いよいよ明日、日生劇場の千秋楽ですね。
行きたかったなぁ…☆
ジョルジュ(「ラ・カージュ・オ・フォール」経営者) 鹿賀丈史
ザザことアルバン(ジョルジュの情婦) 市村正親
ジャン・ミッシェル(ジョルジュの息子) 山崎育三郎
アンヌ(ミッシェルの恋人) 島谷ひとみ
ダンドン議員 (アンヌの父) 今井清隆
ダンドン夫人 (アンヌの母) 森公美子
ジャックリーヌ(レストラン経営者) 香寿たつき
シャンタル(カジェル) 新納慎也
ハンナ(カジェル) 真島茂樹
ジャコブ(ザザの侍女) 花井京乃助
ルノー(カフェの主人) 林アキラ
ルノー夫人(カフェの女将さん) 園山晴子
フランシス(舞台監督) 日比野啓一
<観劇日>
12/10マチネ
12/16マチネ
12/17マチネ
一幕 1:30~2:55
休憩 25分
二幕 3:20~4:35
面白くて温かくて、とても幸せな気持ちになれるミュージカル。
ゲイカップルが巻き起こすドタバタコメディー。
芝居の間に入るダンスショーはとても豪華で迫力があり圧倒されます。
お客さんも爆笑&拍手喝采で、ミュージカルというより寄席を観に来ているみたいに思いっきり楽しんでおれらました。
★★★ここからネタバレです★★★
でもこの作品の根底にあるのは深い深い愛情。
曲の歌詞も「♪誰も皆 同じ~」や「♪今この時を しっかり生きて愛して~」など、平凡でも愛情を大切にして生きている人達への賛歌の様。
うっとりと聴き惚れてしまいました。
鹿賀さんがアルバンへの愛を歌う『砂に刻む歌』は甘く渋い声にドキドキ。
息子に親の愛情を諭す様に歌う『見てごらん』にはウルッとさせられ。
市村さんと香寿さんのデュエットの『今この時』には、とっても幸せな気持ちに。
もちろん、コミカルな曲は思いっきり楽しい。
ジョルジュ、ダンドン夫妻、ジャン・ミッシェル、ジャコブ、アンヌによる、迫力の6重唱『お皿の絵』はとっても楽しくて好き。
鹿賀ジョルジュが市村アルバンに男らしさを教える『男のレッスン』は鹿賀節が効いていて、『ペテン師と詐欺師』で言えば「シュッフハウゼンの特別治療」?
これもとっても楽しい。
この歌に入る前に鹿賀ジョルジュと市村アルバンのやりとりがあるんですが、二人とも乗って来たのか
12/16マチネでは鹿賀さんが市村さんの受け答えに素で吹き出したり。
12/17マチネでは、鹿賀ジョルジュが「はい、ダラ~ンとして。ダラ~ン」で拍手を受けたり。
お互い負けてません(笑)
<鹿賀ジョルジュ&市村アルバン>
『ゲイの夫婦』と言われても何だか想像出来なくて…。
でも見てみたら・・・
恐ろしいくらいハマってました(笑)
本当に息ピッタリで、寄り添い支え合う友達夫婦的な感じ。
市村アルバンに振り回されても鹿賀ジョルジュは「君は永遠の驚きだ」とか言って結局のろけちゃう。
もうラブラブ(笑)
<鹿賀ジョルジュ>
今回は市村さんのザザのインパクトが強く、ジョルジュ自体に派手な見せ場はないけれど、ザザへの強い愛情と理解が感じられてウルッと来ます。
何より“ゲイ”なので、いつもとは微妙に雰囲気が違います。
パンフレットによると・・・
「初演の頃(20年前)より今はゲイは認められた存在になっているから、これまで以上にゲイの匂いを出して演じてみよう、その方が作者が書きたかった事に近づくんじゃないかと思いました」との事。
確かにソレっぽかったです(笑)
あの鹿賀さんが足を揃えて、しかも軽く斜めしてしおらしく座ってる。
オネエ言葉までは行かないけれど、何となくそっちの人っぽい話し方。
何だか新しい鹿賀さんを見た様でクセになりそう(笑)
ペテン師と詐欺師同様
「か‥鹿賀さんが‥( ̄□||||!!」なセリフや仕草も多くて楽しい。
(今回はそれ以上に「い・・・今井さんが…( ̄□||||!!」なんですが/笑)
軽いダンスもあって、笑顔で踊る鹿賀さんが可愛くてたまりません。
<市村アルバン=ザザ>
ここのところ『ミス・サイゴン』『キーン』と市村さんの偉大さを思い知らされてましたが、この舞台の市村さんも素晴らしいです。
とても可愛いらしくて魅力的。
93年~99年以来約10年振りのザザだそうですが、外見は年月を重ねても内面的なチャーミングさは寧ろ増しているのでは。
ザザとしてステージに立ち、心地良さそうに拍手喝采を浴びている姿が印象的でした。
何かある度に「助けて~」って感じで鹿賀ジョルジュにしがみつくのが可愛いかったです。
<山崎ジャン・ミッシェル>
「歌も演技も優等生」といった感じで、真っ直ぐで爽やかなジャン・ミッシェルでした。
歌は流石ですね。
<今井ダンドン>
憎まれ役だけど憎めない(笑)
鹿賀ジョルジュ『息子の嫁の父親だから歓迎しなきゃいけないんだけど、店を潰そうとしてるしやっぱり嫌な奴』
今井ダンドン『歓迎されてるはずなのに何だか敵意を感じるぞ!?』
的に密かに火花を散らす二人のやり取りが楽しい。
<森公美子ダンドン夫人>
歌に演技全てが絶品。
特に表情が秀逸。
市村さんとのやり取り「う~奥様ぁ~~」がツボに入りました。
<香寿ジャックリーヌ>
ショートボブに黒と白の華やかなロングドレス、楠田枝里子さんを思い出してしまいました。
とっても綺麗で、お見事な弾けっぷりです。
<新納シャンタル>
声の切り替えだけで、笑いと拍手が取れる冒頭のショーの場面にビックリ
こんなに声が出る方だとは思いませんでした!(すみません)
綺麗で華やかでとっても良かったです。
<真島ハンナ>
ハマり過ぎ!
『美女と野獣』の「さあ子猫ちゃん達、いらっしゃい」がツボに来た自分は何か変な趣味があるのでしょうか(笑)
<花井ジャコブ>
キャラ立ち過ぎ!
最初は少し抵抗を感じましたが、慣れると可愛いです(笑)
2幕の衣装が面白い。
とにかく『ラ・カージュ』は、とっても楽しい舞台です♪
気持ち良くハマれました(^^)
日生千秋楽のチケットが取れなかった分、大阪でも燃えるぞ~!
舞台写真はこちら
行きたかったなぁ…☆
ジョルジュ(「ラ・カージュ・オ・フォール」経営者) 鹿賀丈史
ザザことアルバン(ジョルジュの情婦) 市村正親
ジャン・ミッシェル(ジョルジュの息子) 山崎育三郎
アンヌ(ミッシェルの恋人) 島谷ひとみ
ダンドン議員 (アンヌの父) 今井清隆
ダンドン夫人 (アンヌの母) 森公美子
ジャックリーヌ(レストラン経営者) 香寿たつき
シャンタル(カジェル) 新納慎也
ハンナ(カジェル) 真島茂樹
ジャコブ(ザザの侍女) 花井京乃助
ルノー(カフェの主人) 林アキラ
ルノー夫人(カフェの女将さん) 園山晴子
フランシス(舞台監督) 日比野啓一
<観劇日>
12/10マチネ
12/16マチネ
12/17マチネ
一幕 1:30~2:55
休憩 25分
二幕 3:20~4:35
面白くて温かくて、とても幸せな気持ちになれるミュージカル。
ゲイカップルが巻き起こすドタバタコメディー。
芝居の間に入るダンスショーはとても豪華で迫力があり圧倒されます。
お客さんも爆笑&拍手喝采で、ミュージカルというより寄席を観に来ているみたいに思いっきり楽しんでおれらました。
★★★ここからネタバレです★★★
でもこの作品の根底にあるのは深い深い愛情。
曲の歌詞も「♪誰も皆 同じ~」や「♪今この時を しっかり生きて愛して~」など、平凡でも愛情を大切にして生きている人達への賛歌の様。
うっとりと聴き惚れてしまいました。
鹿賀さんがアルバンへの愛を歌う『砂に刻む歌』は甘く渋い声にドキドキ。
息子に親の愛情を諭す様に歌う『見てごらん』にはウルッとさせられ。
市村さんと香寿さんのデュエットの『今この時』には、とっても幸せな気持ちに。
もちろん、コミカルな曲は思いっきり楽しい。
ジョルジュ、ダンドン夫妻、ジャン・ミッシェル、ジャコブ、アンヌによる、迫力の6重唱『お皿の絵』はとっても楽しくて好き。
鹿賀ジョルジュが市村アルバンに男らしさを教える『男のレッスン』は鹿賀節が効いていて、『ペテン師と詐欺師』で言えば「シュッフハウゼンの特別治療」?
これもとっても楽しい。
この歌に入る前に鹿賀ジョルジュと市村アルバンのやりとりがあるんですが、二人とも乗って来たのか
12/16マチネでは鹿賀さんが市村さんの受け答えに素で吹き出したり。
12/17マチネでは、鹿賀ジョルジュが「はい、ダラ~ンとして。ダラ~ン」で拍手を受けたり。
お互い負けてません(笑)
<鹿賀ジョルジュ&市村アルバン>
『ゲイの夫婦』と言われても何だか想像出来なくて…。
でも見てみたら・・・
恐ろしいくらいハマってました(笑)
本当に息ピッタリで、寄り添い支え合う友達夫婦的な感じ。
市村アルバンに振り回されても鹿賀ジョルジュは「君は永遠の驚きだ」とか言って結局のろけちゃう。
もうラブラブ(笑)
<鹿賀ジョルジュ>
今回は市村さんのザザのインパクトが強く、ジョルジュ自体に派手な見せ場はないけれど、ザザへの強い愛情と理解が感じられてウルッと来ます。
何より“ゲイ”なので、いつもとは微妙に雰囲気が違います。
パンフレットによると・・・
「初演の頃(20年前)より今はゲイは認められた存在になっているから、これまで以上にゲイの匂いを出して演じてみよう、その方が作者が書きたかった事に近づくんじゃないかと思いました」との事。
確かにソレっぽかったです(笑)
あの鹿賀さんが足を揃えて、しかも軽く斜めしてしおらしく座ってる。
オネエ言葉までは行かないけれど、何となくそっちの人っぽい話し方。
何だか新しい鹿賀さんを見た様でクセになりそう(笑)
ペテン師と詐欺師同様
「か‥鹿賀さんが‥( ̄□||||!!」なセリフや仕草も多くて楽しい。
(今回はそれ以上に「い・・・今井さんが…( ̄□||||!!」なんですが/笑)
軽いダンスもあって、笑顔で踊る鹿賀さんが可愛くてたまりません。
<市村アルバン=ザザ>
ここのところ『ミス・サイゴン』『キーン』と市村さんの偉大さを思い知らされてましたが、この舞台の市村さんも素晴らしいです。
とても可愛いらしくて魅力的。
93年~99年以来約10年振りのザザだそうですが、外見は年月を重ねても内面的なチャーミングさは寧ろ増しているのでは。
ザザとしてステージに立ち、心地良さそうに拍手喝采を浴びている姿が印象的でした。
何かある度に「助けて~」って感じで鹿賀ジョルジュにしがみつくのが可愛いかったです。
<山崎ジャン・ミッシェル>
「歌も演技も優等生」といった感じで、真っ直ぐで爽やかなジャン・ミッシェルでした。
歌は流石ですね。
<今井ダンドン>
憎まれ役だけど憎めない(笑)
鹿賀ジョルジュ『息子の嫁の父親だから歓迎しなきゃいけないんだけど、店を潰そうとしてるしやっぱり嫌な奴』
今井ダンドン『歓迎されてるはずなのに何だか敵意を感じるぞ!?』
的に密かに火花を散らす二人のやり取りが楽しい。
<森公美子ダンドン夫人>
歌に演技全てが絶品。
特に表情が秀逸。
市村さんとのやり取り「う~奥様ぁ~~」がツボに入りました。
<香寿ジャックリーヌ>
ショートボブに黒と白の華やかなロングドレス、楠田枝里子さんを思い出してしまいました。
とっても綺麗で、お見事な弾けっぷりです。
<新納シャンタル>
声の切り替えだけで、笑いと拍手が取れる冒頭のショーの場面にビックリ
こんなに声が出る方だとは思いませんでした!(すみません)
綺麗で華やかでとっても良かったです。
<真島ハンナ>
ハマり過ぎ!
『美女と野獣』の「さあ子猫ちゃん達、いらっしゃい」がツボに来た自分は何か変な趣味があるのでしょうか(笑)
<花井ジャコブ>
キャラ立ち過ぎ!
最初は少し抵抗を感じましたが、慣れると可愛いです(笑)
2幕の衣装が面白い。
とにかく『ラ・カージュ』は、とっても楽しい舞台です♪
気持ち良くハマれました(^^)
日生千秋楽のチケットが取れなかった分、大阪でも燃えるぞ~!
舞台写真はこちら
前回は10年位前?に中日劇場で観劇しましたが、やっぱり最高の作品ですね~
鹿賀さんポスター写真のお髭に心配しておりましたが(笑)本番は普通のお髭で安心しました。ダンディーでスーツが似合いすぎです!
お客さんも普段のミュージカルとは違うノリで、色んな場面で拍手とか笑いとか起って、やはり素晴らしい作品なんだな~なんて思いました。
10年前の市村ザザや岡田ジョルジュ、吉野ジャン・ミッシェルを御覧になられらなんて羨ましい
鹿賀ジョルジュ、自然な感じで私もホッとしました
ラメ入りのド派手なスーツも着こなせるのは流石ですよね(笑)
本当に楽しい作品で、市村さんも「今回でファイナル」とは言わず続投して欲しいなぁと思いました