mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

第五日目・・黄山;古村落文化遺産ツアー①宏村見学

2015-06-02 19:28:33 | 旅行

 今日は昨日申し込んでおいた西递,宏村1日観光である

此処は世界遺産に指定されている場所なので、とても楽しみにしている


   

8時過ぎにガイドさんがホテルまで迎えに来てれて、観光バスに乗り込む

このコースはとても人気があるようで同じホテルからも何組か乗り込む・・この後、私たちは“70団”と呼ばれることになる

この辺の家にはとても特徴がある・・茶業で裕福な家が多いのか殆ど3階建てで新築も目立つ

茶畑が延々と続く・・・清明節(この頃のお茶が一番おいしいと言われる)も過ぎているので綺麗に摘み取られている

 

1時間ほどで宏村に到着する

老人割引の為にパスポートを提出し、ガイドさんに入場の手続きをしてもらい、ガイドは現地の女性に換わり、

村内の観光が始まる


宏村
は、黟Yi県の東北に位置する南宋時代創建の世界遺産の村で、現在まで800年の歴史を持つ。
山紫水明な場所にあり、という苗字を持つ人々が集住する村だった。
村全体が牛の体にみたてられており、村の西には雷岡という小高い丘が牛の首、村の入り口にそそり立つ2本の木が牛の角、村の前、後ろにある4つの橋が牛の脚である。内部構造も牛の内臓に例えらえ、牛の小腸に当たるクリークは山の泉を引いて各家の前まで運ばれ、生活用水として利用されている牛の胃に当たるのは、村内にある半月型の美しい沼「月沼」 牛の大腸に当たるのは村の南にある大きな「南湖」。その、田園風景、山と水の織り成す風景、美しいクリークによって「絵のなかの郷里」と呼ばれている。
保存状態のいい明清代の民家は約140棟あり、中でも”承志堂”は安徽省南部の古民家の特色をよく伝えている。月沼の西南岸にある「冒華居」は清代の建造で、建築バランスがすばらしく、古色ゆかしい。その他の建築物は、「楽賢堂」、月沼の北岸には汪氏の祖先を祀った「楽叙堂」、南湖の北岸にある「南湖書院」などがある。中国国内でも映画のロケに使われるほど有名である。

小さな村落の様だが、建物がくっついて建っていて路も迷路の様だ・・

沢山のツアー客がいて・・もし、ガイドさんにはぐれたら大変なことになると、気が落ち着かなかった


観光の際に撮った写真は凄い枚数で、どれを選べばよいのか分からないので、分類して紹介することにする

入口を入ると南湖の畔を歩き村内に入る

牛の大腸と言われる南湖の畔には沢山の学生が坐って絵を描いていた

 わたし達が最初に渡った橋(牛の脚の1本か)

この写真の様子を見ると・・此処で現実に生活をしている人たちが居ることが分かる


 村の入り口にある红杨树(牛の角)

傍に立つ説明には・・『この木は村の入り口にある大木紅い柳 昔、村人の家庭で結婚式があると、花嫁の乗った輿は先ずこの木を一回りしてから村を出て行った。 これは「夫婦はが一生仲睦まじくいられる」ことを示す』とある

 

【建物】

詳しい説明が付けられなくて申し訳ないが、雰囲気を感じて頂くとありがたいです

 

見学した住居の客間の置物には配置に決まりが有る様で、殆ど同じ置き方である

時計を中心に花瓶、鏡など・・意味があるらしいが・・・

中国人の団体なのでガイドさんも早口で話すので聞き取れないことが多い

後で文献で調べてみることにしよう

 

 

この建物は何だかわからないが・・単に私が気に入ったのでアップしてみた


【彫刻】

523

ガイドさんの説明では「天井を支える柱の彫刻で財力が判る」と言う

今でもこのように綺麗なのだから・・当時は素晴らしかったに違いない

わたしの趣味で・・石畳もとても趣がある

 

【生活】

 牛の小腸に当たるクリーク?

このクリークは生活用水として用いられていると説明にあったが、実際他の場所ではこの水で洗濯をしている人がいた

レストランの外に材料の豚肉が干してある


湖のコンクリートの堤防には筍が並べてある


【路地の商店】

生活用の商店もあったが、土産物屋も・・・皆、間口半間程の小さな店

竹細工の工芸品が特長的

 お茶は特産品

 

ガイドさんの説明も終わり、土産物の通りをぶらつく



南湖の逆を回って集合場所に戻る

学生さんたちの絵も完成に近づいているようだ

わたし達はこの後昼食を摂って、西递に向かったが、そこでもこの学生さんたちの団体と出会うことになる

 

つづく


第四日目・・景徳鎮市内→黄山へ移動

2015-06-02 13:03:43 | 旅行

今にも降り出しそうな雨模様の中、大きな支障もなく無事に観光を終え

夫が当初予定していた観光をすべく、タクシーで “湖田古窯” 陶瓷歴史博物館”に向かう


所が・・月曜日は閉館日だったのだ(タックシーの運転手は知っている筈なのに・・・)

わたしが写真に一寸写っているおじさんに・・「遠くの青島から来たのに・・・いえ、もっと遠くの日本からきたのよ!」と言うと

笑ながら、敷地内に入れてくれた(写真を撮っただけですぐに出る)


この博物館の後ろに“湖田古窯”が有るようだった


此処でおじさんと話をしていても時間がもったいないので、付近をぶらついてみることにする

一寸歩いたところに市場があった・・中国ではまだこの様な市場が市内の至る所にある


懐かしい!  私の子供の頃、母が使っていたミシンと同じようなミシンだ


突然、雨が降り出した・・もっと付近をぶらついてみたかったのに

どうも酷い雨になりそうで観光どころではない!  慌ててバス停を探しバスでバスセンターに戻ることにする


運よく空いていて、前にすわることができたので、バス観光となる

住民たちの交通手段は、バイクが主流でこの様なバイクの店が軒を連ねている


終点で降りて、タクシーでバスセンターへ向かう 10元也

ずっと書き忘れていたが・・景徳鎮のタクシー代は初乗り5元、今まで行った所では最も安い(因みに青島は9元)


バスセンターへ着いたのは昼前だったけれどどこかでゆっくりしようと

バスセンターの隣の永盛酒店の1Fレストランに入り昼食を摂る事にする

 トマトと卵のスープ(これはどこでも大体美味)

 烏賊と野菜の炒め物(イカは夫の鉱物)

所が、辛い物が苦手な夫は辛くて大変な様だったが・・私は美味しく頂いた

夫は御飯を頼んだが・・私はご飯は食べない(身体の為でもあるが、日本と炊き方が違うのか全く美味しくない)


途中で、私たちが日本人だと分かったのか、この男性が日本語で話しかけてきた

日本へは行ったことは無いが仕事の関係で学んだそうだ

彼はもっと私たちと話したかった様子だったが・・この子がなかなかやんちゃで追いかけるのに大変!

ママは構わずお食事を続けている(中国のパパはとても家庭的なのです)


食事中も雨は大降りで、従業員の男性が「雨が小降りになるまでゆっくりして行けばよい」と親切に言ってくれる


バスは14:30発車なので今回も待合室でゆっくりすることになる・・今回は雨なので仕方がないか

バスを降りてきた客も、突然の大降りの雨に呆然としている


 14:30

バスはほぼ満員で定刻に出発する。

黄山市まで約200K・・・高速を走らず、途中客を下したり拾ったり市ながら一般道を走るので3時間半はかかるようだ

途中、安徽省祁门Qimen 経由で黄山市の屯溪tunxi と言う所まで行くらしい


途中の風景を川の状況を主に時間毎にアップしておくが、雨がどれだけ激しく降ったかお分かりになると思う

 15:11

 16:15 

 16:20

 16:20

この頃には雨はもう上がっていた


予定より少し遅れて 17:10分 黄山西バスセンターに到着する

すぐにピンクのジャージの上下を来た女性が寄って来て・・とてもことば巧みに話しかけてくる

翌日の観光の手配の事やホテルの話など・・少しも休まず私たちが言葉をはさむ余地が無い

ホテルまで5元で連れて行くと言うので、時間も時間だしすぐに彼女の話に乗る

 

ホテル名は「旅行者の家」何とも親しみやすい名前・・彼女はホテルに着くと私たちを下してすぐに戻って行った


ホテルの主人はとても物腰の柔らかい人で、丁寧に黄山の観光コースの説明などをしてくれる

宿泊料金は・・1F;118元で 2F;138元 3F以上;158元 との事

取り敢えず1Fの部屋を見ると綺麗で、広い  只、少し経つと少し湿っぽい感じがしたので、香水を撒いた


                    

 

 夕食はこのお店・・米線の看板がかかっていたが

昆明で食べた時の米線の印象は余り好くなかったので・・わたしはワンタン麺を食べる事にする


これがなかなかの味で・・半分も食べられるだろうかと思ったが完食して、我ながら驚いた

新しいお店で母親と娘さんで営んでいる家庭的な雰囲気のお店・・後に又、来ることになる


いつものように、近くのスーパーで翌朝のパンとヨーグルト、飲み物などを買ってホテルに帰る


フロントで、翌日の“古村落文化遺産ツアー” (一人220元)を申し込んで 

部屋に戻りシャワーを浴びて、ぐっすり夢の中・・・

 

つづく