今回の旅は感動がいっぱいあるのだけれど、一番はケニア人との心のふれあいかもしれない。
32人のグループの私たちは毎日くじで6台のジープに分かれて移動します。
ケニア人のドライバーさんとガイドさんと共に、ケニアに広がる国立公園に向けて移動します。
6時間や7時間移動はザラです。
舗装されている道はいいですが、舗装されていない道も多く、道なき道を行く場面もありました。
Bump! Bump! Bump!
縦揺れが激しく、日本では車酔いしない私もヘロヘロになりました。
毎回素敵なロッジに泊まり、早朝と夕方にサファリに出かけます。
国立公園内をドライブし、ドライバーさんやガイドさんが動物を見つけてくれます。
それがもう、職人技。
ライオンだ!とか豹だ!って発見し、近くまで連れて行ってくれます。
でも、私たちには豆粒にしか見えない・・それだけ、遠いし見えにくいのです。
そして、一番よく見れる場所をジープをガンガン運転して、一生懸命探してくれます。
その一生懸命さに私は一番感動したようにおもいます。
本当に私たちのことを考えてくれて、私達を心から喜ばせてくれます。
毎日、サファリから帰ったあと、なんともいえないすがすがしさ、気持ちの良さは、動物を見れた感動だけでなく彼らの気持からきたものだったとおもいます。
日本人も勿論一生懸命仕事をする国民です。世界的にみても珍しいくらい。
彼らと何が違うんだろうって考えた時に、日本のサービスにはどこか義務感を感じるからかもしれません。どこかにマニュアルや決められていることっていう匂いがする。勿論、その仕事を本気で大好きな人もいるし、そういう人に当たると気持がいい。
ケニア人のガイドさんとよく話しましたが、いつも「この仕事が大好き」「お客さんがハッピーになったら私もハッピー」って言ってました。
それって本質。
そして、それだけでいいんだよな。
本当はシンプルで簡単。
私たちは人生をとっても複雑にしている。
頭をハンマーでガーンとやられるくらいです。
ほんとにピュアで陽気な彼らがおしえてくれたことは、とってもシンプルなのでした。
これからは私のやって行くことも変わりそうです。
やっぱり思ったとおり、4年前のイスラエルの旅同様、今回のケニア旅行もたくさん心を揺すぶられ人生を動かす旅になりました。
象さんはたくさんみました。これもドアップで前を横切ってくれました。
いつもファミリーで移動する象さんはほほえましかった。
キリマンジャロ。
普段は雲がかかって滅多に全貌が見えないそうなのに、2日ともくっきりと見えました。ミラクルトラベルです。