London徒然草

「ばく」のロンドン日記

きつね君

2008-01-20 | ロンドン暮らし


先日は、思わせぶりな『韓国ドラマ』のような、
終わりかたをして、申し訳ありませんでした。

衝撃の理由はこちら



我が家は、こちらで、『セミデタッチド』と呼ばれる、
二軒が壁を隔てて一緒に立っている構造。

我が家の玄関と、お隣の玄関が隣接しています。
で、その間に垣根があります。

その、玄関から一歩出たところの、垣根の下に、茶色い物体が。
よく見ていただかないとわからないと思います。

ピップのお散歩に出たとたん、目に飛び込んできました。

嫌な予感。

見なかったことにして、とりあえずお散歩にいって、
帰って来たら、もしかしたら、眠っていただけで
起きて、家に帰るかもしれない。


で......戻って来ても、まだそこに横たわっていました。
きつね君。

口からちょっとだけ血が。

それからいろいろ調べたり、電話をしたり。
でもほとんど隣家の敷地なので、お隣とそうだんしてくださいと
いわれ、隣家を訪ねたものの、お隣は主はホリディーで、お留守番さんのみ。

私も出かける用事があって、結局何も出来ずその夜はそのままに。

雨がしとしと降り続く夜、どんな運命で我が家の玄関先で
息を引き取ることになったのかと、思いは巡り。

その夜も更けて隣家のおばあさまから、電話があって、
引き取りを手配したので、明日までそのままにしてください

との事でした。

翌日、私が仕事に出ている間に、何もなかったように
きつね君はいなくなっていました。

車にはねられて、なんとかここまで来たのだろうな、と。