク。

みんな知ってる、
「Four Weddings and a Funeral 」
の映画みたいなオープニングになってしまいました。

でも、何とか滑り込みセーーーーフ!

このあと、ごく親しい友人達と堅苦しくないランチを
したのですが、そこで懐かしい家族に再会しました。

ロンドンのテロで片足をなくしたデービットとその家族です。

あの時、おかあさんのお腹にいた赤ちゃんは3歳のかわいい女の子,アリスに、
ベビーカーに乗っていたマシューは前歯が抜けて、おマヌケ顔で、やんちゃな
男の子に変身していました。

デービット本人も、義足をつけて歩く事が出来るようになっており、
4人を見ていて、本当に、よかったなあと。

そして、帰り道、またまた大渋滞に巻き込まれ
1時間ほどの道のりを3時間もかかってしまったのは
大誤算でありましたが、
とても楽しく、うれしい日になったのでした。

最後に一つ、「なぜ、突然,今、結婚する事にしたのか?」
という疑問ですが、我がファミリーこういう事を聞く事が全員苦手。

一番若い No3に若さで、何気なく聞かせようと計りましたが,失敗!

でも、バリバリのビジネスウーマンの新婦の、
式の最中見せた、輝くばかりの
ティーンエージャーみたいな、うれしそうな顔を見たら、
そんな事は聞くだけ、野暮かもしれません。

さて、
「今日のお二人」



おしりをくっつけて、寝ています。
これはまたまた、進歩であります!