最近は連日「船場吉兆」の佐賀、鹿児島産の牛肉を「但馬牛」表示した原産地の偽造や、賞味期限の改竄あるいは原材料表示に着色料などの添加物などの表示が適切ではなかったといった問題が取り上げられています。JAS法による行政指導を通り抜け、いまや不正競争防止法違反による家宅捜査までに発展しています。船場吉兆は伝統と格式のある懐石料理で知られているという事です。(私はあまり縁がありませんが。)中国が食品問題で世界中からひんしゅくを買っていますが、考えてみれば2000年の雪印集団食中毒事件2001年から2002年にかけての牛肉偽造事件から始まり、不二家の期限切れ原材料使用問題、ミートホープ食肉偽装事件、白い恋人(石屋成果)から 赤福 まで次から次へと、老舗の会社による偽造表示にかかわる問題が発覚しました。雪印のあの「メグミルク」は美味かった。不二家は小さい子供の頃からお世話になっていたし、関西方面への旅行や出張の際のお土産で赤福京都の八橋と共にみんなに喜ばれたし、北海道ではもちろん白い恋人が定番でした。この商品なら間違い無しと、安心して購入していた商品に実はこんな事が行われていたのかと思うと
。中国の食品問題や世界の食糧問題を考える前に、日本の現状にも厳しい目を向けなければなりません。 私の貿易マンとしてもっとも得意な分野といえるのは食品です。輸出も輸入も色々な食品を扱ってきましたが、輸出入共に安全性を求めて苦労が多い商品です。口に入るものであるし、原材料から添加物あるいは賞味期限、表示あるいは輸送時の注意まで実際の商売が決まるまで、細かい点までチェックする必要があります。7月20日 政府は、「輸入品の安全確保に関する緊急官民合同会議」を開き 91の関連業界団体が参加。私が貿易・投資相談を行っているミプロからも宮崎修二理事長が参加いたしました。食料品の問題は、みんなの問題です。貿易アドバイザーとしても機会があればどんどん取り上げて生きたいテーマです。
貿易取引や海外企業との取引についてお困りのかたは是非
下記へご連絡ください。
貿易顧問:
貿易コンサルタント
ジェトロ認定貿易アドバイザー 登録番号355
ミプロ 貿易・投資アドバイザー
貿易アドバイザー協会(AIBA) 会員
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