mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

第六日目・・黄山下山

2015-06-07 07:31:07 | 旅行

12時を少し過ぎた所でロープウェイ組と別れて、下山を始めます!


凄い下りの階段です!


少し下りた所で、他のツアー客も混じっていよいよ本格的な下山コースに入ります


この険しい道を山頂のホテルの用品を運ぶ歩荷の人夫たちが次々と登ってきます

夫は学生時代に北アルプスで歩荷のアルバイトをした経験があるので、大変さはよく分かっています

夫は背負子に30kの荷物を乗せて運んだそうです

彼らが運んでいるのは50k~60Kはあるのではないかとの事

 12:19この辺までは記念写真を撮るゆとりがある

一斉に下山を始めたツアーの人たちも体力の差が出始め段々疎らになって行く


この辺から私の脚にも異常がで始める・・真っ直ぐ下りて行けないので蟹さん歩きで一段ずつ下りて行く


階段ではない所は少し楽だったような・・・

 所々に草花や鳥の紹介の立札が立っている

 

 

歩荷のおじさんたちも疲れると杖を支えにして一休み!


 小さな川もあって綺麗な水が

流れていてホッとする

 

時々、上りの階段もあったが・・この方が楽に感じた

しかし、ガードレールが無い所では、ふらついて落ちたら大変だと緊張して歩く


13:35

これくらいの所だっただろうか、中国の高い山にはどこにもいる2本の棒に括り付けた椅子を担いで客を運ぶ人夫がいる

「乗って行かないか?」と声をかけられたので幾らかと聞くと、3百何十元だと言うので断った


もう、下りてくる人も少ない・・時間内に着けるだろうか? 祈る思いで歩き続ける

 

 14:14

制限時間の2時半までには少し時間がある・・・途中でガイドさんから今どの辺りかと言う問い合わせの電話があったようだ

我ながらよく頑張った! 

長く歩いて疲れた時に「足が棒になった!」と言うが・・本当に棒になって膝が曲がらなかったのだ

多分傍から見たらロボットが歩いているように見えたのではなかろうか?


いつだったかマラソンの女子選手が「自分で自分をほめてあげたい!」と言った言葉を思い出す


わたし達が最後ではなかった!  もう一組、戻って来ていないとのことで、「黄山地質博物館」で待つように言われた

疲れていて見学する気にもならない・・兎に角、無事下山できて好かったと言う、安堵の思いで一杯だった

 

 

 お買い物コース

この日の会社の商品は一寸興味があったが・・決断力が鈍っており何も買わずに帰る

 

 最初の日に食事をしたお店

お袋のような味が懐かしくまた、やって来た・・疲れた時はホッとする料理が食べたいものだ


夫もお母さんのワンタンメンを食べるつもりだったが、私は急にごはんが食べたくなって壁に掛かっている写真の料理を頼む

いつも食べている、“トマトと卵の炒め物”をご飯にかけてあるだけのような・・・(今度私も試みてみよう)

スープも疲れた体にはちょうど良い塩加減で・・・ホッとする


 

今日は霧で折角の風景がハッキリ見えなくて残念だったが・・反面、水墨画の中に居るような気分にもなれた

白鶴山荘から少し登った所にもう1本ケーブルカーの丹霞駅があって、更に上の松谷庵駅まで行ける

此処から黄山の最高峰芙蓉峰まで登ると、想像に絶する景色を見られるに違いない

できれば山上のホテルで一泊して、雲海に登る朝日を望む事が出来たら最高だろう


何年か後にまだ元気だったら・・ここに滞在型の旅行をしてみたいものだ

 

つづく