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「だべる会」に参加して

2009年01月22日 10時04分52秒 | インポート

 昨日(21日)、派遣労働者・期間工も含め「食べながら、思いの丈を語ろう」「だべる会」(苫小牧ローカルユニオン主催)に参加しました。初めて企画された「だべる会」だけに、何人集まるのか主催者も不安のなかで開催。定刻になると「これから参加します」との電話や「遅れてすみません」と次々に集まり15人が参加。予定していた2時間が「あっと言う間」に過ぎてしまいました。Pa0_0007 主催者の代表は「『ローカルユニオン』は1人でも加盟できるが、組合の扉(玄関)を開けるには勇気が必要。でも、扉を開いて労働組合の存在の強さを実感した」と挨拶。自己紹介も含めた懇談では、次々に労働者のおかれている実態が報告されました。ある教員は生徒たちに「同一賃金・同一労働とは」と提起したら、「給料に差があるのは当たり前。労働組合に加盟してたたかうのは『弱い者』。強い者は1人でも『たたかう』もの・・・」と返ってきた。構造改革の名のもとで弱肉強食、規制緩和による新自由主義がもたらした「政治災害」が生徒たちの将来・夢にも影響している、と感じました。ハローワークでのアンケート調査に参加した労働者からは「派遣労働者の送迎バスを担当していたが、あれは『奴隷バス?』のようなもの。派遣労働者が解雇され、自分も解雇された・・・」と「人間を機械の道具にしか見ていない派遣切りを厳しく批判していていた」と新自由主義の破綻を批判。その報告を聞きながら、「(派遣労働者・期間工など)低賃金で雇い、人間をモノ扱いにして、得た利益を株主配当や内部留保金で史上空前の利益を得ている」大企業の横暴さに「人間らしく働けるルールをつくり、暮らしを土台から支える」政治の緊急性を強く感じました。ある労働者は「組合加盟で、仕事に差別されている。忙しい時だけ、自分らしい仕事が出来る」という実態。派遣労働として本州で働いている子どもが「4月以降どうなるのか?と連絡が来るが・・・」と展望の見えない仕事に不安感を抱きながら過ごしている、と親としての心労がリアルに報告されました。自ら期間工、派遣労働を選択して来た労働者からは「●●自衛隊に14年間入隊した。お金が貯まれば世界各地を旅することが夢だった。でも、労働相談でローカルユニオンに出会い、1人では解決出来ない問題をみんなの協力で解決出来た」と労働組合の団結と運動に感謝しながら、「今度は、自分が悩んでいる労働者の役に立ちたい」と決意。参加者全員が発言。最初のときの堅い表情が終わりには笑顔に変わり、「また、こうした事をやろう!」と散会しました。添付写真は「だべる会」の模様。