シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

かえる

2007-06-29 | 近況・イベント
今日は「森の中の瞑想会」に参加しました。短時間でしたが楽しかった~。まともに野外でそれも土の上、森の中で瞑想したのは初めてだったので、まずはお尻の土のエネルギーをすごく感じて、そして思いっきり声を出したくなりました。瞑想終わってから思いっきり声を出して気持ちよかった~。

一緒に参加してた人から「なんかモンゴルの歌い方みたい」「お寺とかで響く音を思いだす」とか言われて「え、私日曜日倍音セミナー行ったのですよ。それもお寺で」という話になりました。別にモンゴルのホーメイを目指しているわけではないけれど(あの技ものは無理無理)でも、声が変わっていっているんだ、倍音になりつつあるのね~と面白く嬉しく思ったのでした。

声によって自分が解放されたり、バランスが取れたり・・私にとっては面白すぎる事・・チャクラを意識するだけで、宇宙を意識するだけで、声ってコロって変わるんですもん。今年はこれに力を注ぐ所存ですので、色んなところ行きますよ~。秋にはコンサートもしたいし。

さて、「ふらんす日記」を「かえるの日記」に変えました。フランスに全然居ないし名前変えないと・・と思いつついいタイトル浮かばないので「かえるの日記」です。単にカエルに似ていると言われるから付けた名前ですが、この間片付けをしているときに破棄したはずの大学の卒論のコピーが見つかり、その中にカエルの面白いことが書いてありました。

私は何を隠そうドイツ文学科卒なのですが、ドイツ語は「私は19歳です。女子学生です。ドイツ語を勉強しています」というその時期覚えた自己紹介しか話せません。このレベルなんで「存在の耐えられない卒論」であり、アメリカで初めてまともに論文を書き、やっと論文というものがどんなものかが分かったときに「あの大学の卒論は存在を消してしまわねばならない」と思ったものでした。

なので消滅したと思っていた卒論のコピーが出てきたときはびっくりしましたが、もう一度読んでみると確かに何の論旨も無い悲惨な論文ですが、集めている情報は面白いものがありました。

グリム童話のいばら姫、眠りの森の美女がテーマだったので、その中で出てくるカエルの意味が色々まとまりなく書いてありました。「水と陸を往来するもののイメージは意識と無意識をつなぐもの、あるいは無意識内より意識界へと出現するものを思わせる・・・」へえええ・・でも、だからどうやねん・・という展開が一切ない。

あと「時計によって計られる時間としてのクロノスと時計に関係なく心の中におけるカイロス時間」・・も、面白い情報ですがこれも展開なし。確かに時間なんて人間が待ち合わせるため便宜上作ったものだし、何歳であるとか今年も半分過ぎたから・・と焦らされたり惑わされるのはやめようと思うので、時間の感覚についてはよく考えるのですが、大昔こんなことを書いていたとは。

しかし大事なのは「今」ですからね~。過去よりも今、未来よりも今。そして、今、外ではカエルがゲコゲコ鳴いています。