代官屋敷・岡田記念館
現当主は26代目・・・
栃木市屈指の旧家 古は武士の出、帰農し江戸時代慶長の頃 士豪として栃木に移住し荒野を開墾
これにより徳川家より「嘉右衛門新田村」の名称を賜り 以後代々当主は嘉右衛門を襲名
日光例幣使街道開設に伴い名主及び陣屋の代官職代行など地域発展に寄与
また娘二人が行儀見習いとして大奥へ
代々の当主は芸術面にも関心が深く 巴波川の船運や街道の往還を通し文人・墨客が訪れ
蔵には画家・富岡鉄斎 文人・松根東洋城 陶芸家・板谷波山 の作品や宝暦10年から146年分の日記が保存展示されています
鎧や衣装を拝見し やはり昔の方は小柄だったと再確認
元禄時代のお輿入れの数々のお道具 花嫁衣裳の見事な匠の技・・・
翁島
明治時代・22代当主は雅趣に富み普請好きだったので 隠居し70歳を迎えた折 別荘建築を発起・・・
用材はすべて銘木を使用 檜はすべて木曽産・・・ 廊下には欅の一枚板(長さ六間半 幅三尺 厚さ一寸) 町内練達の匠が技を競い合って出来た「翁島」
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大正13年に竣工 栃木市を代表する大正期の木造建築 |
欅の一枚板の廊下
広大な敷地の一部は島のように作られ 池には時代の移り変わりを見据えてきた大きな錦鯉が泳ぎ 時節には鶴が飛来するとか・・・
古木が生い茂り ↓は樹齢200年の「そね」 ごつごつとした根に時の流れ感じます。
葉に書くことから「はがき」 納得でですわん
梅の古木の向こうには代官屋敷が見え隠れ・・・
車で1時間ほどの所に 古き味わいある街並みがあるとは・・・
お誘いいただいた友に感謝m(_ _=)m
これからもお気に入り発掘のプチお出かけ楽しもうと思いました。。。