帰路はやはり高速ではなく下道を。まずは箕輪町の赤そばを見に。伊那高原の赤そばの里手前の赤そば畑へ。
信州大学の故氏原暉男名誉教授がタカノ株式会社(宮田村)と共同で開発して真紅の花を作り、高嶺ルビーと名付け、品種改良をかさね、2011年にさらに赤みを増した「高嶺ルビー2011」が誕生。花も綺麗ですが、味もいいのだそうです。食べてみたいですね。
そこから153号を北上し、山賊焼き定食で有名な小松食堂のある善知鳥峠(うとうとうげ)を越え、ひとつ目の信号を右折して進み20号を右折して諏訪方面へ。途中で高ボッチスカイラインへ左折。名前は立派ですが、ただの舗装された林道です。狭い箇所もあるので対向車に注意、林道は昼でも暗い所は点灯が原則です。見とうしの悪いカーブではクラクションを。長い下りでは必ずエンジンブレーキ併用で。この意味が分からないドライバーが多いようです。セカンドかサードにギアを落として下ることです。信州では常識。
最後は高ボッチ牧場を巻いて広い駐車場へ。北アルプスのパノラマが望めます。雲が多めでしたが、槍ヶ岳の穂先はしっかり見えました。眼下に松本盆地。
駐車場から高ボッチ山山頂までは、10分足らずの散歩道。右の前翅が欠損したヒョウモンチョウの仲間(左)。ヤマラッキョウにハナアブが吸蜜に訪れました(中)。ノハラアザミでイチモンジセセリが吸蜜中(右)。左手前はヒラタアブの仲間。
高ボッチ山山頂。360度の展望が得られます(左)。連山の向こうに蓼科山(中)。山頂から西方の眺め(右)。
南南西を見下ろすと、諏訪湖が見えます。右に守屋山から三つ峰の山塊。南アルプスは霞んでいました。
鉢伏山が間近に見えるところまで林道を走ってみました(左)。松本へ下る分岐の駐車場から高ボッチ山(中)。松本の崖の湯方面へ林道を下りて行きます(右)。山麓線を走り、63号線を北上。やまびこ道路(295号)で松本市街地を抜け、143号を旧四賀村から青木峠越えへ。道の駅あおきで休憩してから戻って12号を修那羅峠(しょならとうげ)へ。
途中で撮影した花。ミヤマママコナ(左)。ヤマハハコ(中)。ハクサンフウロ(右)。
青木峠を超えて143号の下りから見上げた子檀嶺岳(左)。拙書の表紙に使っています。その谷あいから見る夫神岳(中)。いずれも塩田平の名峰。修那羅峠の駐車場から山道を20分ほど登ると、舟窪山(1,037m)にある安宮神社へ(右)。
ここは、800体余の修那羅石仏群があることで有名です。山道に木漏れ日を受けて石仏が並んでいます(左)。狛犬というより、これは猫神でしょうか(中)。夫婦地蔵(右)。地味な所なので、だれもいないかなと思ったら、結構参拝者がいました。
麻績村に下りて、12号を旧大岡村(現長野市)へ。途中の展望所から南にアンテナ群のある美ヶ原の王ヶ頭が見えました(左)。別の展望所から、台形の山は生坂村の大城(中)。すぐ左は、ヒカゲツツジで有名な京ヶ倉。非常に面白い山で、拙書でも紹介しています。98年の長野冬季オリンピックの開会式に登場し、世界中の人々から熱狂的な歓迎を受けた芦ノ尻道祖神(右)。 北アルプス展望所にあるのですが、道路からは見えないので、通りすぎてしまう車が多いのが残念です。
ここから12号を外れて395号で19号へ下り、大岡道の駅へ。味噌おやきを買いました。150円と安く、色々な野菜が細かく刻んで入っていて、添加物もなく非常に素朴で美味しいのです。いつもレジの前に置いてあります。ここのくるみパンも超お勧め。19号を下って信州新町道の駅へ。ここでざる蕎麦をいただきました。冬は「おしぼりそば」がお勧め。残念ながらナスのおやきは売り切れ。ここを出て19号を下ると白馬有料道路との合流の先で大渋滞。これは19号は使えないとUターンし、安庭から384号へ。途中で右へ折れて70号へ。この辺で随分と暮れてきました。山の日暮れは早いのです。
途中から暮れなずむ鹿島槍ヶ岳。左に爺ヶ岳。鹿島槍ヶ岳の氷河かもしれない「カクネ里雪渓」(下流の鹿島集落の祖先で平家の落武者の隠れ里が転訛したものといわれる)の調査も終了し、氷塊が得られたようです。結果が楽しみです。
鹿島槍ヶ岳を真ん中に、左に爺ヶ岳、右に五竜岳と仁科三山。
仁科三山。山里はすっかり夜の帳の中。茜色に染まる空がなんともいい色合い。そのまま一服の日本画のようです。
そこから403号を登り返して姨捨駅上の千曲川展望台に寄りました。薄暮から暮れなずむ夜景を撮影したかったのですが、ちょっと暮れすぎていました。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。この夏は、信州の里山や亜高山を歩いてみませんか。
本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応は不可能です。
◉10月25日(日)に、中尾山--茶臼山ハイキングが行われます。
受付:午前8時から
集合場所:黒き学園グランド(旧共和小学校校庭)
出発式:午前8時半から9時
出発:午前9時
参加費:300円(中学生以下無料)、きのこ汁、りんご、牛乳が出ます。
持ち物:昼食・飲み物・箸・シート・雨具
中尾山--茶臼山の一本松コースと山麓アップルコースがあります。
私は一本松コースのインストラクターをします。昨年は100名ほどの参加でした。
交流会:正午から。恐竜公園内「童謡の森」昼食、ミニ公演、歌の後、解散となります。
川辺書林さんによる『信州の里山トレッキング 東北信編』の販売もあります。
◉お問い合わせ:026-292-6009(中尾山ハイキング実行委員会)
信州大学の故氏原暉男名誉教授がタカノ株式会社(宮田村)と共同で開発して真紅の花を作り、高嶺ルビーと名付け、品種改良をかさね、2011年にさらに赤みを増した「高嶺ルビー2011」が誕生。花も綺麗ですが、味もいいのだそうです。食べてみたいですね。
そこから153号を北上し、山賊焼き定食で有名な小松食堂のある善知鳥峠(うとうとうげ)を越え、ひとつ目の信号を右折して進み20号を右折して諏訪方面へ。途中で高ボッチスカイラインへ左折。名前は立派ですが、ただの舗装された林道です。狭い箇所もあるので対向車に注意、林道は昼でも暗い所は点灯が原則です。見とうしの悪いカーブではクラクションを。長い下りでは必ずエンジンブレーキ併用で。この意味が分からないドライバーが多いようです。セカンドかサードにギアを落として下ることです。信州では常識。
最後は高ボッチ牧場を巻いて広い駐車場へ。北アルプスのパノラマが望めます。雲が多めでしたが、槍ヶ岳の穂先はしっかり見えました。眼下に松本盆地。
駐車場から高ボッチ山山頂までは、10分足らずの散歩道。右の前翅が欠損したヒョウモンチョウの仲間(左)。ヤマラッキョウにハナアブが吸蜜に訪れました(中)。ノハラアザミでイチモンジセセリが吸蜜中(右)。左手前はヒラタアブの仲間。
高ボッチ山山頂。360度の展望が得られます(左)。連山の向こうに蓼科山(中)。山頂から西方の眺め(右)。
南南西を見下ろすと、諏訪湖が見えます。右に守屋山から三つ峰の山塊。南アルプスは霞んでいました。
鉢伏山が間近に見えるところまで林道を走ってみました(左)。松本へ下る分岐の駐車場から高ボッチ山(中)。松本の崖の湯方面へ林道を下りて行きます(右)。山麓線を走り、63号線を北上。やまびこ道路(295号)で松本市街地を抜け、143号を旧四賀村から青木峠越えへ。道の駅あおきで休憩してから戻って12号を修那羅峠(しょならとうげ)へ。
途中で撮影した花。ミヤマママコナ(左)。ヤマハハコ(中)。ハクサンフウロ(右)。
青木峠を超えて143号の下りから見上げた子檀嶺岳(左)。拙書の表紙に使っています。その谷あいから見る夫神岳(中)。いずれも塩田平の名峰。修那羅峠の駐車場から山道を20分ほど登ると、舟窪山(1,037m)にある安宮神社へ(右)。
ここは、800体余の修那羅石仏群があることで有名です。山道に木漏れ日を受けて石仏が並んでいます(左)。狛犬というより、これは猫神でしょうか(中)。夫婦地蔵(右)。地味な所なので、だれもいないかなと思ったら、結構参拝者がいました。
麻績村に下りて、12号を旧大岡村(現長野市)へ。途中の展望所から南にアンテナ群のある美ヶ原の王ヶ頭が見えました(左)。別の展望所から、台形の山は生坂村の大城(中)。すぐ左は、ヒカゲツツジで有名な京ヶ倉。非常に面白い山で、拙書でも紹介しています。98年の長野冬季オリンピックの開会式に登場し、世界中の人々から熱狂的な歓迎を受けた芦ノ尻道祖神(右)。 北アルプス展望所にあるのですが、道路からは見えないので、通りすぎてしまう車が多いのが残念です。
ここから12号を外れて395号で19号へ下り、大岡道の駅へ。味噌おやきを買いました。150円と安く、色々な野菜が細かく刻んで入っていて、添加物もなく非常に素朴で美味しいのです。いつもレジの前に置いてあります。ここのくるみパンも超お勧め。19号を下って信州新町道の駅へ。ここでざる蕎麦をいただきました。冬は「おしぼりそば」がお勧め。残念ながらナスのおやきは売り切れ。ここを出て19号を下ると白馬有料道路との合流の先で大渋滞。これは19号は使えないとUターンし、安庭から384号へ。途中で右へ折れて70号へ。この辺で随分と暮れてきました。山の日暮れは早いのです。
途中から暮れなずむ鹿島槍ヶ岳。左に爺ヶ岳。鹿島槍ヶ岳の氷河かもしれない「カクネ里雪渓」(下流の鹿島集落の祖先で平家の落武者の隠れ里が転訛したものといわれる)の調査も終了し、氷塊が得られたようです。結果が楽しみです。
鹿島槍ヶ岳を真ん中に、左に爺ヶ岳、右に五竜岳と仁科三山。
仁科三山。山里はすっかり夜の帳の中。茜色に染まる空がなんともいい色合い。そのまま一服の日本画のようです。
そこから403号を登り返して姨捨駅上の千曲川展望台に寄りました。薄暮から暮れなずむ夜景を撮影したかったのですが、ちょっと暮れすぎていました。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。この夏は、信州の里山や亜高山を歩いてみませんか。
本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応は不可能です。
◉10月25日(日)に、中尾山--茶臼山ハイキングが行われます。
受付:午前8時から
集合場所:黒き学園グランド(旧共和小学校校庭)
出発式:午前8時半から9時
出発:午前9時
参加費:300円(中学生以下無料)、きのこ汁、りんご、牛乳が出ます。
持ち物:昼食・飲み物・箸・シート・雨具
中尾山--茶臼山の一本松コースと山麓アップルコースがあります。
私は一本松コースのインストラクターをします。昨年は100名ほどの参加でした。
交流会:正午から。恐竜公園内「童謡の森」昼食、ミニ公演、歌の後、解散となります。
川辺書林さんによる『信州の里山トレッキング 東北信編』の販売もあります。
◉お問い合わせ:026-292-6009(中尾山ハイキング実行委員会)