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チェンジに期待出来るか?

2009年01月25日 19時51分30秒 | インポート

 2週間に1度は市立図書館に通っていますが、私が最初に読む書籍は「週間金曜日」である。毎週発行しているが定期購読者になるまでに至っていない。

20日、第44代米大統領にバラク・フセイン・オハバ氏が就任しました。就任式の模様がTV中継されましたが、深夜放送だったので私はそこまで見る意欲はなったが、翌朝のニュースでは全米(他国も含め)から200万人を超えるという異常なほどの歓迎就任式でした。そのオバマ氏について1/16付けの「週間金曜日」に面白い特集が掲載されている。特集「新政権の隠された本性 オバマの危険」と題する記事である。「本当に新大統領は戦争の流血と市場原理主義(新自由主義)から決別できるのか?平和を願う世界の切実な声に応えようとしているのか?」と指摘している。

本山美彦京都大学名誉教授のインタビューでは「米国の経済は、収入面で米国の上位から400人の総資産が、下から数えて1億5.000万人の全資産を上回るという極端な経済格差の構造がある」と指摘している。その一握りの資産家が国家のみならず市場(マーケット)を動かしているという実態である。黒人発の米大統領・民主党というと「ハト派」のイメージがあり、金融危機が全世界に広がっているだけに彼が言い続けていた「チェンジ」(変化)に期待するのは米国民だけでなく、日本の国民も同じでしょう。経済団体の新年交礼会でも「米国経済へ期待する」と従前と同じ「米国頼み」は変わっていません。平和の問題でも「イラク撤退は公約を実行する動きはあるが、米軍のアフガンへの増強」は公然と主張している。ガサ地区を攻撃し、多くの市民の命が犠牲となった野蛮なイスラエルに対し、親イスラエル派のヒラリー・クリントンを国務長官につけるなど「タカ派」も含めた「ユニティ」(一致、団結、統一)というスローガンも注意深く見ることが必要と感じた。「民主党」=「ハト派」的イメージには「注意する」必要があると思う。日本の政治は「チェンジ」(麻生自・公政権)が必要ですが政策的に変わらない政党が政権の座についても政治の中身は変わりません。今こそ、米国頼み・大企業依存の2つの「司令塔」から独立した国づくりが必要である。巷を歩くと「共産党」への期待の広がりを強く感じ、その期待に応えるために頑張りたいと思う。