最近「怒らない技術」という本を買って読んでみました。カッとするのもしないのも全て相手が原因ではなく自分の選択によるものだという内容は非常に興味深かったです。最近日常生活でカッとしないよう心がけていましたが、この本で更に考えが整理できたように思います。
と書いた後なのですが、昨晩蛇口パークンショップで発生した事象を1つ。買う物を籠に入れていざレジへ足を運ぶとかなりの列が出来ていました。まあこれも仕方無しと心を上手くコントロール出来ました。列もゆっくりですが進んでようやく次が私の番という状態になりました。前のお客が中国人女性客で籠に一杯商品が入っていて嫌な予感はしましたが、急いでいた訳ではないので、時が解決してくれると気長に構えました。
前の客のレジを打ち始めたら、レジの服務員が「この商品、レジに登録されていない、誰か確認してきてーー」と別の店員に叫ぶではないですか!まあ1つなら大丈夫と思っていましたが、あれやこれやと未登録の商品が出て来たから大変。頼まれた店員はなかなか戻って来ないし、レジ街の列は長くなってくるわ・・・。それでも不思議なことにそんなイライラしないで済んでいました。
しかし、こんな平静な心も中国人客の心無い行動でプチンと切れてしまいました。合計250元程度だった思いますが、いざお金を払う段階でその女性が財布から「ゆっくりと」100元札を1枚1枚トロトロと出し始めるではないですか!しかも細かいお札やコインの段に至っては故意にとしか思えないような遅さで1枚1枚出すのです。後ろに長打の列が出来ているにも関わらずです。これにはさすがに怒ってしまいました。「おい!速く精算を済ませなさい!後ろは皆待っているんだぞ!」と大きな声で怒鳴りました。これを聞いた後ろのメンバーも「そうだそうだ、速くしろ!!」と叫ぶではないですか!外国人も声を出していました。
この光景を想像いただけると思います。中国人女性客はしぶしぶ精算を終えましたが、レジ台の上でお釣りをこれまたゆっくりと財布に入れるので私は籠で彼女を押しのけてレジ台に置きました。中国人のお客って何故レジの精算を速く済ませようという考えが起こらないのでしょうか?服務員はレジを打つのが遅いし、客はマイペースだし、精算が終わってもすぐどかないのもいつもの光景です。他人が視野に入らないんですよね。
怒らない技術も必要ですが、怒る技術も必要なのがここ中国です。
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