今冬は例年と比較しても降雪回数が多く、今朝も目覚めると外は白銀の世界。(添付写真:左上)早速、除雪しょうと外に出ると近所の方々から「また、降りましたネ。もう(雪を)捨てる場所がない」と異口同音の悲鳴。「昨日ようやく自宅前の道路に山積みされた雪を排雪したばかりなのに。良い運動にはなるのですが・・・」と、それでも疲労感は隠しきれない様子でした。「渡辺議員、除雪費の予算もう使い果たした、と報道されているが、これから(積雪は)どうなるの?歩道も学校がはじまったら・・・心配。緊急雇用対策を打ち出すのであれば排雪すると仕事のない人も市民も助かる。それにバス停の除雪も何とかならないだろうか?」と嘆願されました。(添付写真:右下)「豪雪地帯でないので、もともと予算額が少ない。でも『予算がないから除雪しない』と言うことはないから安心して・・・」と説明したものの、「緊急雇用対策」として、交差点や通学路、そしてバス停など危険箇所の排雪を行う提案は私も考えていただけに「その通り」と頷きました。新年早々から暗い話ばかりだけに、厳しい財政状況なら尚のこと「税金の使い方」を、市民サービスの向上と雇用対策に連動する施策が必要と考えます。
昨日の地元マスコミに「新年度のごみ収集運搬業務の民間委託」の入札結果の報道がありました。落札3件のうち2件の業者は、柏原埋立処分場のごみ手数料着服問題で「指名停止」処分中の2業者の関連企業が落札。私は12月議会で「指名停止している関連業者は入札に参加させるべきではない」と指摘していただけに、行政側の対応と企業の社会的責任のなさを改めて感じました。
入札結果を見ても2件が95%を超える「高落札率」(96.77%、95.97%)には驚きました。しかも、8社による一般競争入札なのに「何故、関連会社が落札出来たのか?」と言う疑問を抱くのは私だけでしょうか。私は、「もっと 許可業者を増やして『競争性、公平性、透明性』のある入札をすべき」と提案していただけに、2月の予算議会で取り上げますが、問題意識は深まるばかりです。
市の財政は厳しい、と「まちかどミーティング」や「とまこまい広報」で説明しているだけに、こうした「入札のあり方」は市民の理解が得られるのか?疑問であり、また改善していかなければなりません。納税者の市民が納得する「税金の使い方」が2月議会で問われる課題だけに、「市民の架け橋」としての議員の役割をしっかり発揮していきます。