武相荘・・・ 冬の設え
夜半からの雨音・・・
お着物友のFさま Eさまと以前からのお約束実現の明日 気になる空模様・・・
天気予報チェックし午後は晴れマーク・・・と安心しつつも 6時に目覚めた時 雨脚強く 7時・・・ 8時・・・
自宅を出る9時ごろやっと小降り 空も明るくなり/(^・^=) ̄ホッ
ところが・・・ なんと予定の新幹線 エレベーターでホームに上がった目前でドアが閉まり/(=→o←;;;
年末の足の怪我からやっと復活 初遠出 「テーピングと冷やさないように」「エスカレーター&エレベーター使用 下りに注意」 との指示
しっかり守りましたが歩くペース・・・元気な頃より遅かったのですぅ
/(=;´д`)トホホ
メールで連絡を取り 待ち合わせより10分早く着く予定にしてありましたので 次の新幹線は20分後・・・ 差し引き10~15分の遅刻
と・・・まぁ・・・ スタートからお二人にご迷惑おかけしてしまい 申し訳なく思っております。
待ち合わせの新百合ヶ丘にて まずはお昼食とガールズトーク(●^o^●)
駅ビルに隣接したホテルの7階
梅の花
新百合ヶ丘の梅の花・・・ リニューアルされたとか・・・ 其処・此処に和のテイストでさりげなく落ち着いた空間作り
創作懐石料理
お豆腐使いでヘルシーですが・・・ 15品合わせて1140kcal お夕飯軽くしなければ ̄(=´~`=) ̄
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お着物好き三人寄れば・・・
旅のこと お花や野菜のこと もちろんお着物のお話 次から次へと話が途切れることがない(●^o^●)
そして・・・ ドレスコード特に連絡しあった訳ではないのに 三人とも「紬」
Eさん・・・
お着物は作家さんと絹糸の染めの段階からなん度も打ち合わせし Eさんお好きな印象派のシスレーのイメージで織り上げられたしなやかで艶やかな紬
帯もシスレーのお着物に合わせオーダー 仁平さんの「月影のコンサート」と名づけた帯
帯揚げは飛び絞りで華やかに 帯締めはお着物と同化するような優しい薄ピンクに帯留めは 朝露ひと雫 葉の上へ
Fさん・・・
緑を基調に多色使いの上田紬、力強さを感じさせる丹波布の帯 柔らかな黄色?クリーム色?の帯揚げ
何色もの糸で組まれた三部紐 帯留めは武相荘訪問=お家訪問のイメージから 緑に囲まれた洋館が描かれた楕円の陶器
私・・・
母の結城紬・青海波の訪問着 波に兎・・・と 雪輪に兎の相良刺繍帯
薄緑・クリーム・桃色のぼかし帯揚げ 帯締めは三井寺 華寿にかけて赤のベネチアンガラスの帯飾り
なんとなんとお草履・・・ カレンブロッソ揃い踏み~♪
さてさて・・・ お次は本来の目的地 冬の設えの武相荘へ
武相荘・・・ いまなお武蔵&相模の面影残す白州邸
都市開発の波は田町市も例外ではなく 旧白州邸周辺もすぐ側まで住宅が立ち並び 以前のままの佇まいを残すのは武相荘のみ・・・
強風に後押しされながら坂を登ると
わぁ~~~ 車好きな私 Six- 38 と次郎氏に
スリスリ・・・ サワサワ・・・ したい~~~ でも「手を触れないでください」と掲示が・・・
うっそうと茂る木々・・・ 茅葺屋根に届くほど大きく伸びやかな紅梅 時の移ろい想い馳せますね~
展示室へのお迎え設え 静寂の中・・・ そして 蝋梅の香
冬の設え・・・
入ってすぐの土間を改築しテーブル中央・囲炉裏にはブイヤベース ワインやパン デザートのケーキ いかにも居心地良さそうな寛げるイス
隣には家族揃ってのお食事? おもてなし? 折敷にそれぞれの器 瀬戸のお重や塗りの器
囲炉裏には具沢山の汁物&ワタリ蟹のお料理
そして・・・奥座敷には正子女史のお着物&小物あれこれ
柳悦作氏(やなぎよしひろ)の紬に芹沢介作の型染め 凝った刺繍の能衣装
好んでお召しだった古澤万千子作「梅二月」 蘇芳の濃淡で型染め 梅は墨描き 吉野格子織りの生地は柳悦博作
織り手と染め手を「よびつぎ」する発想は正子氏ならでは・・・とか
茶や黒、くすんだ青色の着物 半幅帯の上に今では見ることの出来ない幅広の凝った帯締め
お着物が地味目で帯が はっきりモダンで大胆なものを合わせていらしたのかしら
白地に金糸が雲取りに織り込まれた帯、立湧のようなうねりのある帯、黒地に金の箔?織?近くで手に取れば分かりますが・・・
竹の柵から入れませんので 三人とも身を乗り出すようにして展示を覗き込み
「あの着物に・・・この帯を」「合わせてみたいわねぇ」 楽しくコーディネイト(●^o^●)
次郎氏からのイメージで 正子女史もすらっと大柄と思っていましたが お着物拝見する限り小柄な方なのですね。
手持ちの本より・・・ 「梅二月」お召しの正子さん 幅広の手の込んだ帯締め
書斎には随筆中そのままに机周り整えられ 古く痛んだ着物を表装として蘇らせ 三方の壁の書棚の棚板がしなるほどの量の本
次郎氏製作の棚&能装束の生地で創られた袋物&江戸時代の櫛、アンティークアクセサリーなど 小物も見ごたえがありました。
折々の設え楽しみに 次回訪れる時にはどんなお花で彩られているでしょう
楽しい1日 ありがとうございました(●^o^●)