シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

西海岸

2014-05-24 | フランス


「フランス西海岸の夏休み」

反則だよ~
このタイトルに素通りはできず買ってしまった。

でもフィガロの旅バージョン、すごくいいです。

フィガロ「アルザス地方特集」はアルザス旅行にとっても役に立ちました。

載ってたレストランは本当に美味しいレストランだった。

フランスでフランス人に「左の雑誌」とか言われたけど、日本のフィガロは全然違うのである。
普段はファッション界の業界紙って感じで私にはあまり面白くないから買わないけど、旅がテーマのときは結構買っています。ヨーロッパの田舎シリーズはたまっています。スペインやイタリアの島特集とかすごい奇麗。

フランスの西海岸はいったことない。

海岸ではないけど西はボルドーどまり。



こんな感じ。

女性のハートをくすぐりますね。

う~行きたい。





ナターシャ ライブスケジュール


ライブ予約&お問い合わせ
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6月7日(土)神戸サテンドール

ザ、ジャズ!のライブです。

ナターシャ(vo)
五島健史(tb)
杉本亨 (p)
森本良平(b)
柳佑樹(ds)

チャージ 1200円 
スタート19時30分~

ご予約は私 下記のアドレス、

customer★alinfini-sasaki.com
(★マークを@マークに変えて) 
或はサテンドールさん(電話)078-2442-0100までお願いします。




6月22日(日)大阪なんばセラーバーケントのイベントに参加します


オープン16時
スタート16時30分

チャージ¥2000(ワンドリンク込み)

1バンド30分から40分の演奏で、私は4つめに弾語りで出ます。


ご予約は私の方までお願いいたします。
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1st オリジナルソング「ありがとう」 ナターシャ youtubeにアップしてます。


Au revoir! 

2006-11-04 | フランス
もうすぐパリにお別れの日だ。航空券も6ヶ月オープンだし、荷物も預かってもらっているので、旅行では必ず来るが、また暮らすかどうかはわからない。一旦引き上げることが決まったとき、一番に浮かんだのは「もうちょっとフランス語が上手になりたいな」ということだった。せめて自分の英語力くらいになって欲しいと思うのだが、これは日本でもある程度はできること。モチベーションさえ維持できれば・・これが一番大変なことは外国語を教えてきた私にはよ~くわかるが。

なんだか今はパリにご縁がなかったみたいだ。エクスからパリに引越した時は、ポストに無くされた荷物を探し回り、近年まれに見るストレスフルな一ヶ月を過ごし、そしてやっと住めると思ったら(しかしこの荷物探しのトラウマからか、ちょっと嫌になっていたのも事実だけど)日本に帰ることに。

確かに、今の私にはパリは都会すぎるのかなとも思う。自分の人生が自然のリズムで暮らしたいという方向に向いているし、考えれば大阪に出るだけでもしんどい、東京なんて人が多すぎて絶対住めないなんて言っている私に都会に住むのは向いていないのかもしれない。そして、南仏のよさがパリに行ってから余計に感じるようになり、やたら懐かしく思うし。

しかし、パリの街並みは本当に美しい。ちょうど今の季節、木々の葉が色づき、落ちていく。セーヌ川沿いの景色なんてため息がでるほどだ。

犬の糞も法律で規制するようになったからか、犬の糞が大量にあった以前に住んでいたエクスの街と比べてしまうからなのか、パリの犬の糞も少なくなったと思う。とは言っても存在はしっかりしているけれど。

写真はデパートプランタンの屋上から撮ったもの。この屋上はパリの街が一望できる私のお気に入りスポット。この美しいパリの景色に魅了され世界中から観光客が途絶えることなくやってくる。私もこの景色に魅せられやってきたんだもんなあ。

では、しばらくパリに Au revoir! 再見。



引越しによせて・・

2006-11-03 | フランス
引越し準備も整ってきた。引越しの準備はちょっと悲しい作業から始まる。店から出る不要な段ボール箱を店の前にあるゴミステーションから取ってくる作業だ。勿論、きれいなものを選ぶので、服屋か薬屋が一番好ましい。しかし、パリはまだどこからきれいな箱が出るのかがわからないので、4つくらいしかゲットできなかった。時間がないので、残りはブリコラージュ(日曜大工)の店で買ってきた。

今回の引越し荷物は、クロネコヤマトにお願いした。自分も日本に帰るので別送便で送れる。こちらは25キロまでなので、それに入らない書籍のみ郵便局で送る。前回の引越しで私の荷物を16個もなくした郵便局のシステムはよ~くわかっているので、無くされても泣かないもの、つまり無くなっても日本で買えるものだけを送った。窓口で「4日で着く」なんて言われたが、誰がそんなもん信じるかい。しかし、クロネコはすごい。ちゃんと家まで取りに来てくれた。パリは都会だ。

予定外の帰国なので、もし戻ってきたときの為、友人のご好意に甘えていくつかの荷物は置かせてもらった。フランスに来てから、私はお友達にたくさん助けてもらった。私は助けられて生きているんだなあとフランスに来て何度も思った。以前は、人に頼んだりお願いするのがすごく苦手だった。いつもなんとか自分で・・てがんばってきたが、今は素直にお願いする自分がいる。

きっと以前は自分が人に素直に頼れなかったから、人に頼るような人が嫌だったんだろう。そして、それを見てより一層「自分は人に頼らずがんばろう」って思ってた。色々な出来事があって、そういうのはだいたい痛かったり、辛かったりする出来事だけど、そのせいで私は人に頼まないといけない状況になった。最初は心の中で抵抗があったが、段々人に素直にお願いできるようになってきた。

人生の出来事って、全てバランスを取るために起こるんだなあと思う。私が素直に人に頼めないから、人に頼む状況を作ってくれる出来事が起こる。心の中のぎゅ~っとかたくなになったところを、「ほぐしなさい」というメッセージの入った出来事が起こるのだと思う。

さて、今自分の目の前にある出来事は何のメッセージなのかなあ。どんなかたくななところをほぐせと言っているんだろうなあ。

おかいもの 2

2006-11-02 | フランス
この写真なんでしょう?これは、パキスタンのお塩。私の住んでいる近くにあるお洒落な食品デパート「ボンマルシェ」で発見。ちゃんとすぐに料理できるように砕いたものもあったが、私はこの水晶?と見間違える塊の塩にした。これなら料理だけでなく、トイレや玄関などの置き塩にも見た目が綺麗だし。

この街は私が今まで行ったどこの街よりも買い物が楽しい。今日のもう一つの嬉しいお買い物は、ボンマルシェの前のチョコレート屋さんの出しているココア。Jeff de Brugesというお店でブルーと茶色でセンスよくパッケージされている。このココアのパッケージがまたかわいい。シンプルでありながら、かわいらしいものがこの街には溢れている。

でも実際、暮らしていると「今日のおかず何にしよう?」と見るものは野菜や肉やお惣菜で、こんな綺麗なお塩やココアも「う~んちょっと高いな」と買わないだろうな。(どちらも6ユーロくらいでそんなに高くないのだが)もうすぐ日本に帰る今は「これは日本にないよな」と思ったものは即ゲット。学費の返金やアパートの前金などが返って来る予定なのでかなり気が大きくなっていて自分でおかしい。

近所にはFNACといって本・CD・DVDなどがそろう大型店があり、そこではフランス語の本を購入。文法の練習問題などは、フランスに旅行する度に購入し、ほとんど手もつけていない在庫をかかえているため、語学学習書コーナーは素通りした。今回は小説コーナーへ。「ほんまに読むんかいな・・」と何度も自分で突っ込みをいれる度に、「読む」「絶対読む」と返事をしつつ数冊購入。

フランス文学を読みたいところだが、すぐに「わからへん、ギブアップ」となるのは目に見えているので、今回は日本文学ばかりを選んだ。日本の小説の翻訳本は何冊か読めた経験があるので、ちょっと自信をつけていて「最後まで読めそうなもの」というテーマで選んでみた。

フランスに来て驚いたことの一つは、たくさんの日本の小説が翻訳され読まれているんだということだ。パリのような大都会ならまだわかるが、エクスのような小さい街でもかなりの日本の文学が翻訳されて本屋で売られていた。夏目漱石や川端康成などの古典的な文学は勿論売っているし、村上龍・村上春樹もとっても人気がある。時々「え、誰?これ」という日本ではメジャーじゃない人たちの本も翻訳されていて面白い。

今回私が選んだのは、山田太一著「異人たちとの夏」"Presences d'un ete"、 村上春樹著「神の子どもたちはみな踊る」"Apres le tremblementde terre (直訳すると「地震の後で」)、吉本ばなな「キッチン」(kitchen)。もっともっと買いそうになったのだけれど、この辺でストップ。いつかするするっと本を読めるようになる日を夢見てがんばろう。

再会

2006-11-01 | フランス
Toussaint(万聖節)のお休みを利用して、南仏エクスのお友達一家が彼女の田舎の実家に行くそうで、一緒に行かないかと誘ってくれた。自然がいっぱいの田舎らしいし、何よりも日本に帰る前に友達一家と一緒に時間を過ごしたかったが、私の体調がよくなかったので断った。彼女達はパリまで上京し、そこから車を借りて行くので、パリで少しの時間だけれど会えることになった。

リヨン駅での待ち合わせだったので、大きな駅だし休みで人がいっぱいだろうから果たしてちゃんと会えるだろうか・・と少し心配しながら待っていたら、彼女が向こうの方から私を見つけて早足で来てくれた。

彼女が力いっぱいハグしてビズ(ほっぺたにチュチュとする挨拶)してくれたら、私の目から涙がぼろぼろと出た。きっと私は相当心身ともに疲れていて、心も体もぎゅうっと硬くなっていたんだろう。そして、彼女の大きな大きな愛に包まれたら、カチカチになっていた心も体もほわあんと緩んだんだろう。それを見た息子達はびっくりして「どないしてん」て言ってたが、涙が止まらなかった。

彼らとは何時間か一緒にいただけだけど、すごく楽しかった。彼らと居ると「ああ、もっとフランス語がわかって、話せるようになりたいな」って思う。そして、いつか彼女のように、大きな愛情で人を包み込み、心をほどかせるような人に私もなりたいなって思う。そして、そんな人と出会えたことに本当に感謝している。

Toussaint (万聖節)

2006-10-30 | フランス
Toussaintという祝日が11月1日にあるのでこれを含め学校などは秋休みになる。万聖節と訳されているがtous=全て、saint=聖人なのでそのままの訳。この祝日の前夜に行われる祭りがハロウィーンだが、フランスではハロウィーンはさかんではない。「アメリカのお祭り!」という感じで、お店のショーウインドーにはそれらしきディスプレイがされているが、コスチュームを着けて歩いている人はそんなに見ない。

銀行などは1日だけがお休みで、お店は店によってやっているところとお休みのところがある。祝日だからと言って全てが閉まってしまう休みとそうでない休みがあるのでややこしい。Toussaintの日はお墓参りの日でもあるため、花屋に白や黄色の菊が並ぶのが日本と同じで面白い。菊はなんだか日本っぽいと思っていたけれど、同じなんだ。

シンガポールに住んでいるとき、お墓の近くを車や電車で通ると「あれ、お花がいっぱいだ」と思う日があって、それはお彼岸の日だった。しかし、この関連で一番私がびっくりした出来事はシンガポールのお盆だ。勿論、多宗教の他民族国家なのでこれは仏教徒の話だが、お盆の頃会社で熱心な仏教徒たちが集まって、色々なものを焼いていた。お店でその「焼くものセット」は売っているそうで、花輪であったり、飾りであったり派手なものが多い。ご先祖様がさみしくないように焼くそうだ。その中で私が一番びっくりしたのが、おもちゃのお札で、その銀行の名は「冥土銀行。」天国でも冥土銀行発行のお金を使うという発想にびっくりした。銀行名がすごい。

しかし、ご先祖様って一人でも欠けてたら今の自分は生まれてないってことだから、本当に感謝しなくっちゃ。日本に帰ったらお墓参りに行こう。


クレープ再び・・

2006-10-27 | フランス
別に好物ではないのだが、もう一度カリッとしたクレープが食べたくてクレープ通りに行った。お昼はやってないのかなあ・・と前回来たときとうってかわって静かなrue de Monparnasse (モンパルナス通り)に11時半ごろに行ったが、お目当てのお店はちょうどもう少しでオープンというところだった。そして、ラッキーにもお昼は10ユーロでおかずクレープ、デザートクレープ、シードル(りんごの発泡酒)のセットがあるではないか。

おかずクレープは、ハム、チーズ、卵入りでデザートクレープはマロンクリームを選んだ。夜は一皿に二枚のクレープが折りたたまれていたが、お昼は値段が安い分、一枚ずつのクレープだった。しかし、一枚でもボリュームは満点どころか、かなりおなかがしんどい。

このお店は人気店らしく、12時を過ぎるとどんどん人がやってきて満員になった。おかずクレープはそば粉、デザートクレープは小麦粉で作るようで色が違う。このお店はシードルもかわいいブルターニュのお椀で飲む。ここのクレープ焼きのおじさんは、一日何枚クレープを焼いているんだろう。じっと焼いているところを見ていてふと思った。職人さんの仕事は美しい。無駄な動きが全く無いんだもん。

きっとこれは本当のブルターニュ風クレープだろうし、クレープはもう満足したからいいんだけれど、次回フランスに来た時には是非ブルターニュに行ってみたいなあ。ケルト人の文化が残っていて、そしてあんなに北にあるのに南仏と同じくらいの日照時間らしい。今は体力がなくて、クレープ屋でもシードルもほとんど飲めなかったが、ブルターニュに行くときはシードルやカルバドス(りんごの蒸留酒)を堪能できるくらい元気になっていたいな。

今日も曇り・・

2006-10-26 | フランス
パリは今日も曇り。一日一回はしとしとと小雨が降るので外出時には折り畳み傘が必要だ。まだそんなに寒くはないし、散歩するにもちょうどいい季節だが、日照時間が少ないというのを実感できる。

パリジャンたちは、ヴァカンスになると南仏にやってくる。今年の夏、外出を控えるようにという警報みたいなものまで出るくらいの酷暑だった南仏に、「なんでこんな暑いところにやってくるんだろう。私だったら涼しいスイスでも行くわ。」なんて思っていたが、少し理解できた。秋でこの日照時間となると、冬にはもっともっと少なくなる・・・やはり太陽を求めて南仏に行くのか。

しかし、酷暑の中ビーチで裸になって肌を焼くのは、体にとって絶対危険。いくらなんでもやりすぎ。かといって、肌が焼けるのを嫌がるのは分かるが、帽子に日傘、サングラス、スカーフ、そして極めつけの白い長手袋をつけて夏の南仏の町を歩いていた日本人女性の団体もやりすぎでしょう。殺虫剤まく人たちの団体かとおもったわ。

私の好物

2006-10-25 | フランス
私のフランスでの好物をご紹介。どちらも日本では食べられないので今日は食べてきました。

まずは、ファラフェル。ひよこ豆のコロッケやたくさんの野菜をピタパンにはさむユダヤ系のサンドイッチ。マレ地区に行くとユダヤのシナゴーグ(寺院)があり、このあたりにはこのファラフェル屋がたくさんある。これをかじりながら歩いている人も多い。今日は私はお店でいただきました。

もう一つはリューバーブのタルト。リューバーブは蕗(ふき)の一種でジャムとしてもよく売られているが、これがすっぱい。このすっぱさとタルトの甘みのコンビネーションがたまらない。ここまですっぱいタルトって日本にはないからとても新鮮。

あと日本で食べられないもの・・なんだろう。滞在中に食べなくっちゃ。


モンパルナス駅

2006-10-24 | フランス
私の住んでいるのはモンパルナス駅の近く。地図ではセーヌ川の下側の左岸と呼ばれるところで、近くにはモンパルナスタワー(といってもビルなのだが)がそびえたつ。ここは旅行で来た時にはほとんど知らなかったが、とーっても便利ないいところだ。

駅の近くには、デパートのギャレリーラファエットがあり、たくさんの洋服のブティックが入っているし、外に出ると「レンヌ通り」という大きな通りがあり、ZARA, MANGO, PROMO, 123, KOOKAI`などなど女の子の大好きなブティックがそろっているし、なんといっても右岸の買い物プレイスに比べて断然人が少ない。なのでゆっくり買い物ができる。もう少しセーヌ川、サンジェルマンの方に歩いていくとこれまた靴屋がたくさん並んでいる。

モンパルナス駅はブルターニュへの列車の発着駅なので、駅周辺にはブルターニュ名物のクレープ屋がひしめきあっている。シードル(りんごの発泡酒)も種類が豊富。勿論サイズは大きいが、食欲に自信のある方は おかずクレープとデザートクレープを一枚ずつどうぞ。私は前回はズッキーニ・チーズ・ベーコンのおかずクレープでせいいっぱいで、胃のスペースの都合で、デザートクレープは友達のをつつかせてもらうくらいしか食べれなかったが。

・・とモンパルナス駅周辺の宣伝でした。