伊賀市に被害をもたらした9月15日夜半からの18号台風は、一体どのくらいの雨量があったのか調べてみました。
伊賀市には測候所が笠取山と上野の2カ所だけのようです。
参考までに名張の測候所データを引き合いに出してみました。去年の17号台風降雨量も下段に示しました参考にして下さい。
15日午前1時~16日の24時までの総降雨量で単位はミリメートル。
気象庁のデータを参考に計算しました。
笠取山(青山高原) 上野(伊賀市緑が丘) 名張
今年の台風 469.5mm 229.5mm 265.5mm
(去年の台風) 224.5mm 148.5mm 153 mm
100mm降ると土砂災害がおきると言われているそうです。
滋賀県の場合は
こちら。データの出し方いいですね、三重県はまだ出ていないようです。
伊賀周辺のデータを参考に、伊賀市内に流れる川の流量を想像していただけるでしょうか。
笠取山一連の山を水源として流れる川は、服部川の支流・柘植川の支流、そして木津川の支流と言うことになり岩倉峡に集まります。
木津川支流の中で川上川・前深瀬川は少し名張寄りに源流があります。
一つ一つの源流に測候所の数値の雨が降った事になるのです
この度の18号台風で、笠取山に降った雨が多かったとデータは表しています。
このデータから、この度の台風被害の原因や理由がわかってくるのでないでしょうか。
そのほかにも、原因はあるはずです。
台風被害の原因が何処にあったのか、総合的に検証してもらうことで伊賀市の防災指針になると思っています。
ーーー笠取山測候所付近では、いまなにが行われているかご存じでしょうか?
そんなことを今日の事務局会議で話題になりました。
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