やはり、長いフライトの末、成田に着いて、一歩飛行機から降りたら、
むわっと生暖かく湿った空気に、戻ってきた現実感。
ターミナルの長い通路の、入国審査のてまえの階段に、
英語で「Welcome to Japan」
日本語で「おかえりなさい」
と書いてあって、ちょっぴり嬉しかった私です。
しかし、飛行機の中でたくさん見た日本映画は、「憑神」と「どろろ」。
まるで。妻夫木君のプロモーションですね。
ま、彼、可愛いから許そうかね。
あっ、「アンフェア」もみましたけど。
そして、どろろの最後の10分、
「♪この飛行機は着陸態勢に入る為、エンターテイメントプログラムは
ここで終了させていただきます♪」
という冷たいアナウンスとともに、画面はフリーズしてしまったのでした。
映画のさいご、どうなったのさ!? くやし~
日本のご飯をたべ、一年ぶりに「お風呂」につかり、
(イギリスの我が家では、お湯のタンクの構造上、お風呂にお湯をためて
入る事は、ほぼ不可能なんです=ほぼ、シャワーオンリー)
そして、眠ったものの、時差ぼけで朝の3時半には目が覚めてしまい、
同じく、起きている飛行機に乗ってから、飛行機酔いで何も食べられなかった
娘は、いきなり「おなかがすきすぎて眠れない」
そうで、二人でこそこそとキッチンに忍者のようにしのびこみ、
ふりかけご飯を食べさせました。
あけて、今日は早速、娘と二人、美容院へとんでいき(笑)
私は、縮毛矯正までして、ついでにお買い物。
ま、ユニクロですけどね。
髪の毛もシャープに切って、ご満悦です。
さてさて、
出発までのお話です。
さすがの私、出かける前日、やっとスーツケースを屋根裏から出そうと、
はしごを上ると、なぜか虫の羽音がぶんぶんと聞こえます。
ふと見ると、な、なんと
適当に手元にあったカバンをあわてて取って、ハッチを閉めました。
7月の初めには、絶対になかったのに、えらい突貫新築工事の蜂さんたちです。
イギリスのビルダーさんたちも、こんな風ならいいのにねえ。
そして、出発当日、
ピップの毛が気になったので、四角い部屋を丸く掃除しようと、
スイッチを入れたとたん、コンセントから、ボンという爆音と白い煙が!
私はびっくりして、吹っ飛び、
断線して、コードがぶっちぎれているのを見て、再度吹っ飛び。
日本と違い、240Vの国では、感電は命取りです。
おおこわ
あげく、当然ですが、階下のコンセントのブレーカーが飛び、
家の電化製品のデジタル時計が全て点滅に。
あとはよろしくたのみます、オットさん。
こっち、楽しくやってますんで!