蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

団内演劇鑑賞会☆

2017年01月22日 02時53分59秒 | 日記

昨夜は、団員と一緒に観劇をして、終了後
観劇の感想を語り合った。

実は、団員から観劇鑑賞会を行いたいという提案があり
今回、それが実現♪

純粋に観客として観ることも大切だが
役者をやっている人は
第三者の目を持つことも重要。
他者の芝居を観ながら、自分の視点を確認
他のメンバーの視点を知ることで
多角的に観ることが出来るようになる可能性がある。

純粋にただ楽しめないのが役者のSAGA(苦笑) 

作品は、劇団ことたま座さんの「影独歩」

研修生以上の団員全員・・・あ、若干一名欠席だったが
あとは全員が参加。
稽古後、会場であるギャラリー花蔵へ。

ことたま座さんのキョウコちゃんとクボちゃんは
夢幻の舞台にいつも客演していただいていて
作品づくりのサポートをしてくださっている。

本当に有り難いお二人です。

その二人が昨年、所属劇団を飛び出して
二人だけの劇団を旗揚げ~

それが「ことたま座」

「影独歩」は、今は亡きくるま大八先生の書き下ろしで
私も一度観たことがある。

その時は、話の内容が頭に入ってこなくて

なぜだろう???

と思っていたが、今回台本を読ませていただいて
その理由が明らかになった。

行間が多い作品なのですわ。

行間が多い作品は、役者が行間を埋めないと
観客は違和感を感じてしまうのですわ。

で、観客は置いてきぼりになってしまうってわけ。

それだけ難度の高い戯曲ではあることは確か。

今日の観劇会は・・・

先日稽古で拝見した時よりも行間が埋まっていて
面白くなっていました! 

団員たちは、れぞれ感じ方が異なり
その感想を聞くのが面白かった。

なかなか内容が濃いディスカッションだったので
キョウコちゃんに電話してみた。

 みんなの感想、聞いてみる?

と。 

クボちゃんも感想を聞くのが大好物とのことで
二人とも、私達がいるラーメン屋さんに駆けつけてくれた。

明日も公演があるので、参考になれば・・・

という気持ちも働いたようだ。

初日を終えたばかりでお疲れっだったはず。

お二人の前向きな姿勢が清々しい~

役者を志す人にはぜひ見習っていただきたいな。

成長したいならば・・・だけど。

 

短時間ではあったが、お二人とも団員の感想を聞いて
参考になった様子。

明日の千秋楽が、更に素敵な舞台になりますように・・・

22:30、長野駅へ淳くんを迎えに行く。

淳くんは、明日の振付のために前夜長野入り。
深夜になってしまうが、これから振付の相談を行い
明日の午前中に振付確認をして
午後から振り移しを行う。

長野に来る度に、ハードなスケジュールで申し訳なく思うが
毎回明るく前向きに取り組んでくれることに感謝!

さて、どんな振りになるか・・・ワクワクです(^^)