ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

鎌倉時代の内管領の専制政治の末路 あるいはアンシャンレジームについて

2020-05-23 23:05:13 | エッセイ
 ずいぶん前の大河ドラマで、足利尊氏の、太平記なのかな、あの時、フランキー堺が演じていた役が記憶に残っている。 北条徳宗家の内管領の平のなんとかいう名前である。平家の血筋ではあるのだろうが、この当時だと、大方は別の名字を名乗っている。千葉とか、畠山とか、葛西とか。北条家も、諸説あるようだが、平家の系譜と称している。平の姓そのまま名乗っているということはどういうことなんだろうな、とその時も思った。  . . . 本文を読む

向谷地生良 「べてるの家」から吹く風 いのちのことば社

2020-05-23 13:07:30 | エッセイ
 出会いたかった本のひとつ。小野寺充太氏から、息子が借りて読んで、私に回ってきた。この経路は、深い意味がある、というふうにも思わせられる。 向谷地氏は精神医療分野のソーシャルワーカー、北海道医療大学看護福祉学部教授。大学で福祉を学び、北海道浦河町にある浦河赤十字病院にソーシャルワーカーとして勤務、その後、まちの教会堂において、精神に障害を持つひとびととともに暮らす「べてるの家」を創立することになる . . . 本文を読む