水湾路にて

羅湖からの帰り、招商路バス停で降りて水湾路方向へ歩いていきましたが、深センに来て初めてみました。男性同士でピッタリ寄り添って腕を組んで歩いている姿を。以前会社の中国人スタッフから「羅湖のライチ公園にはその手の人が多い」と聞いたことがありましたが、実際はどうなんでしょう？

２年ほど前でしたか、深センの第一現場という番組で、深センに住む性同一性障害に悩む男性が性転換手術を受け、女性として認められた初めての深セン市民として紹介されていましたが、こういう病気に苦しまれている方にとっては中国は日本以上に冷たい視線を浴びてしまうのでしょうね。

４年前にバンコクに旅行した際、中国人の友人知人から必ず最初に受けた質問のほとんどが「人妖はどうだったか？」というものでした。人妖とはおかまさんのことで、中国のような世間体や面子に厳しい国では街中で見かけることは皆無に等しく、珍しいので興味の対象になってしまうのでしょう。中国ではこういう方達に対する権利確保にはまだまだ厳しい国なんでしょうね。