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538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ホーク/B計画

2010-01-20 23:35:49 | アジア映画
1998年製作の香港映画
某カルト宗教教団が元ネタになってるような
日本人がもちこんで香港で制作されたノンストップアクション映画。

ほんと日本じゃこういう映画はできないよね
某カルト宗教教団への類似は抜きにしても
日本じゃ映画の集客コンセプトが女性に向いてるから
こういう映画がなかなか作れない

「ホワイトアウト」でしたっけ
興行的に失敗してるのも影響あるのかもしれないですね

ニッポンアクション映画はVシネの低予算で
みみっちぃのを作るのみですか

邦高洋低の興行界といわれてますけども
映画見てカタルシス受けないのはどーもねぇ

そこいくと小技大技の効いたアクションエンターテインメントは
やっぱ香港でということになるのかな
しかし、中国に変化されてから
あんまこういう映画をつくってないでしょ香港でも

スー・チイさんが出演されてなければ
とうていスルーしていたDVDではありますが
10年くらい前に香港版を買っていたのを
3回目くらいの視聴になるのかしら

スピード感がいっぱいいっぱい
銃は撃ちまくるは
人はばかばか撃たれるは
で、結構突っ込みどころがあるんですけども
突っ込みをいれさせないテンポが映画を面白くさせてるのですかねぇ

なんか記憶ではスー・チイさんが
屋上に座らされたように覚えていたのですけど
違ってましたね

「ダイ・ハード」の1.3をパクったとしか
思えないシーンもあったりするのですが
おもしろけりゃいいやね。

女集中營

2010-01-10 22:41:33 | アジア映画
女囚物全盛期の70年代に香港で製作されたWIP映画
中国における日本軍の横行を描いているので
看守側の日本軍の描き方が画一的で
少々辟易するけど・・・悪くすればするほど
女囚がひかるわけでして・・・

そこは娯楽に徹してる香港映画
WIP映画のお約束
女囚同士のキャットファイトや入浴(東洋ということで入浴というか湯あみ)
拷問にレズ

それも看守とのレズですって
日本軍についに女兵士登場!!
これがサドでレズ
はりぼてで女囚を犯します

っても70年代ですから
描写はあくまでソフト
影絵ですよ障子に映る影

英語のタイトルが
「The Bamboo House of Dolls」
日本と言うと竹
立派な獄舎ですので何がBambooかなってことで
たぶんこの障子がBambooってみてましたけども

署長さんほか幹部も
毎日女囚に夜伽させるんですねぇ

ほんでもってあとはおきまりの脱走
それも2回(1回目は失敗)
で逃げてる間、観客側には
内通者は誰だ?
なんておまけつきです

さらに抗日派の奪った金塊探しまで

そして脱走する女囚の一人を盲目にしてるところなど
盲目の女性の足手まとい感と

盲目の目に変わる耳ってのがにくい演出!!

ということでさすが香港エンターテインメント
飽かさず見せてくれましたです。

チャイナスキャンダル 艶舞

2010-01-08 19:09:15 | アジア映画
80年代前半に香港のゴールデンハーベストと合作で作った
ソフトポルノ映画
香港発売のヴィデオで見たのですが
Ⅲ級片ではないんですね

結構ハードな絡みしてましたよ新藤恵美さん
妹役の小田かおるさんとハダカくらべな映画ですね

しかし日本のVシネでも扱わないようなシノップス
拉致してクスリ飲まして
ハダカのヴィデオ撮影して
それをネタに性的関係を迫るお金持ち

助けにいく側もまにあわないんですね
プールで水中ファック中に到着

しかし、助ける側
新藤さんと恋愛関係にあるだんせいなのですけど
背中一面、胸、二の腕、太ももと足首
タトウだらけで
新藤さんを無理やり手籠めにしちゃうお金持ちは
きれいな体してるっていうのが
なんともチグハグ感がいなめないのですけども

さらに脅迫のハダカの写真を新藤さんに渡すのが
小さな子供だったり

日本の公開のときには見てないのでなんとも言えないのですが
日本語は小田、新藤さんの肉声だったのでしょうか
ヴィデオは日本語も吹き替えなので
イントネのへんな日本語だったのと

新藤さんのステージのシーンでの歌声
新藤さんご本人だったようですね
ラストの俳優クレジットでもBGMでつかわれていたので
たぶん新藤さんご本人のようだと
それにしても歌は聞けなかった(笑

小田かおるさんノーテンキな妹役で
セックスとクスリだけの役どころかと思いましたら
あらら、ラストじゃお姉さん救助で
カンフー達人になってるのんは・・・

ということで新藤さんのハダカ以外
トホホな映画でありました。

新宿インシデント

2009-12-20 01:54:36 | アジア映画
ジャッキー・チェン主演のヤクザ映画
ちょっと変な表現だけど、ホンコンマフィアじゃなく
れっきとしたニッポンヤクザです

部隊はしたがって新宿歌舞伎町と百人町界隈
不法就労、不法入国の中国人のお話にニッポンヤクザがからんでくる

ジャッキーさん
難を言えば時々年相応の表情とかがでてきてたんですよね
もう少し若い人だと
よかったのかも

よる年並みでカンフーがしんどくなったのか
シリアスな演技で新境地をひらいたのでしょうか

それにしても不法入国
という原題日本がかかえてる問題を
映画にしてる。

不法入国した若者が自分が好むと
好まざるうちに
不法中国人たちの頭になっていくという
ある意サクセスストリーなのかも

ジャッキーもそんな人物像を
タチンボの外国人娼婦を金で買うという
シーンをいれて演じてました
本気で方向転換をかんがえてるのかも

刑事役の竹中直人がジャッキーさんのある意味
陰でささえ得る感じ
出会いが下水道で、別れも下水道
っていうのはシノップスの妙か

新宿が舞台とかいいつつも
どっか見慣れてる街並みとは違って見える

あんなレンガの高架って阪急電鉄だし
神戸港ですよね、わたしが覚えてるのもあの風景
絶対神戸だよ、モザイクも見えてた


新宿でもロケしてたようですが
って花園神社を血で怪我すなんて
ニッポンVシネでもたぶんやんないですねぇ

加藤雅也さんハリウッド撤退して香港にシフトしたのかしら
中国マフィアも怖いですね
ナタみたいな包丁振り回して
日本刀と対等に戦ってる

内容的には娯楽映画にしてますが
重たい映画を2時間の尺なんて
ちょっとキツかった。

シルミド

2009-09-02 23:42:10 | アジア映画
実話に基づいた韓国映画。
北朝鮮の金日成暗殺部隊育成の秘話
というか悲話といったほうがいいのかな。

って時代的に1971年の事件ですか
死刑囚を集めて特殊訓練し、敵地に送り込む

あらら、これってアメリカ映画「特攻大作戦」のパクりじゃね
実話とうことで計画されたのが1968年
アメリカ映画をパクったのは映画製作会社じゃなくて
韓国政府がパクったというこおでしょうか

北へ特攻かけるわけですから
確かに韓国で戸籍のある人間や軍籍では
問題が
ってことでしょうかね

ドラマ的には面白かったですが
国家というか軍部というかKCIAをこんだけ
真正面から批判的に取り上げることができることが
可能な韓国っていう国もすごいですねぇ

常時戦闘態勢にあり南北の緊張感は
この物語の悲劇性でもある
対話路線外交になっても、徴兵制が残ってる国家だから
表現できる映画なのかもしれませんね

平和ボケしてる日本映画界じゃ
こういう映画はつくれない
南北緊張といえば「シュリ」も結構エンタメとして
完成された映画になってますねぇ

女性受けするトレンド的というか
日本でも韓流ブームを生んだメロドラマ映画といい

韓国映画って日本映画界じゃもう製作しないコンセプトの映画を
作ってるんですねぇ
日本人が忘れてしまった男くささや
男女のすれ違いを映画にする

それが日本でブームを生むんだから

それくらいならVシネにだけ任せていないで
日本映画界ももう一度泥臭さい
映画をつくってみたらいかがなものだろうか

って、企画書段階でそんな映画は没ですね
商売にならん  って(汗


レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

2009-04-24 23:58:23 | アジア映画
1を見たので
そして、1であんだけ引っ張られれば
2を見たくなるのは当然ですけど・・・

ジョン・ウー1では鳥を視覚的、聴覚的に使ってましたけど
今回はちゃんと1のラストで使った鳩を
ストーリーに組み込んで効果的につかってましたけど・・・
この時代伝書鳩ってはたしてあったのだろうか

あったのだろうかってのに
サッカーも映画の中に使われてましたねぇ
流石に火薬を使わなかったのは賢明でしたね
魚油なんでしょうか多少硝石みたいなのも
甕に入れてたかな?

対峙してる両軍の
心理戦・神経戦の静ではじまる前半は
後半の戦闘シーンへの観客の期待を高めますねぇ

そして諜報戦も・・・
諜報員として2では、ヴィッキー・チャオの
出演シーンが多かったのがこちとらにはうれしかった

宣伝コピーにある「おんなたちの戦い」って
複数になってるのはこういう意味だったのね
画像宣伝ではリー・チーリンだけにかぶせていたのですが
うれしい誤算でした。

しかしヴィッキー・チャオの恋物語みたいなのは
コメディリリーフになっちゃってましたね
あの隊長とのかけあいは

赤壁の戦いは夜戦なのね
火が炎が効果的につかわれてますが
暗いので戦闘の様子はあんまわかんないですねぇ

娯楽映画としては三ツ星の出来だとは思いますが
「三国志」ヲタクには???な映画なんでしょう
それにしても、5時間の長編にする意味はなかったように思えます。

紅蜘蛛女

2009-02-26 23:55:37 | アジア映画
日本資本で香港の映画会社が製作した映画なのかな?
もちろん主役は元アイドルだった坂上香織

拉致監禁の映画って
たいていは男性が女性を監禁してしまうものなのですが
この映画は逆で女性が男性を性の奴隷として?
監禁してしまうのが新鮮

って言いたいのですが
こんなのイタリア映画で見た記憶があるのですけど(汗

坂上香織さん同じ時期にDVDで「紅薔薇夫人」なる映画もリリースされていたので
香港でのタイトル「禁室培慾」を「紅蜘蛛女」になおしたような感じが否めないのですが
邦題のセンスは蜘蛛の糸が獲物をからめとって
離さないという映画の内容を端的に表してる。

男を逃がさないために
女が男の足の薬指をペンチで切断するシーンが秀逸でしたね

香港の警察事情がよくわからないのですが
留守宅訪問巡回するポリスの使い方とか

結構サスペンス的な要素と
主人公坂外香織の何気ない狂気の片鱗を足指切断という行動で見せる
映画的にも面白い設定ではあるのですが

なんだか物足りなく感じてしまうのは
脚本なのか監督さんの腕なのか

ある意味消化不良というか
胃もたれ感が見終わったあとに
おきてしまうのは仕方ないのでしょうか

クローサー

2009-02-15 00:14:39 | アジア映画
スー・チー、ヴィッキー・チャオ、カレン・モク主演の
香港映画。
スタイリッシュアクションムービーとでも言ったらよいのでしょうかね。

しかし、香港映画は女優さんでも
容赦なくアクションさせるんですね。

スー・チーさん目当てで見たのですが
この映画でヴィッキー・チャオさんにちょいはまったかもしれないですね。

3年ぐらい前に初見したのの再見ですが
アクションと言い、映像といい
ほんとにスタイリッシュに作りますねェ

この映画とくらべちゃいけなのでしょうけど
三津谷葉子さんの「クール・ディメンション」の泥臭さが・・・

倉田保昭さん60歳超えてるのでしょうか
さすがキレのよいアクションを見せてくれてますし
映画全体を絞めていますね。

最近日本のDVDは日本語吹き替え版で見ることにはまってるのですが
倉田さんご本人が吹き替えというか
生声だしてらっしゃるのですね。


スー・チーさん
アップになるとちょっとお顔に年齢がでてきちゃってますが
ハリウッドデビュー後は
あんまり活躍されていないような気もしないでもないですが

香港映画はB級の宝庫ですね
シノップスの破たんも
アクションでカバーしやうという
それでもカタルシスだけはきっちりと
時間かけて作ってくれているのがよくわかるし

観客が何を映画にもとめてるのかを知ってますね

ま、泣かせどころもきっちりといった感じでしょうか
主人公に感情移入はできなくても
料金分だけはカタルシスが得られるということですか。


レッドクリフPart1

2008-11-02 00:15:02 | アジア映画
ジョン・ウーが本国で撮影した中国映画。
それも三国志の赤壁の戦い

戦い・・・簡体字が出てこない(汗

いやすごい映画ですね。とりあえずシネスコ画面の左右が決められているので、
平面画面の奥行きを重視した撮り方で広がりというか
空間の広さを見せていたような
深山幽谷の深さを
戦いの原野の広大さを
宮廷ですから故宮ですか?皇帝の建物の広さとその広場の大きさ
さらに劉備の居城の広さまで
左右が切り取られてる分、2次元での映像で、水平の奥行きだけで広さを見せてる
さすが大陸です。

そしてそして戦闘シーンのなんと素晴らしいこと
逆光を利用した盾の円陣戦略の美しさ
血飛沫が舞い散る戦場
血飛沫が太陽光線の中ミスト状態で画面が赤く染まるんですね
残酷なまでに美しい映像
伐る音、刺す音も聴覚から痛みを感じさせる

ジョン・ウーならでは演出でしょうか
ジョン・ウーの演出と言ったら、やっぱ鳩
鳥を効果的に使ってきてましたねぇ
開巻の故宮の静けさの中に飛んで来て皇帝と遊ぶ鳥
曹操を待つ退屈かつ緊張した空気を小鳥一羽で見事に表現し
結巻では平和の象徴の白い鳩を飛ばして
曹操の軍船の多さと曹操軍の軍勢の勢いを見せ
大きな戦いの予兆を示してくる
ある意味シンメトリーに効果的に鳥を活用してるというか

周瑜の妻・小喬を演じたリン・チーリンは、今作が映画初出演なんですか?
楚々たる魅力をたたえていましたねえ
ある意味傾城の美女であるわけなので、もう少し女であってもいいように感じましたが
そこいらがジョン・ウーの演出意図で清楚を前面に抱いていたのかな

なんだかあっという間に映画がおわっちゃって2時間20分飽きずにみれましたが
本題の赤壁の戦いってこれからなんですよね
Part2が楽しみになりました。