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就職保障の緊急対策を!

2009年01月17日 10時09分05秒 | インポート

 長男が冬休み期間に自動車免許取得で頑張っています。「お父さん、今日は1度も『エンスト』しないで、上り坂練習が出来た。クランクも『縁石』に接触しないで出来たぞ!」と得意そうに話します。あえて「オートマ」を選ばす、普通自動車を選んImg_04361 での挑戦。「過信が最大の敵。自信は最大の財産」と私なりに出来る助言として、バス時間の調整がとれないときの送迎に協力しています。でも、これから「仮免」試験そして冬道での実習が待っています。こんな(凍結した)路面を走るのは「大丈夫か?」と不安のようです。卒業後の進路は就職だけに「卒業したから、すぐに運転する機会はないヨ!」と言っても、「(自動車)免許ぐらいは必要でしょう」と友人たちの動向に左右されているようです。

 昨日(16日)のニュースで文部科学省の調査が発表されました。「高卒内定取り消し 全国で186人」との報道を聞いて他人事ではありません。長男も「内定」されているが、冬休み期間中だけにその報道には彼なりに不安を抱きながら毎日の生活を送っています。事態はもっと深刻。内定取り消しとは別に、給与、勤務地等の変更など内定時より不利な取扱を受けている高校生が「218人」いるし、採用時期の先延ばし通告、内定取り消し・採用先延ばしを検討する企業も増えている、との

報道もあります。将来の「夢」を描き、「内定」の知らせを受けて、「ほんと、最高に嬉しくて『みんなに知らせた』のに、今になって『取り消し』とは・・・(学校の協力も得て別の会社に内定したが)正直、99%の安心感しかありません」との声を聞いて、「残り1%に『また、取り消し』されるのでは・・・」が離れない気持ちを思うと余りにも企業の身勝手さを考えさせられます。

 100年に1度とも、資本主義はじまって以来とも言われていImg_04371 る深刻な金融・経済危機とは言え、これは明らかな「政治災害」です。その犠牲者は「非正規職員(派遣労働者・期間工)」で、自動車・電気関連企業は人間を「使い捨て」にして「解雇」しています。さらに、景気悪化の影響で「高卒内定取り消し」が広がっている現状から、改めて高校生の雇用確保と就職保障を進める『緊急対策』が強く求められています。卒業を目前に、新社会人として自覚と希望を持つ高校生の夢を「政治災害」で壊すことは、絶対に許してはなりません。

 09春闘は、労働組合運動の前進と、同時に政治、経済社会の歴史的転換をつくる大きな価値があると思います。