シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

センター

2008-11-30 | カラダとこころ
昨夜の宴会のアルコールが抜けぬまま、今日はゆる体操のマニアッククラス(私が勝手に命名)に行って参りました。今日は私にとっては馴染みのあるトピック。

意識を下に向けたり、上に向けたりするだけで、どれだけ身体が変わるかというものでした。実際にやったことと言えば、まずは何も意識せずに身体を二人の人に持ち上げてもらう。それから、足の裏を意識してまた持ち上げ、意識を30センチ下に集中して、1メートル下、3メートル下・・と比べる。上も同じように頭を意識し、30センチ上に意識をおき、1メートル上、3メートル上・・と意識し持ち上げるというもの。

いつも地球と宇宙とは繋がるように意識しているけれど、こうやって比較をしたことはないのです~ごく面白かった。上に意識したときなんて、意識を高くすればするほど「私飛べるんじゃないか?」て思うくらい、どんどん軽くなるし持ち上げられる高さがどんどん高くなる。持ち上げられて降ろされるときも意識を高くしていれば全然怖くなくって軽やか。バレリーナが飛んだあとの着地のよう。意識を下にしたときは、下にすればするほど重くなって、3メートル下に意識を置いたら自分でも石になったかって思いました。絶対に動かない。

何の道具も要らない、お金も要らない、意識だけで身体がこれだけ変われるって、やっぱり意識は全てだな。

私が今まで通訳したヒーラーと呼ばれる人たちが言っていたことの共通点、それは「地球につながる、天に繋がることがいかに大事か」ということでした。天というのを宇宙でも神様でもいいんだけど、とにかく地球(下)と天(上)の間に自分が居て、そこのパイプが通っているイメージ。

自分ひとりの力なんてたかがしれてる。宇宙のパワーが通ったら無限の可能性がでてくるはず。

例えば、マッサージをしたり、カウンセリングをしたり、人に何かをするときにその人のエネルギーを受けちゃうっていうのも、「自分」がやっているから。私もマッサージしているとき「手だる」とか感じるときは、「あ、自分がやってた。違う違う。宇宙と地球のパイプパイプ」と仕切りなおします。

身体のことを学んでいても、武道でも踊りでも気功でも結局はこれ。精神的なことだろうが、身体的なことだろうが、行き着く先はこのパイプ、センターを通す・・というのが、色々なことをしてわかったことでした。

勿論歌うときもセンターを意識するようにはしていますが、まだすぐ意識がはずれますねえ。でもそれがまた面白い。そして、別にパーフォーマンスに限ることなく、日常生活でも意識するとしないとでは大違い。例えば、私は人のエネルギーに同調する性質のため、人ごみが大嫌い。阪急京都線の2人掛ロマンスシートも知らない人との距離が近すぎてしんどくなってしまう。

でも、そんなときにできるだけセンターを、そしてそれが上下に繋がっているのを感じるようにすれば人ごみも以前ほど嫌でなくなりました。と言っても「センターセンター」とぶつぶつ言いながら歩いていますが。

それだけでなく、自分が前向きになったように思います。
例えば「自分がどうしたいか」というのも無いのに愚痴や不平不満をエンドレスで言う人、ちょっと前まで私、そういった話を聞いたら気分悪くなったり、身体がガチガチになり「ああ、いやだよう」とその場から逃げることばっかり考えていました。

でも、最近は「いいこと言う人の間に居て、センターとって身体緩むのは当たり前。どんな状況でも身体を緩めていられるかっていうのが大事。これはテストだね。ふふふ、受けて立ったろうじゃないか」・・と愚痴、不平不満をBGMに自分の体でセンター取って緩むようにしています。これは私にとっては大きな進歩。

勿論、毎日色々なことがあるし自分がブレルこともある。でも戻ってくる場所が分かっていれば振り子のようにいつか真ん中で止まる。その止まる場所を自分の心で、身体で分かっていればブレルことも怖くない。

結局、真理、本質というのは何をやっていてもそこに繋がるようになっているのだなあと感じる毎日であります。

無駄なし

2008-11-28 | いいこと
最近は毎日色々なことがありすぎて、もう時間の感覚がよく分からなくなってしまう。やるべきことが終わらないうちに「はい、また一日おわり~」という具合。街ではクリスマスの音楽流れているし・・せかされるなあ。

生きていれば色々なことが起こるのであるから、流されてはいけな~い。せかされてはいけな~い。グラウンディングが大事な私であります。まあ、それよりもストーブの前でぼ~っと過ごす時間を減らすほうが賢いのですが・・・・

今日、かえるのチケットぴあでは、経由のお客様にチケット送付いたしました。その時思ったこと。

「無駄は無い」

実は私はこっそりお習字を習っておりまして、変体仮名(変態ではありません)で百人一首を書いたりしています。未だに暗号のような存在ですが、このシュルシュルっと流れるように書くのが面白くなってきています。しかし、それに加えて最近はペン字や硬筆も習うようになりました。

わたくし、小さい頃は書写展などに選ばれるほど字が上手だったのですが、大学生になって全く勉強をしなくなり、鉛筆を握らなくなった途端、漫画みたいな丸文字を書くようになり(これホントの話)それが今でも続いています。なので、ペン字を習いだしたときは、むちゃくちゃ下手だし丸文字になっちゃうし「あああん、ペン字面白くない~変体仮名だけでいいかなあ。」とも思ったけれどいつか役に立つかも・・と思いペン字もやっています。

そして、今日。たくさんの封筒に宛名書きをしていたとき、明らかに私の字は丸文字ではなかった。(あ~中身の手紙は丸文字の人多数ですわ。笑ってください。)特に、お目にかかったことのない方にもお送りしたので、そんな方には漫画の様な丸文字でない方がいいに決まってる。大人っぽいし・・という訳で、下手だからと言ってすぐにやめないでよかったペン字なのでした。

「無駄は無いのだ」

そして、私、来年4月からホメオパシーを本格的に学ぼうと決心いたしました。パートタイムなので月に2回から3回を4年間。

願書は月末までに出せば入学金が半額になるので、何としてもださねばならぬ。この願書にはいくつか作文を書かないといけないのですが、これも後手後手にする私はやっと先ほど手をつけました。今夜は徹夜か~と思っていたのですが、あっという間に終わっちゃいました。

こうやってブログを書いているお陰で、まとめる力や書くスピードが以前より早くなっているのに気づいたのです。ブログを書くとき、起承転結ほどちゃんとはしていませんが、イントロー山場-結論(曲の構成もコースメニューの組み立ても一緒ですね)だけは守ろうとしているのと、要らない情報をどんどんはずしていく作業はブログを書くことによって鍛錬されているようです。

あ~何事も無駄はないのです

ヌーヴォ

2008-11-21 | 食文化
昨日宅急便が来ました。

「え?私最近何も注文してないのに・・」とテレビニュースの見すぎの為、怪訝な顔をしながら出たら、宅急便のおじさんが「ボジョレーヌーヴォですかねえ」と渡してくれました。

あ~あ~そうそう、ヌーヴォだった。
ボジョレーではないけど。

今回注文したのは南仏ラングドック地方の新酒(ヌーヴォ)。お気に入りのワイン屋さんから「お勧めですよ~」と葉書が来て注文したのは何ヶ月前だっただろう?だから、すっかり忘れていました。

赤白一本ずつ目の前に置いているだけで、あ~美味しそう♪ この白ワインの色を見ていると、きっと太陽の恵みをいっぱい受けて華やかな香りなんだろうなあと想像してしまう。ワインは幸せを与えてくれるわ・・美味しいから飲み過ぎて身を滅ぼすこともあるけれど・・。しかし、この鼻づまりが治ってから賞味しないと香りがわからないからなあ、嗅覚戻ってからいただきましょう。

このボジョレーヌーヴォ解禁の日、3年前フランスで見たテレビに仰天しました。

日本でのボジョレーヌーヴォのイベントを特集していたのですが、なんと!ボジョレーワインのプールで水着姿の女の子たちがキャーキャー騒いでる・・体はもちろん紫色。ワイン風呂ならぬワインプール。庭で子供が遊ぶビニールのプールとちがいますよ。レジャー施設にあるような大型プールです。

次の日、クラスメートに聞かれました。「昨日ニュース見たんだけど、日本ではボジョレーの日、ほんとにワインのプールに入るの?」

私は見たことも聞いたこともないよ・・と。日本人みんながそんなことしているわけではないよ・・と。きっとごくごく僅かな人たちだけがやっているんだと思うよ・・と答えました。

私達もテレビで「アメリカでは・・」「ロシアでは・・」ってやっているのをよく見ますが、これと一緒ですね。ごくごく僅かな人達がやっていることでも、メディアで放映されるとあたかも多くの人がそんなことやっている様に誤解してしまいがちです。気をつけましょう。

私達は毎年11月第三木曜にワインのプールで遊んでいませんから。

レッスン

2008-11-19 | いいこと
昨日高熱が出て、峠を越したようであと一息のわたしの風邪。

家でゴロゴロしていたのですっかりテレビを見る癖がついてしまった。凶悪事件に詳しくなりたくないねんけど・・。

たまにいい番組もあり、さっき見ていたテレビは槇原敬之の特集番組でした。

今日テレビばっかり見てたら、ココアのCMでかかる彼の曲というか、彼の声が気になっていたところでした。

インタビューを見ててこの人、精神世界に深い人なんだと思いました。ソウルメイトという言葉、普通に使ってたし、「世界でひとつだけの花」の意味を一生かけて追求していく・・とか。

最近作った片思いの曲については、「年齢を経てわかるんですけど、片思いってすごいレッスンなんですよね。自分に振り向かない人に愛を送るって・・・」みたいなことを言ってました。「レッスン」という言葉を使うところが素晴らしい。

そう、すべてレッスンなんですもん。

色んなことが起こるけど、すべてレッスン。魂のレッスン。

そのレッスンは自分に越えられるものしか来ないから、大丈夫。

50:50

2008-11-18 | いいこと
昨日も「ブログ楽しみにしています」というメールをいただきました。ちゃんと定期的に書いている訳でもないのに、こうやって色んな人から言っていただいて本当に幸せなことだなって思います。

以前、「自分ひとりがいつも傷ついてるって書いてるけど、誰だって悩み事あるんだよ」と怒りのメールをいただいたことがあります。私は自分の意図していることとあまりにもかけ離れて伝わっていることにびっくりして、「へ?いやあ、そんなこと書いたつもりはないんだけどねえ・・」と思いましたが、でもそれは受け取る人の自由。

私も人の本を読んで色々な感想を持ちます。それは私の自由だもんな。「100%自分がそうだ」と思う本は自分が書く以外にない・・と大好きな斉藤一人さんの本に書いてありました。「だから、あなたが私の書いたこの本に100%同意できないのは当たり前です」と。

前にもここに書いたと思いますが、どんなに素晴らしい人、ことでも評価する人と否定する人はエネルギー的に50対50らしい。

エネルギー的にだから、100人中99人が「素晴らしい」と言っても残りの1人が99人分のエネルギーで否定する可能性がある・・

これ、知っていると人生楽にしてくれる気がします。


3秒の決断

2008-11-17 | いいこと
風邪をひいたかも・・・

朝、鼻がむずむずするのと目が痛かったのは、昨日公園を散歩したからだと思ってました。というのも、春は花粉症にはならないけれど、秋の植物の何かが反応するみたいで、秋に森へ行くと次の日えらいことになります。

しかし、寒気もしてきたからもしかして風邪かしらん。
何年ぶりかな。

ま、なったらなったで体の要らないものを出してくれる訳なので、「がんばれ、体!」と応援を送るのみだけど・・喉の痛みはちょっとつらいなあ。

「全てのことは思考が現実化している」という考えを基本的に私はサポートしているので、寒くなってきた時期に世間の人々が「わあ、こんなに急に寒くなったら風邪ひきそう」っていうのを聞くたび、「そんなこと言ってたら、思ってたら風邪ひきまっせ」と思いながら、自分の思考パターンをチェックします。でも「私は風邪をひく」という思考パターンを持ってなくって、ほっと一安心。

でも、さっき寒気がした瞬間、喉も痛いし、これは風邪かも?と思った・・そして、チェックしてみたらやっぱり「私は風邪です」という思考パターンが入ってました。人間って面白いね。後でシータヒーリングでしっかり取っておこう。
http://thetajapan.com/ (シータヒーリング)

でも、わたくし、今、後から考えると人生の転機になるような変化の時期だし、ま、風邪も久しぶりだから体から要らないものを出す為になってもいいかな・・と思っている自分もいます。たまには体のお掃除です。

しかし、原因は知っている。
かえるのチケットぴあをやっているとき、最初、あまりにもたくさんの予約メールが入り、人数把握できなかったりして、うれしい悲鳴ながらパニックになってしまった。そして、徹夜で薄着のまま人数調整と皆さんに説明メールを書いたりしてました。夜中には携帯の人も居るから送れないので、朝になるのを待って一斉送信。

それ以後も何やかんやで徹夜や睡眠不足が重なったけど「ま、いつもよく寝ているからいいか」で過ごしてきたんだけど、やっぱりよくなかったみたいです。

今回のチケットぴあにより学んだこと二つ。

どんなときにもあせらない。パニックにならない。
全てなんとかなるんだし、何とかすればいいのだ。あせると体も心も頭もおかしくなってしまう。広い視野をいつも持たなければならないのだ。いつも心はPeace & calming。こういうときこそ、アロマを嗅いだり、瞑想したり、センター感じたりする絶好のチャンスなんですけれど。テクニック知っていてもここぞっていう時に使わなければ意味ないよな。

そして、もうひとつ。
「即決、即行動」
今回予約を取った人というのは、「即決、即行動」だったわけです。

私もイベントに誘われても「どうしよっかなあああ」とかなりだらだら考える性質。でも、彼らの「即決、即行動」は見習おうと思いました。

「3秒で決断するべき!」とよく言われるけれど、ほんまにしている人が居るのね。素晴らしいと思います。

ということで、今日12月の最初の忘年会のお知らせをいただいて、直ちに参加表明のメールしました。今までだったらギリギリで返事していた私ですが、今回は3秒で決断+行動いたしました。

何をやっても人生を豊かにしてくれる色んな学びがあって有り難いことです。

ジャック ブレル

2008-11-16 | 外国語・文化
最近、フランス語づいています。フランス関係のイベントをネットで見つけ始めたのをきっかけに。今日はフランス語学校、アリアンスフランセーズのジャック・ブレル 没後 30 年記念講演会、『芸術家として,人間として』に行ってきました。
http://www.calosa.com/centrealliance/pgmculturel_jp.htm

現在アリアンスには通ってないけれど(ぐうたらやから無理)、「なんかイベントないかなあ」とネットで調べていたら見つけたのです。フランス人の先生が話し、通訳もつくと書いてあったので、シャンソン好きの母に話をもちかけたら「ジャックブレルは大好きだから是非いきたい」と珍しく熱心に言うので、「どうしよっかなあ」と思ってた私もつられて行ってきました。

実は、10分の1くらいしか通訳されていない状態だったので(通訳兼PC&ステレオ係の人がPCの調子が悪くてほとんどそれに追われていて通訳してなかった)、フランス語の分からない母には「ちょっと悪かったな」と思ってましたが、途中で舟をこいでいた私と違って、フランス語分からないのにちゃんと熱心にメモしてました。

母の影響でピアフやバルバラ、アズナブール、イヴモンタンなど、なんとなくシャンソンは聞いていても「ジャックブレルって枯葉の作詞家やったっけ?」とぼけた誤解をするええかげんな私。枯葉の作詞はジャックプレヴェールです。

講演会は、ブレルの歌手としての映像や映画、ミュージカルなどを見せてくれました。講演会を聞いていた、おそらくアリアンスの先生のフランス人マダム、50代後半か60代かな、彼女は「生ブレル」を聞きに行った事があるといってました。一同「へえええ」とびっくり。オリンピア劇場だったのかしらん。オリンピア劇場かあ、行って見たいなあ。前を通ったことはあるけど。

大ヒット曲「アムステルダム」を歌う昔の映像は、なんだかエネルギーの固まりみたいでした。全身のエネルギーを爆発させているよう。フランス人の毛穴から感情を出す感覚を思い出したりしてました。

この曲はデヴィッドボウイも英語で歌っていて、私はそっちの方が好きだったなあ。

ブレルはこれだけステージを踏んでも、すごい上がり症だったらしく、早くステージを下りたいといつも思っていたようで、全ての曲が終わると劇場をすっとんで、いくらアンコールを求められても決してしなかった・・その頃はすでに近くのバーでお酒を飲んでいたそう。

そして、大成功後、晩年はマルキーズ諸島で暮らすのですが、ここはゴーギャンの住んでいたところ。酒と女と遊ぶことが大好きな似ている二人は、楽しく二人でもりあがっていたそうです。今でもマルキーズに二人のお墓があって、フランス人観光客がよく訪れているみたい。ここの島の映像は本当にきれいでした。

私は南太平洋の島に行ったことがありません。
南半球で行ったことがあるのは、オーストラリアとペルーのみ。ニューカレドニアとかタヒチに行った人は絶賛するからなあ。マルキーズ島もいつか行って見たいなあ。

ポルトガルにファド聞きにいきたいし、ブラジルにボサノバ聞きに行きたいし、キューバでサルサ踊りたいし・・と講演会中、空想にふけってしまった。

音楽も世界の色んなところに連れて行ってくれるからいいねえ。

ぴあ

2008-11-15 | Weblog
一昨日の夜、バンドから私の予約受付ストップが発令され、その後の人数調整で一時はどうなることかと軽くパニックになってしまいましたが、やっと落ち着きました。慣れない対応で反省することしきりです。そして、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

しかし、うねりがすごかった。予約人数増やしたいんだけど・・というメールがガンガン、バンバン入ってきて、「ええ、うっそー。まじで。」の連続でした。これもバンドの求心力ですねえ。すごいなあ。お陰で「チケットぴあ」気分を味わわせていただきました。

「かえるのチケットぴあ」ではチケット発送業務を明日から始めます。

ありがとうございます。

ごめんなさい+ありがとう

2008-11-14 | Weblog
12月7日のライブ、私のお知り合い分から予約できる分は増やしてもらったにもかかわらず完売となりました。このままではものすごい数になりそうなので、もう締め切りとなってしまいました。たくさんの方が口コミで広げてくださって、予想をはるかに超える展開になりました。

興味を持っていただいたのにかかわらず、予約に出遅れて来れなくなった方がたくさん出てしまいました。本当に本当にごめんなさい。。申し訳ないです。

皆様の勢いに背中を押され、ぐーたらな私も来年は以前やったような自分のライブも行うことにします。そしたら、こんなお断りをするという悲しい事態もありません。

年末にライブに来ていただいた方にお礼の意味もこめて、心をこめてお料理したいなと思って忘年会を予定しています。今回、来ようと思ってたのにこれなかった方にも是非お越しいただきたいと思っています。

しかし、私一人で料理するとなると20人が限界かと思われます。広い場所は確保してありますが、参加希望の人数を考慮しながら、やり方をもうちょっと考えて、できるだけ希望に添える形にしようと思います。

しかし、今週は感動の週でした。
以前から栃木のお友達は来てくれると言っていて感動していたのですが、四国からも仕事が終わってダッシュで飛行機乗ってやってきてくれるし、大分の方もなんとかして行くと言ってくれたり、伊勢からも、名古屋からも、静岡からも、和歌山の人は忘年会を抜けてセカンドステージから来ると言ってくれるし・・みなさんの愛に感動して本当に涙がでてきました。

近場のお友達だってすごいです。予約方法が決まったよというメールをして、5分後に予約したよと言ってくれたり。海外に住んでいるお友達も自分は行けなくても、お友達に宣伝してくれたり。用事でどうしてもいけないけど、素敵な会になるよって電話をくれたり、メールをくれた人たち。そして、どんなときでも応援してくれる家族。

何万回ありがとうを言っても足りないし、ただただ有り難いと感謝するばかりです。ライブではこの感謝の気持ちが少しでも伝わるように、そしてこれなかった人にも気持ちが届くように歌います。

私が何かイベントをするたび、ライブだったり映画の上映会だったり、パーティーだったり英語の会だったり・・その度に皆が応援してくれる。自分の人生で私の一番の自慢はこのお友達です。

こんなに大きな愛をもらってるのに、私は返せているんだろうか・・とか考えちゃいます。でもきっと私の周りの素晴らしいお友達はこう言うんだと思います。

返すんじゃなくって流すんだよって。

いただいた愛はその人に返すだけでなく、他の知らない人たちにも流していくものなんですよね。

来年からは色んな楽しいイベントをもっともっとやっていきますので、遊びにきてくださいね。たくさん楽しい仲間を増やして楽しい人生にしますよ。

この人生で私に出会ってくれてありがとう。
今回こんな感動を味あわせてもらったのもこのバンドに入れてもらったから。誘ってくれた人たちありがとう。

そして、大事な時間を使ってこれを読んでくれた皆さん、ありがとう。

太陽政策

2008-11-12 | Weblog
またチキンねたです。

紀伊国屋に乱丁本のチキンスープの本を交換してもらいに行きました。といってもかなり前に買ったので(ずっと置きっぱなしだった)レシートも無し。変えてもらえるかどうか分からないけど、聞いてみないと分からないし・・しかし、本屋さんに近づくにつれて心が重い。ああ、このままではおなかが痛くなりそう・・なんなんや、これ?なんで?

この謎は本の交換後、歩いているときに分かりました。

紀伊国屋さん(交換してくれたから「さん」づけ)では、若いおにいちゃんが先輩に聞きまくって色々調べて交換してくれました。丁寧にお礼を述べた後、なんでおなかが痛くなりそうだったのか、ピ~ンときたのでした。

頭では「レシート無いし無理だったらいいや」と思いつつ、どこかでダメといわれたらごねないといけないと思っているのです。自分の主張を通さないとって。それは海外からの経験から来ているんだけど、例えばこの本の交換でも自分達が面倒だというだけで海外(私が関わった国々)では、ほとんどの場合、こんなことしてくれません。でも、強く主張すれば交換してくれることがほとんど。そのクセがしみこんでいるのです。

20代で居たアメリカは大人になって初めての体験をたくさんしたところ。店員と話していても埒明かないと思えば、あからさまにデカイ態度を取り「スーパーバイザー(上の人)だして!」という切り札を出しまくってました。どうみても子供にしか見えない私ががんばってがんばって闘っていたと思えば、笑いや愛しさも今ではこみあげるくらいですが、その頃はこんな「ええかげんな地」に住むのに態度で示すことは必要なことだし、当たり前だと思ってました。アメリカ人にも「ちゃんと主張したのか?」といわれるし。ちなみに後に住んだフランスでは「ああ、なんてアメリカはきっちりした所だったんだろう」と思う羽目になりましたが。

フランスで全ての荷物、16個の箱を郵便局になくされ、1ヶ月の間、パリの郵便局を歩き回り郊外の集荷所やセンターに毎日電話をかけていたときも、きっと何が嫌だったって自分の怒りを表現しなくてはいけないことだったのかなって今は思います。

本当なら私も心穏やかに人と交流したい。でも、「強い態度で出ないといけない」というクセが私の中にあるんですよね。でもそれって怒りで人をコントロールするってこと。自分の欲求が通っても店員も私も気分が悪くなるなら、本代は浮いてもエネルギーの観点から言えば、むちゃくちゃ勿体ないこと。本なんて1000円くらいなんだから、お互い気分が悪くなるくらいなら、もう一冊買えばいい。

フランスの郵便局事件も、ストレスで体にかなり影響を与えたし、考えれば全ての荷物の合計金額がいくら高くても、あれだけ嫌な気分の一ヶ月、おまけに体にも変調をきたしたことを考慮したら、最初からあきらめて楽しく過ごした方がずっとお得だったんだと今思いました。北欧旅行もキャンセルしたけど、荷物のことは忘れて行くくらいでちょうどよかったんだ。

荷物で一番気になっていたのは母が「これなら寒いパリでも大丈夫。パリで着なさいね。」と以前買ってくれたコート。私がフランスに行きたいと思っているのを知って、あるとき買ってくれました。だから、「あれだけは取り返さなくっちゃ」って思っていたら、面白いことに一番最後まででてこなかったのがこの箱。執着とは面白いものです。執着すればするほど手に入らない。

「北風と太陽」じゃないけど、「自分の欲求を通す」「自分を主張する」にもできるだけ太陽でいたいなって思います。ほんまにここぞ!っていうときは、強い態度も必要だけど1000円くらいのためにそんなことはするのはもうやめよう。特に日本ではみんなある程度ちゃんとやってくれるんだからねえ。

そして、目に見える「いくら損した」とか「得した」とかそんなことより、見えないけどもっと大事なエネルギーレベルで損得を考える人になろうって思いました。目に見えることなんて氷山の一角なんですからね。

さすが、チキンスープ、付随する体験でも素晴らしい気づきを与えてくれました。