mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

今日は日本では雛祭りですね!

2012-03-03 13:19:53 | 日々の出来事

残念ながら中国では雛祭りの習慣はありません。

それでも宿舎の部屋には一昨年の帰国時に娘と折り紙教室で作った色紙を飾っています。

上巳の節句 ~季節の節目の邪気祓い

雛まつりのルーツは上巳の節句です。上巳(じょうし/じょうみ)とは3月上旬の巳の日という意味で、のちに日付が変動しないよう3月3日となりました。その起源は300年頃の古代中国で起こった上巳節にさかのぼります

昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、川の水に心身の穢れ(けがれ)を流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催す曲水の宴などが行われていました。つまり、季節の節目の邪気祓い行事として、老若男女を問わず皆の幸福を願う行事だったんですね。その上巳節を遣唐使が日本に伝えたといわれています。

日本でも古くから禊(みそぎ)や祓いの思想や、形代(かたしろ)という身代わり信仰があったため、それが上巳節と結びつき、上巳の節句として日本独自の文化として定着していきます。そのひとつが流し雛で、これは自分の体を草木やわらでこしらえた人形(ひとがた)で撫でて穢れを移し、それを川に流す神事が上巳節と混じりあったもので、今でもその伝統を守っている地域があります。また、曲水の宴も風雅な文化として発展していきました。


ネット散歩をしていて見つけた新しい知識・・・上巳節って中国にあるの?知りません出した。 雛祭りは日本独自の文化だと思っていたのですがやはり原点は中国に在ったのですね。
私が知らなかっただけかもしれませんが、皆さんの為にもとアップしておきました。
雛人形のイラスト






娘たちが大きくなってからは、暫くはお雛様を仕舞い込んでいた時期がありました。
その間は、2月に入ると各地で開催される「お雛様祭り」を友人とドライブして巡ったものでした。

日田の豆田町のお雛様・・柳川のお雛様・・福岡の何街だったか?・・あちこちに古い物から新しい物まで素敵に展示されてあって、とても興味深く拝見しました。 
そして・・・もちろん美味しい物を食べて、「女の子?て良いね!」と大満足でした。

娘や孫たちは今日はどのように過しているのでしょう!?

中国の地で、一人でせめて「灯りを点けましょ雪洞に~♪」なんて歌でも歌って慰めましょうか?

大学は来週から始まるのでまだ学生も少なく静かです。