ミッチェルメイという人の本を友達が「すごくいいから読んで。しばらく持ってていいから」と貸してくれていました。その時はあまり読む気がしなかったのですが、出会いとはベストなタイミングで来るもので、これもまさに最高のタイミングで本棚から取り出し読みました。
彼の顔は一度見たら忘れられないほどユニークなお顔なんで、私も写真でよく見たことがありましたし、彼の会社の作っている完全無欠のオーガニックサプリ、ピュアエナジーは私が好んでお買い物をする会社のチラシにはよく出ているので、宣伝で彼のことはざっとは知っていましたが、知れば知るほどすごいなあと思いました。
彼は1972年に自動車事故で医者からは絶対絶望を宣告されました。砕けた骨が40箇所以上もあり、感染症がひどく命が助かりたいのなら足を切断するように毎日毎日言われるわけですが、彼はかたくなにそれを拒否します。何メートルか先の人が動いても体には痛みが走り、体液が目から、体から漏れている状態でした。その状態でナッシュビルからロサンジェルス、UCLAの病院に搬送されます。
そのときファーストクラスの座席を4つはずして彼のベッドを入れたので、乗客が飛行機に乗り込むたびに彼の横を通らなければいけません。彼は全身ギプスでロングヘアー、体重35キロの異様な状態・・多くの人にとって気味悪く恐ろしかったわけです。そうすると、彼はそれを感じたときに、痛みがさらにひどくなりました。
他の人に対して私達の想念、感情が相手の人に必ず影響を及ぼしているということを感じました。200人乗りの飛行機、乗り込む客、ひとりひとりのエネルギーを感じ、皆が自分を死神のように思っていることにとても耐えられないと思います。
そのとき、神父と修道女が通りました。
今まで通った人は一瞬彼を見て目をそらす。でも彼らは違ったのです。
「初めて、私を見て本当に私と繋がってくれた、そう思ったのです。すると私の痛みが和らいでいくのを感じました。私の恐れもしばらくのあいだ和らぎました。
それは彼らが私を見ているのでなく、彼らの目を通して、スピリットが私を見てくれているのが分かったからです。だから、彼らは私がこのように壊れていてる状態を見たと同時に、私の完全性、いわば魂の完全性をみてくれていたわけです。
それ以外の乗客は皆、私の壊れている状態だけをみていたわけです。そして、壊れている私を見たときに、彼ら自身の内側に眠っていた、ある恐れが触発されてしまったわけです。神父さんとシスターたちは慈愛の目で私を見てくれたのです。
誰かがその人の本当の姿を見てあげることができれば、その人の中にある「本当の自分」はその姿を現すわけです。そのときに、私が学んだことは、相手の人がたとえどんな状況にあろうとも、その人の本当の姿を見る、ということです。」
この本の中でいくつか感動した部分がありますが、ここはその一つ。
私自身、外国人ヒーラーの通訳をして感じていたことがあります。大きなイベントにもブースを出してセッションを行うこともあるのですが、やってくる人の中には私の目には いわゆる「わ、やばい」精神的に危ないという感じの人も居るわけです。
でも素晴らしいなと思えたヒーラーは必ず「彼は魂がピュアよね」とか「彼女はほんとにキュートだわ」とか言うのです。それを聞く度に「ああ、私は一体何をみているんだろう?」と思うことがしばしばでした。彼らと私は見ているものが違うなあと。
ミッチェルはその後、後に彼の師となる偉大なヒーラー「ジャック・グレイ」のあらゆる次元でのヒーリングにより奇跡的に回復し、無報酬で非常に質の高いヒーリングを彼自身がまわりの人々に施し、それを受けたい人が毎日列をなすようになります。
そこで、ヒーリングの代替物として完全無欠のオーガニック製品を出し、異例の販売を達成していきます。彼はまさにスピリチュアリティとビジネスを融合させ成功した新しいタイプの経営者です。読めば読むほどここまで徹底するとは・・と彼のビジネスへの態度に感動さえします。
明日本を返すので、その前に皆さんにもシェアーしたかったのでした。
「ミッチェル・メイ・モデル」VOICE出版
彼の顔は一度見たら忘れられないほどユニークなお顔なんで、私も写真でよく見たことがありましたし、彼の会社の作っている完全無欠のオーガニックサプリ、ピュアエナジーは私が好んでお買い物をする会社のチラシにはよく出ているので、宣伝で彼のことはざっとは知っていましたが、知れば知るほどすごいなあと思いました。
彼は1972年に自動車事故で医者からは絶対絶望を宣告されました。砕けた骨が40箇所以上もあり、感染症がひどく命が助かりたいのなら足を切断するように毎日毎日言われるわけですが、彼はかたくなにそれを拒否します。何メートルか先の人が動いても体には痛みが走り、体液が目から、体から漏れている状態でした。その状態でナッシュビルからロサンジェルス、UCLAの病院に搬送されます。
そのときファーストクラスの座席を4つはずして彼のベッドを入れたので、乗客が飛行機に乗り込むたびに彼の横を通らなければいけません。彼は全身ギプスでロングヘアー、体重35キロの異様な状態・・多くの人にとって気味悪く恐ろしかったわけです。そうすると、彼はそれを感じたときに、痛みがさらにひどくなりました。
他の人に対して私達の想念、感情が相手の人に必ず影響を及ぼしているということを感じました。200人乗りの飛行機、乗り込む客、ひとりひとりのエネルギーを感じ、皆が自分を死神のように思っていることにとても耐えられないと思います。
そのとき、神父と修道女が通りました。
今まで通った人は一瞬彼を見て目をそらす。でも彼らは違ったのです。
「初めて、私を見て本当に私と繋がってくれた、そう思ったのです。すると私の痛みが和らいでいくのを感じました。私の恐れもしばらくのあいだ和らぎました。
それは彼らが私を見ているのでなく、彼らの目を通して、スピリットが私を見てくれているのが分かったからです。だから、彼らは私がこのように壊れていてる状態を見たと同時に、私の完全性、いわば魂の完全性をみてくれていたわけです。
それ以外の乗客は皆、私の壊れている状態だけをみていたわけです。そして、壊れている私を見たときに、彼ら自身の内側に眠っていた、ある恐れが触発されてしまったわけです。神父さんとシスターたちは慈愛の目で私を見てくれたのです。
誰かがその人の本当の姿を見てあげることができれば、その人の中にある「本当の自分」はその姿を現すわけです。そのときに、私が学んだことは、相手の人がたとえどんな状況にあろうとも、その人の本当の姿を見る、ということです。」
この本の中でいくつか感動した部分がありますが、ここはその一つ。
私自身、外国人ヒーラーの通訳をして感じていたことがあります。大きなイベントにもブースを出してセッションを行うこともあるのですが、やってくる人の中には私の目には いわゆる「わ、やばい」精神的に危ないという感じの人も居るわけです。
でも素晴らしいなと思えたヒーラーは必ず「彼は魂がピュアよね」とか「彼女はほんとにキュートだわ」とか言うのです。それを聞く度に「ああ、私は一体何をみているんだろう?」と思うことがしばしばでした。彼らと私は見ているものが違うなあと。
ミッチェルはその後、後に彼の師となる偉大なヒーラー「ジャック・グレイ」のあらゆる次元でのヒーリングにより奇跡的に回復し、無報酬で非常に質の高いヒーリングを彼自身がまわりの人々に施し、それを受けたい人が毎日列をなすようになります。
そこで、ヒーリングの代替物として完全無欠のオーガニック製品を出し、異例の販売を達成していきます。彼はまさにスピリチュアリティとビジネスを融合させ成功した新しいタイプの経営者です。読めば読むほどここまで徹底するとは・・と彼のビジネスへの態度に感動さえします。
明日本を返すので、その前に皆さんにもシェアーしたかったのでした。
「ミッチェル・メイ・モデル」VOICE出版