538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

背徳小説

2011-03-23 23:23:32 | 洋ピン
93年製作のイタリア映画
「カリギュラ」を監督したティント・ブラス脚本・監督作品
ティント・ブラス監督っていう方は
ヒチコックさんのまねをしてらっしゃるのか
必ずご自分の作品のどっかに顔を出す

イタリア盤のDVDのジャケットも
赤いのバックに監督の黒いシルエットの中に
主演女優のカタリーナ・ヴァシリッサさんのヌードが・・・

風貌もどっかヒチコックに似てるけど
エロ映画しか作らない(汗
しかしティント・ブラスさんは
光と影と鏡の使い方が上手な方です。
そして女性のお尻も・・・

この映画での登場の仕方は主人公の部屋の向かいに住む
女性に部屋のテレビ番組の中でのご出演でしたねぇ
ほとんどエロおやじの役で登場してるのに
粋な登場の仕方でした

しかし映画としては結構エグい内容な映画を作られる
父子の大学教授が実は息子の奥さんを通じて
穴兄弟だっていうおはなし。

出演される男優さんも女優さんもみんな性器まるだし
ファックシーンで屹立されてるのは男優さんのモノじゃなく
ディドルですけど

この映画では主演のフランチェスコ・カセールさん
ってボディダブルかもしれませんが
自慰シーンをえんじさせてる
離れて暮らしてる奥さんを想いバスルームで
仮性包茎なのをしごいて勃起させてましたねぇ

自慰と言えば奥さん役のカタリーナ・ヴァシリッサさんにも
チャイナレストランで自慰させてました
それを向かいの席の中国人が見てるという
もうホントなんなんだ

さらに父親の介護人のクリスティーナ・ガラヴァグリアさんには
葉巻を挿入させてそれを正面から撮影してる
っていうかガラヴァグリアさんなんか衣装が上半身ハダカ

直截的なというか、いわゆる本番はないけど
男のエロ感性を視覚で満足させる
という映画の持ってる本質を熟知しての映画つくりをされてる。

劇中の映画館のシーンで上映されていた映画は
ご自身の映画「鍵」でしたが
サルバトーレ・サンペリ監督も
「パトリシア 禁断の歓び」で使用の劇中映画は
あの「青い体験」でしたから
ご自身の映画だと版権とかの問題がおきない
ということなのかしら。

悪魔のえじき

2011-02-11 00:21:46 | 洋ピン
邦題も「発情アニマル」なんて別タイトルもつけられて
洋ピンとして公開されたようです。

って、「悪魔のえじき」は映画のカテゴリーを
ホラー映画として扱った時のようですが

殺し方が当時(1978年)としては
残酷だったということで
ホラーのカテゴリーに入れられたようですけども

どこから見ても70年代の
セクスプロイテーション映画の1本です。

101分の尺の映画なのですが
25分間にわたる前半の
執拗かつ陰惨なレイプシーンに圧倒されます。

なんせ湖からボートごと拉致されて
湖畔で裸にひんむかれてレイプ

ようやっと解放され
逃げ帰る途中でまたレイプ

血みどろ泥まみれで地べたを
這って家にようやっと帰ったら
なんと男たちに待ち伏せされててまたまたレイプ

あげくのはてに殺されそうに・・・

4人組に1日何回レイプされたやら
ってこの執拗さと陰惨さがあってこそ
後半の女主人公のリベンジの残酷さが生きてくるわけだし

レイプシーンを固唾をのんで楽しんだ
男の観客も
報復としてチンチン斬られるレイプ犯の痛みに
おののきながらも
女主人公の行動に
拍手喝さいをおくれるというものですか(笑

もう何回目かのDVD鑑賞になりますが
何回見ても面白いというか
レイプシーンにしても
復讐シーンにしても
21世紀の今日では映像表現としては
たいしたことはないかったりするのですが・・・

しかし、70年代の洋ピン映画輸入会社の宣伝マンさんたち
邦題タイトルの付け方が秀逸ですよね
「悪魔のえじき」
レイプする側からすれば女は「えじき」であり
レイプ犯は「悪魔」

復讐の鬼と化したレイプ被害者は
教会で「悪魔」に魂を売り渡し
女の武器を最大限に利用して復讐に当たる時
レイプ犯の男たちは彼女の「えじき」でもあるわけで

もう一つの邦題「発情アニマル」は
レイプ犯にしかあてはまらないようなタイトルに
ま、ピンクというかポルノとして公開するには
扇情的ではありますけども・・・


昨年の秋にこの映画「I Spit on Your Grave」が
本国アメリカでリメイクされたという情報を
ネット上で得ていたのですが

昨日(というか今日ですよねぇ、まだ寝てないから)
ビデマでリメイク版の米盤DVDを発見したので
それを見る前に予習でオリジナル版のほうを見たということです。
さてリメイク版はどんなできになってるのやら


チェスティー・モーガンinデッドリー・ウェポン

2011-02-03 00:21:54 | 洋ピン
芸名がチェスティーって名前の示す通り
ばかでかい胸乳の持ち主が主人公の
73年だか、74年のアメリカセクスプロイテーションムービー
アメリカ人ちゅうのはでっかいチチを好むのですね

巨乳を通り越して
もう爆乳(汗

キャスティングロールではZSA ZSAという名前でしたねぇ
もう何の映画だったかは忘れてしまいましたが
SWV発売のDVDの付録の映像でチェスティー・モーガンさんの
クラブでのストリップステージの映像を見た記憶があるので
爆乳ストリッパーさんを映画にひっぱりだした
と言った方が正解でしょうか

しかしでかきゃいいってものでもないですよねぇ
もう限度越えてる
程度ていうものがあるでしょうに
片方の乳がバスケットボール2個分くらいの塊
それが左右の胸から垂れ下がってる
ってのは見ていてもなんんの感興もおきず
かえって醜怪さのほうが際立ってくる

映画の内容は恋人の敵討の物語
ラストに意外性をもってきてるのですが
テンポも悪くつまんない

殺人テクニックは
酒に睡眠薬を仕込んで眠った時に
爆乳で窒息死させるという
チェスティーさんの乳だけの映画です(汗

ポルノの帝王ハリー・リームスが敵役として出演してますが
全然ハダカにもなりませんでした

制服人形

2010-05-30 13:49:29 | 洋ピン
脚本・監督がZ級映画を量産してる
フレッド・オーレン・レイなので
ペイチャンネル用のTVムービーなのかもしれませんけど

米版の制服女子高生のジャケットに
吊られて購入してしまいました
日本ではあのアルバトロス・ロマンがやっぱ
こんなタイトルでDVD発売してるんですね
っていうかアルバトロス以外
こんな映画リリースしないよねぇ

フレッド・オーレン・レイなので
ミシェル・バウアーさんまでゲスト出演されてましたけど
もうお脱ぎにはならないのでしょうかねぇ
ノン・ヌードでの出演はちょっとさみしい(汗

学園とブードーに名を借りた譚なるレズポルノでしたけど
ラストでは忍び込んだ男子が
セックスと主人公救出に大活躍

最初更衣室でレズ行為に耽っていた女子高生役の
女優さんって胸板真っ平らで
乳頭だけが・・・

出てこられる他の女優陣がみんな
シリコンおっぱいなのに比して
どうしてこのような方をあえて出演させたのか
そこんとこが不思議ではありましたけども

原題が「Voodoo Dollz」ということで
出来損ないの人形に名前をつけ
その下半身を撫でると対象相手が
快楽にのたうちまわったり、
呪いで手すりから飛び降りようとしたり
するのですけど・・・

フレッド・オーレン・レイですから
なんじゃこりゃっていう体たらく

結局主人公がヴァージンという設定です宗教的に
処女が必要だっていうオチ

主人公役のクリスティー・ヌエンさんは東洋系の方でしょうか
でてくる女優さんが制服着ていても
誰一人高校生に見えないのもご愛敬


陰獣裸女

2010-05-25 22:49:57 | 洋ピン
72年製作のアメリカソフトポルノ映画
あのハリー・ノヴァックがプロデュースしてます。

しかし日本は扇情的なタイトルつけましたねぇ
原題は「the Pig Keeper's Daughter」
素朴なカントリーねぇちゃんのお話ですが

ま、ヒッチハイクして男を誘惑する
フッカーの姉ちゃんは25ドル要求してまして
さらに2回やったから50ドルをしっかり
丁戴してました(爆

このフッカーに50ドル払った化粧品のセールスマン
牧場の姉ちゃんに
おっぱい出すから化粧品2本
とか要求されて結局全部もぎとられながらも
目的は果たしてましたっけ

素朴な姉ちゃんの一人はシスターのセックスのぞいて
マスかいたり
って結局処女だったようで
見事に処女喪失と同時に伴侶をゲット

さらに件のセールスマンはSex中に
Pig Keeperに銃をつきつけられて・・・
ってことで

純朴なはずの田舎の人たちは結局したたかだった
ってオチに・・・

ドイツ版のDVDで鑑賞したのですけど
ドイツ版はR-15という制限になってましたねぇ

男女の性器は平気で画面に映し出されてますけども
古い映画だし、セックスシーンはあくまで擬似
ということで15禁なんでしょうかねぇ

しかしソフトポルノで92分の尺はちょっと長かったような

痴態SEX集団

2010-05-09 22:28:25 | 洋ピン
ものすごく扇情的な邦題だけど
原題は「Country Cuzzins」で
something weird videoから発売されてる米版で鑑賞しましたが
ものすごくというか原題通りの牧歌的洋ピンでした。

1970年製作で72年に日本ヘラルド映画によって
輸入公開されたようですが
大量に買い付けた1本かもしれませんね

レネ・ボンドが主演でなければ
私もみなかったかも だし

70年の洋ピンですから日本公開時にはボカシが
はいったと思いますが
それにしても絡みシーンは少ないですよね
タイトルからしたらGangbangの映画とおもいますけども

痴態なんてありゃしないし
集団でのセックスシーンも皆無
絡みはあくまで♂X♀のいたってノーマル
看板に偽りあり 邦題は詐欺ですよ

さらに洋ピンなんで擬似なんですけど
レネ・ボンドさんは
最近発売されたグラインドハウスのセクスプロイテーションの
DVDでは何本かの作品ではハードコアでしたけども
ここいらあたりは洋ピンとハードコアと
線引きなしで出演されていたのかしら?

そこいらがちょっと疑問なんですけどね

田舎の牧場では大人が屋外で絡みあってる頭のあたりを
子供たちがかけずりまわったり と
洋ピンに子供まで出演させて
チキンレースだと言って
本当の鶏放しておっかけまわしていたりしてる

ビバリーヒルズのいとこのお家はセレブで
これまた豪華なパーティと
登場人物の人数にはハンパないのですけども

裸で絡みあう役者さんは少なかったでしたねぇ

邪淫の館/獣人

2010-04-25 00:16:17 | 洋ピン
映画のカテゴリーか洋ピンのカテゴリー化悩みましたけど
エロシーンが多いので洋ピンに・・・

監督・脚本がワレリアン・ボロズウィック
邦題が映画すべてを言い表してる

いきなり貴族の屋敷内での馬の交尾シーンから始まる
甘咬みしながら交尾する牡馬(ぼば)の鼻孔が開き
白い息が吐き出されたりするシーンには
本物のもつ緊張感が画面から伝わってくるのはいいのですが

そこはボロズウィック
肝心の獣人が着ぐるみ
猿と熊の合体したような獣人だったのには
もう笑うしかない

その没落貴族がお金目当てに花嫁をアメリカから
ロールスロイスにショウハー付きで
さぁ結婚とはるばるやってきた母娘。

司祭さんがお稚児さんとデキてるとこを
さりげなく見せたりと
ボロズウィックあいかわらず反宗教的なシーンを

って獣人と姦通自体が反宗教的でしたねぇ
その獣人が作り物のペニスをおっ勃てて
侯爵夫人だかを森の中でおっかけ回し
一枚一枚着物をはがしていくのですから・・・

一度獣人の味を知った侯爵夫人は
もう獣人のペニスのとりこになって
フェラにパイ擦りとあらゆるテクを駆使して
その場で獣人の精をすべて吸い取ってしまう

花嫁のアメリカ娘には自慰させるし
侯爵の娘は家の召使とデキてるし
淫蕩の血は争えないということなのかしら

一応2枚組の米版のDVDで鑑賞。

修道女の悶え

2010-04-17 00:16:38 | 洋ピン
NUNSPLOITATION映画をヴァレリアン・ボロヴツィクが
チョーインモラルであっけらかんとした映画に作った感じ

そうなんです、こういう映画にどこかありがちというか
なんか淫靡さをかんじさせるような暗い色調はなく

太陽光線を燦々と浴びる修道院の中庭
そこに咲く真っ赤な花々
院内の宗教的な像にも真っ赤な血が描かれていたり
建物内も明るく
そこに暮らす若いシスターたちも
明るくあっけらかんと己の肉欲に正直に生きてる
それが赤い色で象徴されてるのかしら

そういう冒頭の描写が素晴らしい
笑えるのは修道院内に唯一入れる作男
院内では目隠しされるけど何の役にもたってない

彼が薪割して飛んだ丸い木片を
割れたガラスと一緒に隠し持って部屋に入ったシスター

何をするかと思ったら夜ごとそれをガラスで削って
ディルドに仕上げてご丁寧に挿入を手鏡で見ながら
グラインドさせてましたね
それも前から後ろからでした(笑

そこは監督さんがボロヴツィク
ホントに女優さんにディルドを膣内に
入れさせていましたねぇ

本来なら神にささげた神聖な肉体
それを欲望に身を任せ
修道院長まで殺してしまう

抑圧すればするほど
抑えきれずにエスカレートしていってしまったのでしょう
違うだろうっていう方向に
魔がさしてしまう人間の愚かさみたいなものが
エロというオブラートにくるまれて
1本のナンズプロイテーションとなったのかな?

最近ちょっとはまってるナンズプロイテーション
もう少し見続けていくことにしよう

令嬢エマニュエル

2010-03-07 00:12:10 | 洋ピン
エマニュエルとあるとつい見ちゃいますね

ラウラ・ジェムサーのブラックエマニュエルなんかはemanuelle
って本家のemmanuelleより「m」がひとつ足りなくても
みちゃいますもんねぇ

「m」が足りませんなんて序の口
ここにはかかなかったのですけどもemmanueleと「l」抜きの
ブリジット・ラーエ主演のフランス映画なんてのも
ありますものね

日本でもロマンポルノで「東京エマニュエル夫人」なんてもあったかな
さらにテレビでも天知版明智小五郎シリーズでも
エマニュエルなんちゃらと江戸川さんもびっくりなタイトルつけてたような

エマニュエルだけで見ちゃうというのは
男の性(さが)がくすぐられるのでしょうか

閑話休題
この映画タイトルに令嬢って使ってるのは
なんと主人公のエマニュエルは
あのチャタレイ夫人の孫という設定

いやもうここまでくると
チャタレイ夫人とエマニュエル夫人の
世代を超えたコラボレーションですよもう

こういうなんでもありの映画って
イタリアの真骨頂ですよね・・・

平凡な結婚生活の慰みに
祖母の日記を読み
その奔放な愛欲にあこがれて・・・

セクシーな女流作家の奔放な愛におぼれる
エマニュエル

ということで女同士の愛欲の世界にのめりこんでいくエマニュエル
こういう洋ピンって
たいていバイセクシャルの表現が多いですね

男がでてきて女同士って結局破局するんですけどねぇ

米版のDVDで鑑賞したのですが
日本ではDVD発売さrてないのですねぇ
ヴィデオは松竹発売のペントハウスレーベルから出ていたのか

ナチ女収容所/続・悪魔の生体実験

2010-03-05 01:27:13 | 洋ピン
70年代にイタリアで大量に作られた
ナチの残虐女収容所映画の1本

これといった役者さんが出てない分
惹句に



ナチス・ドイツ 暴虐の極致!
ナチ女収容所を舞台に想像を絶する 
エロと残酷の悪魔の生体実験が始まった!
舌根引き抜き! 
頭蓋骨圧縮破壊! 
内蔵えぐり!



と謳ってるように
見てるこっちの神経を逆なでするような残酷というか
残虐な場面がおおい
ラストの銃撃戦がなければ
ホント救われない映画になってるようですよね

最初に脱走に失敗した女囚たちは
生きたままガス室で業火に焼かれるし
惹句に書かれてるのはその脱出を手助けした連中が
うけた拷問の数々
書かれてないけど
地味で死にそうなくらい痛い拷問の
生爪はがしとか、

生爪と肉の間にひご指して
そのひごに火をつける  とか
ほんとみんな痛そう

で、この人たちも生きたまま焼かれる

いやはやナチの残忍さを描きたかったのか
拷問とエロが監督の趣味でそれを映像化したのか
ユダヤの虐殺の記録フイルムも使っていたので
監督のSM趣味で作った映画ともおもえないのですけどもね

女囚の主役の一人に黒人系の女優さんを
使ってるので集められた女囚たちが
単なるユダヤ人だけではないいので・・・
生体実験のために集められたのかしらねぇ

こういう女囚ジャンルのセクスプロイテーションは
好きな部類に入りますが
この映画はあんま見ていて気持ちのいいものではありませんでした。