シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

夏至の日

2007-06-22 | Weblog
今日は大雨の夏至の日ですね。キャンドルナイトの日です。http://www.candle-night.org/about/ 明日のホメオパシーの試験の勉強が夜までに終われば、ろうそくでゆっくりできる・・それを励みに今からがんばります・・・。しかし、試験と名がつくとなんとなく「やだな~」となるのは、これも誰もが持つトラウマでしょうか・・誰もが持つとは限らないか。

でもそうは言っても日本人はテスト慣れしている国民ですよ。今まで受けてきた試験の数を数えたらハンパじゃないと思います。入学試験だけでなく模擬試験とか大量に受けてきましたもんね。アメリカの大学院に居るときに、私たちの学科は普段は論文提出で成績をつけられる科目が多かったのですが、たまに試験もあるわけです。そのときの周りのアメリカ人の緊張には驚きました。タバコをいつもより吸ったり、爪噛んだり・・。

そして、統計学の試験だったか、記述と計算の二つのパートがあり、試験慣れしている日本人はさっさとできる計算から始めますが、彼らの中には後で「あ~時間足りなくて計算問題できなかった」と悔しがっていた人たちが多かったので、試験慣れしていた私はびっくりしたのでした。

さて、キャンドルナイトにちなんで地球のお話。
私が通訳するチャネラーさんやヒーラーさんたちは、「近年地球が怒って『ほんとにあなたたちどうするの?』と突きつけられることが起こる」とよく言います。地震か火山か何か分からないけど、かなり大規模なことが。

日本は地球の事を本気で考えていない国の1,2を争う国だと私は思うのでそれが日本であっても何の不思議もないです。

まだ真夏でもないのに、なんでお店も電車もこんなに寒いくらいに冷房をかけるのでしょうか。電車は特にすごい電気量を使っているはず。ラッシュアワーでもない時間にみんな寒そうにしているのにアホちゃうかと思います。考えれば何十年前は窓を開けていたのではないですか。

去年の夏、パリもとんでもない暑さでしたが勿論地下鉄、電車に冷房なんてありません。窓を開けているだけです。私は暑さよりも強烈な臭いの方が閉口したけれど。そして、停電で止まったりするのですから、その熱気と臭いたるや・・。さすがにこのごろは北ヨーロッパも異常気象の暑さの為に冷房を取り付ける家が増えていますが、それでも「この人たちは強いな」と本当に思いました。

ちょっとの汗をかいても「気持ち悪い。冷房~」と感じる日本人の体は本来持っている人間、動物としての機能が極端に低いと思います。夏は暑いものだし、汗をかく季節なんですよね。

サミットの間だけやたらテレビで「エコ」を取り上げて、サミット終了と同時にメディアはその話題もフェイドアウト。スーパーの袋をなくすのもいいけど、いいかげん過剰包装もやめてほしい。こんな過剰包装の国見たことないし、ゴミを減らそうと真剣に考えているとは思えない。最近は海外旅行する人も多いのだから日本の包装が異常だと感じる人も多くなっているはずだと思うのですが。

本屋さんの紙カバーやお店の包装の度に目を光らせて「勿体無いからやめてください」というのが今の私にできることだけど、私が総理大臣だったら前年比で冷房・暖房の量を減らした電車会社やビル会社やデパートや過剰包装を減らした企業に報奨金をあげて、包装を作っている会社に事業転換のためにお金を渡すのにな・・と寒い電車に乗るたびに考えるのでした。

私たちが地球を傷つけているという意識、自分が地球だったら・・怒るだろう・・こんなことされ続けていたら・・相手を思いやる意識がとても優れている日本人なんだから、地球が怒る前にそれに気づきたいものです。