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民生委員のなり手不足をどう解決するか?

2010年10月15日 21時49分56秒 | インポート

 朝の空模様と気温の状況を判断して、定例の朝宣をしませんでした。俗に言う“日和見主義”ですネ。でも、予測した通り午前中から雨が降り出しました。

 午後から“民生委員推薦会”(吉本俊憲委員長)があり、雨の中傘を差しながらふれあい3.3(市民活動センター)まで歩いて行きました。推薦会の委員が改選時期を迎えたため、議会選出委員枠から一緒に出ている松井雅弘議員を含め、市長名(中野副市長)で改めて“委嘱状”をもらい、第1回目の会合となりました。

今年は、民生委員・児童委員の改選期(任期3年)に当たることから、町内会から推薦された民生委員・児童委員候補者(358人)一人一人を推薦会で審査して承認しなければなりません。が、以前にも書き込みましたが、現時点でも41人の欠員がありましたが、その後32人が推薦され、あと9人が欠員状態となっています。

高齢化社会と社会・経済情勢の変化もあって、なかなか民生委員のなり手がいないようです。(どこの町内会長さんも苦労しています)今回の推薦者のなかには、新任のなかでも73歳の方がいました。

推薦会の質疑のなかで、私は民生委員の費用弁償(報酬)について質問しました。「現状のような社会情勢のなかで、旧態依然のようなボランティア(社会奉仕)的な仕事に責任を持つには、負担が大き過ぎる。こうしたことを考慮して道に報酬見直しを提案することもなり手不足解消策では?」と提案しました。

説明員から「民生委員は戦前からの奉仕精神が前提となっている。北海道は年間一人当たり58.200円、市は独自策として年間30.000円。確かに仕事量から見ると検討すべき内容・・・」と認識していました。民生委員のなかには、早朝・夜間などを問わず相談活動で対応しなければならないケースもあり、特に福祉関係では法の改正などで複雑さが加味されている実態があります。

仮に、欠員が埋まらない場合は、他地区の代行を受ける方もいるとのこと。そうした実態をもっと知ることも市民の一人として勉強になりました。

 明日から谷本誠治議員と一緒に"地方自治研究全国集会"(岡山市)に参加します。2日間の日程ですが、私は「自治体財政の分析と民主的確立をめざして」の分科会に参加して勉強してきます。月曜日までブログは更新できません。