お気に入り度:石 キム・ギドク監督 原題:TIME 2006年
愛情と愛欲の違いが分からない女が引き起こす悲劇、惨劇でした。
ラストで男も整形したなら事故で殺しちゃうのは意味がないうえズルイじゃないか。そのうえ気持ち悪いし。
別れるのか、縒りを戻すのか、知りたかったです。男は逃げたんだから別れるつもりだったとすれば、顔が判らなくなる轢死体にしたのは監督の悪趣味だと思います。思い出すたびに気分の悪くなる映画でした。
潮が満ちると海水に浸ってしまう手の形のベンチ(上の写真)はちょっとステキで、実際に行って見てみたいと思いましたが、この映画を思い出さずに見ることは出来そうもないので止めにしますわ。
この映画を観て、改めて勅使河原宏監督の「他人の顔」は良く出来ていたと思いました。
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