蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

再演は面白い♪

2017年01月03日 12時34分25秒 | 日記

年末からずっと台本と格闘中!

Straight Tiger ~直虎~

2015年夏の公演の再演(^o^)

なので、執筆は然程時間がかからないと思っていたが・・・

考えが甘かった(汗)

前回はキャスト数が50名弱

今回はナント!70名超え!!

全キャストの役割と役名、そして

稽古割を考えるだけで数日が過ぎてしまった。

 

単純に役どころのイメージ先行で

キャスティングできれば楽なんだけどね^^;

 

市民参加型の舞台はそうは問屋がおろさない(笑)

そのおかげで予期せぬ化学反応と遭遇できるんだけどね~

大勢の市民で作る舞台の醍醐味でもある♪

 

一番難題だったのは稽古の組み合わせ。

全員に提出してもらった稽古欠席表とにらめっこ^^;

 

同じシーンに出演するメンバーが揃わなければ稽古が進まない。

質の高い稽古をしたい・・・

これは、私の切なる願い。

役のイメージにぴったりなメンバーがいても

多忙で欠席が多い人にキャスティングをするわけにはいかない。

今回も私がお声がけしたメンバーが何人かいるが

その中にお一人、夢幻初参加の方がいる。

それは、松本市の劇団銀杏座に在籍する島津さん
年齢を重ねて燻し銀の光を放つ役者さん。

昨年、松本市の演劇人ちんさんにご紹介いただき
夢幻関係者として二度ほど映像出演をしていただいた。
美咲先生の舞台の常連さんでもある。

ただ塩尻在住のため週末しか稽古に参加できないのが残念。

夢幻の舞台にいつも出演していただいている

ことたま座のキョウコちゃんとクボちゃんは
来年度に予定している舞台に加えご依頼公演が入って多忙な状況。

トウコさんやサトケンさんは舞台をいくつも掛け持ちする人気役者。

夢幻の力強い協力者ガンちゃんは
齢(よわい)102歳のおじいちゃんと同居中につき
稽古日数を配慮する必要がある。

常連さんのお一人いけださんは飯田市在住で会館職員さん。
なので、週末の稽古は厳しいが
平日の稽古日は欠かさず参加してくれるので計算できる。

ちえもんさんは、長野市に移住したそうで
平日稽古の調整が可能とのことでホッ。

その他に松本、木曽、佐久から参加のメンバーも・・・

組み合わせが勝負だ!

今回は出演者数が多いので

できるだけ皆さん一役で・・・と思ったんだけどね。

出演シーンが少ない人には2~3役を担っていただくことに^^;

 

暫定でキャストを決定し、大晦日から執筆作業に突入(おそっ)

 

今日で3日目――

初演が好評だったこともあり、キャストが増えた分を修正すれば

それほど手を入れずとも済むだろうと踏んでいたが・・・

 

2015年の上演台本を読み直したら粗い粗い^^;

あの夏は

 上演時間は2時間以内!

という絶対的な制約があった、

野外は面白いが、雨天や強風などの影響で

客席環境が劣悪になる可能性もある。

なので、できるだけ短く・・・というのが

あの年は、最大の目標になっていたんだよね。

で、台詞を削ることとスピーディな進行に専念したんだけど・・・

読み直すと不足だらけ(汗)

結局、全てのシーンに手を入れることに。

 

こうして作品が深まっていくのが

再演の良さであり面白さ(^o^)

 

けど・・・ 

これは相当長い芝居になるな・・・

 

主催の堀直虎没後150年祭実行員会の方からは

 

 長くてもいい。

 青木さんが思う舞台を作ってください。

 

と有り難いお言葉を頂戴している。

 

ありがとうございます!

 

予定では今日で脱稿の予定だったが・・・

今はひたすら書き進めるのみ!