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貿易コンサルタントのジャカルタ通信

2016年12月15日 | 貿易取引

12日(火)から、インドネシアはジャカルタへ来ています。 と言っても、今日15日深夜便で帰国となります。ジャカルタでの渋滞はすごいとは聞いていましたが、聞きしに勝る渋滞の凄さに辟易しました。

今回は、貿易顧問先の仕入れ先の工場訪問でしたが、ジャカルタ市内から60数キロの高速道路の移動ですが、往きは、2時間半帰りはなんと3時間かかりました。車線も3~4車線もあるのですが。訪問先の担当者によると、そして私の英語のヒアリング力が正しければですが、ジャカルタの道路事情を考えると1日100万台の車がマックスですが、現在ジャカルタには1日150万台もの車が走行しているということです。インドネシアの経済発展に、都市開発がついていけないということです。行く前にも知りあいに、飛行場まではさほど遠くはないけれど2時間は見ておいた方がよいとのことでした。私もこれまで、3回ほどインドネシアには来ているのですが、これ程渋滞がひどかったかどうか?

さて、布地のマニュファクチャラーの工場を訪問したのですが、繊維の工場を案内され、大変貴重な経験が出来ました。布地ができるまでの工程や皆さんのチームワークにただただ感心するばかりでした。私たちが来ている洋服もこんなにたくさんの工程を経て出来上がるのですね。Wovenとknitの違いも百聞は一見にしかずでよーくわかりました。品質管理部門や材料の手配部門、物流そして工場長などとも話ができ、我が顧問先の担当者も大満足の様子でした。工場見学終了後、現在の問題事項や新規商品の企画なども充分話し合うことができやはり、海外取引では、このようにお互いに相手先を訪問し、面談での商談がとても大事であることを、いまさらながら痛感しています。

最期に、簡単なセレモニー(サプライズ)があるというので何かなと期待しておりましたが、なんと、マンゴの木の植樹祭でした。工場を訪問した記念に、マンゴの木を植樹するというとても気の利いたサプライズでした。この工場の製品を自分の子供の様に大切にしてくださいという気持ちなのでしょうね。 ちなみに本社はベルギーの世界でも有数な会社です。(といっても何回も合併を重ねています)担当者も、今年からベルギーの本社に戻っていますが、今回顧問先企業のジャカルタ訪問のためにわざわざインドネシアに来てくれました。今夜、やはり夜行便にて帰国とのことで、飛行場まで付き合ってくれます。

 

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