シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

英語で歌おう♪

2009-02-28 | 外国語・文化
今日は月1回やっている「英語で歌おう♪」会の日でした。今回は、いつものメンバーに加えて新しい方が二名。宣伝部長紹介の方1名とこのブログを見て連絡をくださった方1名。

初対面とは思えないほど、皆でまたしても盛り上がり、そして、久々に「スナックとしえ」になってました。

今日の課題曲は、マイブームのアバのDancing Queen。
うちに来てくださる方々は年齢層広いから、映画マンマミーアが今やってなければ若い世代には「何それ?懐メロ?」になってたかもしれませんが、映画が大ヒット中だけに皆知っててよかったです。

いつも「ジョン万次郎方式」の聞き取り、書き取りをして英語の耳を鍛えます。そのあと、本物の歌詞を見て説明し、皆で歌うのですが、その時に口の動かし方、顎の動かし方など英語の口というか顔を作って歌うようにします。

日本人は日本語の音だけで英語を話してしまうから、音の高低があまりなく平べったくなっちゃうし、日本語はあんまり口を開けなくても話せる言語だから、英語を話す時も口をあまり開けず話すのでもぞもぞした音になってしまう。でも悲しいかなこれではなかなか通じない。

英語を話す時には話すことに精いっぱいだから口や顎の形や発音を注意しても、とてもそこまで気が回らない・・どうしたらいいのかしら?と考えていたとき、思いついたのが歌で英語の口を作るということでした。耳を鍛えることもできるし、1曲丸々覚えたらそのフレーズを日常会話で使えるし一石三鳥。

アメリカ人が歌っているのを見てもらったら分かるのですが例えば「イ」の発音をするとき皆獅子舞の口しています。日本人の「イ」の口とはぜ~んぜん違う。だから、「あんたの歯は獅子舞か?」と思われるくらい歯列矯正をするんでしょうね。歯の露出度が高い高い。

あと今日のもう一曲はリクエストのあったビートルズのObladiOblada。私が選ぶとどうしてもアメリカ寄りになっちゃうので、時々はイギリスの音も取り入れるのはいいこと。イギリスの発音をしようと思うと、アメリカ人の獅子舞の口から全く顔を変えて口を突き出さないといけません。そういう意味ではフランス語の音を作る顔に近い。結局気候(湿気や温度など)が言語の音を作り、それによって何百年もかかって顔も変わってきたらしいから、イギリスとフランスの方が距離的にも近いし、音を出す顔のつくりも似てて当然っちゃあ当然かも。考えればアメリカ語の音というのは、ここ200年くらいでいろんな人種の音と気候、風土から出来上がったということですね。面白い。

要するに通じる外国語を身につけるにはコロッケになるのが一番の近道です。あのプロの物まねさんたちは、何ヶ国語でもすぐに通じる言葉を話せるようになるだろうなあとつくづく思います。子供は自然にモノマネして母国語を覚えるわけですから。

話を我が家に戻すと、今日はなんとDancing Queenのカラオケを見つけたので、最後に皆でうちにあるヤシの実のマラカスとか、アボリジニの儀式用楽器やおもちゃの太鼓などが総動員され、何度もDancing Queenを楽しくマイクを回しながら皆で熱唱したのでありました。

本来終了の時間が来ても、皆ではしゃいで他の曲も楽しんだのでありました。さすがにカラオケは今日は英語の歌だけにしようね~ということにしましたが、盛り上がってました。つくづく思うのですが、皆ノリがいいよなあ。歌いたい人は歌って、踊りたい人は踊って、帰りたい人は帰る。素晴らしい。

毎回カラオケが登場するわけではありませんが、これを読んで参加したい人は是非お越しくださいませ。来る人は面白い人達だから楽しいですよん♪

そして、参加してくださった皆様、楽しい時間をありがとう。お楽しみ様でした。いつの日かDancing QueenやObladiobladaを聞いて今日のこの楽しい日を思い出すんだろうな。Thank you!