シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

かえる食堂

2009-02-08 | おもうこと
昨夜はバンドの宴会。うちで朝まで宴会でした。そんなことになるのは目に見えていたので、今日は何も予定入れず。昼までゆっくり寝て片付けして掃除したら夜になっていました。宴会もすごく楽しかったし、今日はなんかぼ~っといい感じの日曜日で素敵な週末になりました。来てくれた人ありがとう。

最近、うちは食堂になりつつあり嬉しい♪
「かもめ食堂」ならぬ「かえる食堂」

去年の今頃、私は店をしようと色々準備をしていました。結局希望に合致する店舗がみつからず、そしてイスラエル旅行でのゴリヤテのお話を聞きなんだか自分のプランに違和感を感じていたら、状況が変わってお店をするどころではなくなりました。http://blog.goo.ne.jp/myrtille33/d/20080422(ゴリヤテのお話はこちら)

お店というスペースを持ったら私がしたかったことは色々あるけれど一番は誰もが「素の自分」で居れる場所を作りたかった。本当の意味で安全な場所。人と人が触れ合う場所を作りたかった。人と人が出会い世界を広げてくれる場所を作りたかった・・・

でも実は今、お店というスペースはなくても自分の家でそんな感じになってきています。やりたかった「友達をつれてくるパーティー」も実行できて人の輪が広がりつつあり、英会話教室になったり食堂になったりととっても嬉しい。

つくづく必然、必要なことだけが起きるんだなあって思います。私には実際お店をする必要が全くなかったのでした。ただ、準備も一生懸命したお陰で、お金を使うことへの不安とか自分の奥底に眠っていた問題が浮上してきたし、そして、それに向き合い手放せたのもお店プランを真面目に考えたからだと思います。

「でもあの時お店やっといたらよかったって思う?」とよく聞かれるんだけど、それはちょっと違うっていう感じがする。

自分がいくらやりたいと思っても、必要ないことは起こらない。それは自分の力だけで生きているのではないから。「大いなるものの計らい」というか宇宙の法則で本当に必要なことしか起こらないことになっているのだと思います。

努力したら、自分ががんばったら何でも手に入ると思ったら大間違い。私もそんな時代がありました。それはそれで素晴らしい経験だったし、そうやって自分に自信をつけてきたんだけど、でも自分の力だけで夢が叶うだなんて考え、今ではおこがましいし恥ずかしい。すべては周りの人や大いなるものの計らいのお陰だったのでしょうね。私の力は1%もない。それが「生かされている」ってことなのかもしれない。