昨夜、ずっと連絡のなかった中国人の友人Lさんに電話をかけてみました。
彼女はとても元気そうで、もし暇なら今夜の夕飯を一緒に彼女の家で食べましょうと誘われました。
彼女は今年研究生院を卒業して、自分で塾を開いて近くの小学生たちを教えています。
一度様子を見てみたかったので、訪ねて行くことにしました。
大学からかなりの距離のH后と言う所にあり、まだ新しい建物の1室で看板もまだ真新しい!
教室の他に台所、寝室、広い洗面所はトイレ兼洗濯場になっていました。
私たちが到着すると・・
Lさんの彼が台所で奮闘中!
仕事を手伝ってくれているという従妹のJさんもデザート作りに精を出しておりました
所で、Lさんは?・・・「彼女が手を出すと邪魔になるので・・・」とは、彼の弁(爆笑)
待つことしばし・・・
おかずが数品テーブルに並びました。
オクラと豚肉の炒め物、トマトと卵のスープ、アサリ、太刀魚、青梗菜と椎茸、ご飯は無くとても美味しいからと、
南瓜の馒头mantou。
素材の名前だけ書いてあるのは日本の料理法とは違う様なので・・・。
私は太刀魚が好きなので久しぶりの魚で嬉しかったですが、
中国では魚を網で焼く事はしませんが、日本のムニエルとは又、違った方法で調理しているようでした。
彼女の仕事の話などを聞きながら1時間ほど楽しい食事をしました。
次はここで餃子を作って食べようと言うことになりました。
何度か餃子づくりの講習を受けましたが、まだ一人では心もとないのでとても楽しみにしています。
帰りのバスに乗るために、彼らに伴われてバス停に急いでいると・・・
暗い公園の方から音楽が聴こえてきます? ? ?
何と街灯の明かりの中で楽器の演奏をしている人たちがいます・・二胡、アコーディオン、笛、ギター等
周りには聴衆の輪もできています。
他にも、社交ダンスや扭秧歌niuyanggeを踊っているグループもいました。
Lさん曰く、「真夏はもっと賑やかよ!」 これは特別の行事ではなく毎日のレクリエーションなのです。
皆さん、夕食を済ませて・・休むまでの一時をこのようにして楽しんでいるのでしょう。
私も暗闇に紛れて扭秧歌のグループの後ろの方でちょっとステップを踏んでみましたが・・・
何とも大らかな楽しい雰囲気です!
日本でも、このように大らかに生活を楽しむ雰囲気ができたらいいのにと思いました。
帰国して老人会に入ったら中国の扭秧歌のグループを作って踊りましょうか!?
少し明るい所では食後のマージャンを楽しんでいる人たちもいましたよ。
中国の中高年の人たちは家に籠らずどんどん表におしゃべりや行動を共にする相手を探しに出て行きます。
以前、大連でサクランボ狩りに行った時に出会った二人のおじいさんに感動したことを思い出しました。
中国に来て・・何とも大らかで長閑な老人の生活を垣間見ましたので、
日本でもこれを模範に真の楽しい老後を味わってみたいと楽しみにしています・・できるかなぁ