シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

アナタワカミヲシンジマスカ

2008-10-25 | おもうこと
この間、面白い人に会いました。その人は「神様を絶対に信じない」て言ってました。そこまで断言する人に会うことはそうそうなく、興味深かったので根ほり葉ほり聞いてしまいました。

彼は「占いも信じない」と言ってました。

ふ~ん、占いと神様は同じなのかい?と突っ込みを入れたくなりましたが、それでも色々話を聞いていると結構面白いのです。

最近、彼に起こること、私の観点からすると「目に見えないことに気づきなさい」というメッセージに思えるんですけどねえ・・・

もう少しのところで事故に巻き込まれるところだったのに、忘れ物をしたり、誰かに引き止められたりして助かった・・それが何度か頻繁に起こっているようなのです。

勿論、人間はどんな考えを持っても自由だし、あまりにも自分と違う考え方なんで面白かったのですが、現在の日本で起きている事、人を簡単に殺しちゃったり、いじめであったりってやっぱり神様、大いなる存在、宇宙・・呼び名は何でもいいのですが、そういった存在を消し去って人間が育った結果ではないかと私は思うのです。

この間テレビで中井貴一が言ってたことを思い出しました。

彼はシルクロードの果てで、かなり長丁場のロケを行った話をしていました。

「今の日本とあそこの人達の違いっていうのは、日本人が『自分は生きている』て思うのと、あそこの人達が『生かされている』って思う違いだと思う」と。

なかなかいい事を言うなあ~と思いました。

長々と説明することもなかったのではっきりとは分かりませんが、きっとそのシルクロードの果ての地は自然環境も厳しく(政治的なこともあるのかもしれません)皆が当たり前のように生きている環境ではないと思うのです。だから人は自分の力で生きているのではなく「生かされている」と感じるのでしょう。

「生かされている」というのは、自分の力の及ばない何か、神様か宇宙かサムシンググレートか・・そんな存在を感じているのではないでしょうか。何事も全て人間ができる、人間にできないことはない・・確かに人間は優秀な生き物だけれど、それはあまりにも傲慢すぎると思う。

近くの駅の「自転車をとめるな」ゾーンにたくさん自転車が止められます。そのせいで車椅子やベビーカーは勿論通れないし、ひどいときは私一人でも通るのが大変なときもあります。その為、市がおそらく多額の税金をかけてチェックするおじさんを配置させています。

さすがにその間は自転車駐車の量も少ないのですが、おじさんが消えるや否や自転車の洪水。そこを通る人やベビーカー、車椅子の人のことなどこれっぽちも考えていません。根本的になんでそこに自転車が溢れたらいけないのかがまったく理解できてないんだろうし、おじさんに見つからなかったらいいのです。(ちなみに近くには何百円か払ったらとめられる場所があります)

その様子を見る度に「神様は見てるで」と張り紙したろうかなって思います。おじさんに注意されなくても、神様は見ています。人に思いやりのある行動をしたら、ちゃんと自分に返ってくるのです。それって小さいときに習うことだろう。

目に見える算数のテストのいい点を取ることよりも、神様からいい点をもらう「いいぞ~」て言われる方が大事だろう、どう考えても。 目に見えない存在がいるっていうのは、人間を謙虚にさせてくれるし、魂の進むべき道・・「人に優しくする」とか「弱いものいじめをしない」とかの道を示してくれると思うのですが。

ま、自分のしたことは自分に返ってくる。

蒔いた種は自分で刈らなければならない・・それは勉強よりもも~っと大事なことだから大人になるまでに知っておこうよね。といいつつ、この言葉を知ったのは私も大人になってからでした・・とオチまでついてしまいましたが、できるだけ早く知っておいた方がお得です。



スイーツ

2008-10-24 | ホメオパシー
ちょっと前に海外在住の友達が日本に一時帰国した際「なんで最近日本ではデザートとかお菓子、甘いものって言わないでスイーツっていうの?変だよ」と言ってました。ずっと日本に居るとその感覚が分かりませんが、そういえば私も日本に戻った時に、男の人までもが「ランチ」っていうのがちょっと「変なの」って感じましたが、そんな感じなんでしょうね。言語の感覚ってその場に居ないと分からないものなのです。

さて、また体の話ですが今日はホメオパシージャパンに行って、現在の不快状況についてのレメディを選んでもらいました。そこで色々ホメオパスと話をしていると、やはり「ああ、昔薬で抑えてた症状が出ているに違いない・・」と確信したのでありますが、そこで私に出されたレメディーはなんと「キャンディーセット」という「甘いものがやめられない方へ」というキャッチフレーズがついているセットでした。

うわあああ。

またしても「やっぱりホメオパシーってすごい」と思った瞬間でありました。

実は数週間前、やたら市販のコーヒー牛乳が大好きになりました。そのブームが去ったあと「こんな甘いもん摂ってていいのだろうか」という疑問がふつふつと湧いてきたのです。

私は食後にちょこっと甘いものを欲します。量は本当に少ないから今まであまり気にしていなかったのですが、ここ数日ほんの少量ですがそれでも食べたら胃にもたれるようになりました。そこで私の体は本当はもう甘いものを必要としていないんじゃないか・・と感じるようになりました。太るとか痩せるとかそんな頭で考えるレベルでなくって、体自体がもうそろそろ必要としていない時期に変化してきたように思うのです。肉がそうだったように。

確かに”スイーツ”って体にいいことなんてないのです。家では勿論白砂糖は置いていません。メイプルシロップか蜂蜜(ミッチェルメイのヒーリングハニー。これはすごい。舐めたら声の響きが変わるくらいのエネルギー)かアガーぺを甘味料として使っています。てんさい糖もOKみたいだけど、この三つで料理に入れたり、紅茶に入れたり、これで十分なのです。

人のおうちにお邪魔したり、外で友達とお茶したときや、美味しいレストランへ行ったらやっぱりデザート少し食べたいから、家で食べるのはやめようと思ったのが数日前。この原則は肉と全く同じで、私は1年以上自分用には肉も魚も牛乳も買っていません。(コーヒー牛乳ブームのときは買ってましたね・・)卵は2ヶ月に一回くらい2個くらいお好み焼き用に買います。

でも、家で食べなくても外食したら魚は食べるし、肉もちょこっとは食べます。ケーキを食べたら卵も入っているし。全部やめちゃってビーガンになる必要もないし、少しは食べたほうがバランスもいいと思っていますが、自分の必要量以上と摂ると次の日重い。ま、アルコールと同じです。

余談ですが全くアルコールを摂らなかった日々、ビール一杯のんだだけでも「あああ、肝臓が働いている!」そしてそれを分解しきったっていう瞬間ていうのが分かるんですよ。あれも面白い体験でした。肝臓がアルコールを分解するのって思っているより時間かかってますよ、きっと。ま、私のまったく感覚だけの話ですが。

スイーツの話に戻すと、「そろそろ甘いものも必要ない」と体が言っているけど、口がまだ「離せない」状態の私。「う~んどうしたらいいんだろう?」と思っていたら、今日勧められたのがキャンディーセットでした。砂糖は体内の菌やカビを繁殖させますからね。私も昔抑えた菌も浮上しているから摂るべきではないですね。

しかし面白いなあ。ホメオパスに「甘いものやめたいんですけど」なんて何の相談もしていないけど、症状から探ったものがキャンディーセットだったなんて。

やっぱり体は面白いのでした。


お知らせ

2008-10-24 | お知らせ
お知らせです。

NY在住のピアニストで私のお友達である中井知恵美さんが日本でライブを行います。彼女は大学時代の友人ですが、十数年ぶりにインターネットのお陰で再会しました。

彼女がNYという大都会で音楽活動をしCDをリリースしてがんばっていることが、私にとっては元気となり刺激となっています。遠距離ですがとっても大事なお友達です。

下に彼女からのメッセージを載せています。是非曲を試聴してみてください。カッコいいですよ。

ほんと素敵な女性なんで是非皆様ライブにも足をお運びくださいませ。

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皆様へ

大阪でジャズピアニストとして活動していましたが、1998年に単身ニューヨークに移り住み、現在はNYを拠点にして、ラテンジャズ、キューバ音楽、サルサを中心に演奏活動を行っています。今年ようやく、オリジナルソングを含めた念願の初CD”bridges"をリリースし、こうしてまた日本で演奏できる運びとなりました。
こちらで曲が試聴できますので、よかったら覗いてみて下さい。
www.myspace.com/chieminakai


今回 、大阪の素晴らしいミュージシャン&朋友と一緒に、リラックスした雰囲気の中、ジャズとラテンを取り混ぜた選曲でお届けします。
お時間が許せばぜひ、遊びに来て下さい。

10月30日(木)

Chiemi Nakai(p) & the Afro-Cuban Jazz Project

中井知恵美(P)

西川サトシ(B)

竹田達彦(D)

安藤弘(Congas)

1998年に渡米。現在ニ ーヨークを拠点に活動を続けるラテンジャズピアニスト中井知恵美が久々の来日ライブ。今回、関西の素晴らしいミュ ージシャン&盟友と繰り広げる“ Afro-Cuban Jazz Project”お楽しみ下さい!

2stages/入替無し
1st 19:30pm /2nd 21:15pm

charge:前売¥3,200/ 当日¥3,500

Mr.ケリーズ
http://www.misterkellys.co.jp
大阪北区曾根崎新地2ー4−1
ホテルビスタプレミオ 堂島1F

06-6342-5821

www.chieminakai.com
www.myspace.com/chieminakai


Thank you for your warm support.



浮上中かも

2008-10-23 | ホメオパシー
9月頃から会う人会う人に「え?痩せた?感じ変わったよね?」と言われるようになりました。久しぶりに会う人には必ず。人間数値化反対運動を一人で展開しているので体重計には何年も乗っていません。だから、実際の体重は分からないけど、センターが通って体がゆるんできたら、体つきが変わってくるからそう見えるようです。

「ゆる体操」のクラスでは、身体意識を高めることが目的だから、どうしても人の体を無意識のうちに見ている人が多く先月からやたら「姿勢がよくなった」などといわれるし、東京から月1回指導に来てくださる先生にも「え?どうしたの?センター通りだしたわね」とびっくりされたのでした。

とってもとっても嬉しいこの変化なんですが、今まで色々からだのことをやってきたことがそろそろ花開いてきたのでしょうか。確かに背が高くなったように感じるし、上から糸でつられている感じがするのです。えええ、これってイチローが言っていた言葉じゃあん~と一人にんまりしていたのもつかの間、今月に入って調子があんまりよくない・・表面的な表現をすればですが。

体というのは(心もそうですが)本来あるべき姿に戻ろうとすると、昔の傷がでてくるのです。例えば元々左の股関節が痛かったのですが、すっかり治って今は右が気になっていたのに、また左が気になりだしたり・・。

考えれば2~3年前までは私、なんの疑問も薬を飲んでいました。風邪を引いたらすぐ薬。処方される抗生物質もなんの抵抗もなく飲んでいました。胃が痛くなったら胃腸薬。毎月の生理痛には一箱の鎮痛剤・・それでも効かなくなりお酒で痛みを紛らわせたり・・あの頃の私の体はボロボロでした。

全てのことに意味があって、体の症状にも意味があるのです。自分が体を大事にしていないことが原因なのに、痛みがでたら痛み止め・・。咳がでたら咳止め。

確かに不便でしょうが、体内に入ろうとした菌を鼻が鼻水だして、喉が咳をだして、胃が吐いて出そうとしてくれているのです。それを薬で抑えてしまったら体の奥にたまっていくだけ。薬とともに。

なおかつ心の問題が体にでてくるのは当たり前なのに、心と体を別個のものだと考えていました。自分の中の女性性の問題をクリヤーにしたらあれだけきつかった生理痛も全くなくなりました。

体が本来の自分、本当の意味の健康な状態になろうとするなら、いままでの抑えてきたもの、薬で抑えてきたものが表面にでてくるのもしょうがないかなと思います。今は体がどんどん変わっていく時期みたいだから。

こんな風に自信をもって思えるように、行動できるようになったのは私もつい最近。一般的な医学知識の洗脳がとかれるには結構時間がかかりました。去年39度の熱が出たときは危うく怖くなって薬に手を出しそうになった覚えがあるけど、今は大丈夫。勿論急性の高熱で42度以上になったら危険なので解熱剤が必要です。でも、今は自分の体が不必要なものと共に出し切る力を信じてホメオパシーのレメディを摂りながら過ごしているのでした。(ホメオパシーについてはこちらのHPからどうぞ。http://www.homoeopathy.co.jp/index.html

不快な症状もそう思うと愛しいものです。


最後の初恋

2008-10-10 | 映画、本、劇など
この間、映画「最後の初恋」を見ました。リチャードギアとダイアンレインのコンビがNHK「英語でしゃべらないと」のインタビューにちょこっと出ていたのを見て、映画を見たくなりました。

この映画、あま~いロマンスもんだろうと思っていたら、意外とよくってぼろぼろ涙ながしました。

しかし、リチャードギアってむちゃくちゃ素敵。「愛と青春の旅立ち」の若いときより今の方がぜったい素敵って思うし、こっちも歳を重ねてこの人の素敵さがよく分かる・・いい関係。って向こうは知らんのですけどね、私のこと。ま、時々夢にでてくれます。

ま、そんなことはどうでもいいのですが、この映画の中で私が一番感動したところ。


ダイアンレインが娘に愛するリチャードギアのことを話すところ。そして、「あなたにもきっとこういう人が現れるからね。そういう人を選ぶのよ。」というのですが・・


「その人と居ると自分の可能性が無限だと思えるような人。
自分を成長させてくれる人。」


これは日本語の字幕なんだけど、英語では
"less than you are"にさせない人・・となっていたと思うのです。時間が経ってしまったのでちゃんと覚えていないけれど・・書いておけばよかった。

これを「成長させる人」と訳していたけれど、私はこの英語が気にいりました。

その人と居ると"less than you are"自分以下にならない、自分自身を高めてくれる・・というのできっと「成長させる人」になったのでしょうが、確かに居ますよね、"less than you are"にさせる人。その人と居ると自分自身でいられなくなる人。私を私以下にしようとする人。

今ならそんな人は普段周りに居ないけれど、若い頃は結構そういう人が周りに居ました。結局は私の自信の無さがその人達の自信の無さと引き合ってただけなんだけど。

相手を下に下げることによって自分の価値を高める・・その時受けた傷は癒えるのに時間がかかりました。だから、そういう人と一緒に居てはいけないって分かるのです。自分を守ることはとても大事なことだから。

最近、ちょっとその気のある人に出会いました。簡単にその場から去ればいいという状況でもなかたし、とりあえず何事も自分の内のことなんで「どうしてその人のことを私は嫌に思うのか」洞察して癒えてない浮上してきた傷も癒し、それでも私の嫌な感じは消えなくて、時間はちょっとかかりましたが関係を切りました。

私はすぐ「逃げたらあかん」とか頑張ろうとするけど、その人から、状況から学ばせてもらったらもう切ってもいいんだな、自分を守ることも大事だなって思いました。全ての人を受け容れて愛することができるのが理想だけど、でも私人間だし、そんなことはできないし、別にできなくてもいいんだなって。

私達は競争社会の中で育ってきて、すぐに誰かと比較すること、優劣をつけることになれてしまっています。大事なパートナーの関係でさえ、自分が上に立とうとします。無意識に色んな手段を使ってコントロール権を握ろうとしたり。(そういったものが浮上してくるから一番学ばせてくれる大事な相手であり関係なのですが)

自分を高めてくれるというのは、何もほめちぎっていい気分にさせてくれることではありません。勿論、褒めることも大事です。でももっと大事なのは、自分自身がしっかりと自分の価値を認めていれば、他人をless than(それ以下)にして自分を上げる必要もなく、自分自身が無限の可能性を信じていれば、相手の可能性も無限だと当たり前のように思えるのでしょう。そうすれば自然と相手を褒める行動にでるのでしょうね。

ダイアン扮する母はいい事言うなあああって感心したのでありました。

ま、えっか。

2008-10-09 | おもうこと
最近、長年持っていたトラウマがぼこっと取れたり、身体意識が変わってきたり、変化の日々を送っています。勿論自分の内の世界です。内が変われば必然的に外の世界も変わるけど、毎日自分の新たなる発見があるって面白い! 飽きない! だから私は何があっても自分の人生が大好きです。

そんな変化を体験していると、ブログを書くこともなんだか変化してきました。

よく私は「愛」やら「宇宙」やら「神様」やらのことを書くけど、それって大事なことは書くことでなくって実践することだよなって。実践していない言い訳に私かいてない?って疑問がでてきたり・・。そうなると恥ずかしくなってしまったり・・と言いながらこうやって書いたり。

ま、よくわからないや。

全てはよく分からないもの。

この混沌としたものに私も少しは慣れてきたのかな。全てをクリヤーにしないと気が済まない私だったけど。それが自分を受け容れることなのかもしれないな。

だって人間、機械じゃないから白黒はっきりつけることなんて無理なんだもん。自分の「ええかげんさ」「よう分からん」にOKを出すこと・・今の私のプロセスのような気がする。

ええかげんは、いい加減。

またなんだか恥ずかしくなってきたけど、まあいいや。