ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

熊谷龍子 森の窓から [歌とエッセイ] 遊子堂

2014-12-08 13:24:01 | エッセイ
 熊谷龍子さんは、気仙沼の歌人。気仙沼の西の山あいの谷間の歌人。いや、端的に森の歌人。  森は海の恋人の名付け親。  気仙沼の東の舞根湾の漁師畠山重篤氏の『森は海の恋人』は、西の森の歌人が名付け親なのだ。    森は海を海は森を恋いながら悠久よりの愛紡ぎゆく    1996年に出版された第3歌集「森は海の恋人」に収められたこの歌は、熊谷龍子個人の歌ではない。  こ . . . 本文を読む