経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

機械設計のお仕事

2018-02-18 17:05:57 | 雑感
人物像の考察だけど、エンジニアリングの分野での方も。あくまでも、事実そのものではなく、ただの物語だけど。

Bさんは、エンジニアリング会社を経営されている、という方で、50歳を少し超えた方。特注の充填機など、食品関連の機械設計を請け負っている、というのが主な事業。その他、メンテナンスと機械設計のコンサルも行っている、という状況。

食品機械を製造販売している中堅の会社からの依頼がほとんどで、設計の外注先として固定の企業を数社抱えている、そんなこと。

ただ、Bさんの場合、海外の企業と取引をしており、最近はこの売上が増えている、ということでもあるの。

Bさんは、中学を卒業すると父親の経営する切削の工場で正式に働くようになった、という経歴。その頃は、旋盤の機械を使って、町にある大手の機械メーカーからの下請けの仕事だけで営んでいた、という状況で、しかも、生まれて間もないころから父親だけで育てられきたせいか、Bさんは工場の中が一番落ち着く、ということに。

Bさんが25歳のとき、急に父親が亡くなる、ということに。その後は、切削加工の腕を見込まれて、仕事の依頼を受けていた大手の機械メーカーから、その会社の東京の工場近くに移転することを勧められ、それで大田区の廃業を予定していた町工場の事業を継承した、ということのよう。このとき、設計の仕事も継承し、その後は取引先の大手機械メーカーの経営が危うくなり、切削の仕事が減ってきてため、機械設計を中心に行うように事業を変えて成長させた、ということに。

実は、Bさん、独学で大検に合格しており、さらに地元の国立の工業短大に入り、夜間の課程で機械工学を修めた、ということ。要は、機械設計の基本能力と専門知識を身に付けていて、実直な性格から設計方法を自ら考究し、新しい開発を幾つも同時に手掛けるようになった、という次第。










金融の数理でのお仕事

2018-02-18 11:18:44 | 雑感
そう言えば、ちょこっと人物像が気になって、アレコレと考察している、そんなこと。あくまでも、事実でない、ただの物語だけど。

Aさんだけど、現在は70歳を超している、そんな方。神田の和菓子屋の長男だったのだけど、お姉さん夫婦が商売を継ぐことが若い頃から決まっていた、そんな次第。で、Aさんはお勉強に集中、ということに。

数学との出会いは、中学生の頃で、最初は幾何を解くのが好きで、証明の問題をいつも考えていた、そんなことだったみたい。だけど、あるときに、オイラーのことを知って、それで数式の計算が成り立つ仕組みに興味が移っていった、ということらしいの。昭和30年代で、神田の本屋街をウロツキながら、自由に本も買える、そんな状況だったとのこと。

高校は都立に。秀才が日本中から集まっていた、というところで、皆がそれなりにお勉強、そんな雰囲気だった、とのこと。高校時代のAさんは洋楽に興味が湧いて、ギターを弾く、そんなことも。だけど、物理学に興味があって、微分積分を使って手探りでお勉強。

大学は、地元の国立に。実家の和菓子屋さんの方は拡大を続けて、その頃は洋菓子の会社として成り立っていて、工場を郊外に持っていた、という具合。要は、Aさんは裕福な都会の秀才、そんなことに。家族は、神田を離れ麻布に転居。だけど、Aさんは、神田の家の店舗で時々和菓子作りの手伝いをしながら、独りで寝泊まり、ということに。

その頃は、洋楽の影響で英語にも興味があって、神田にあった英語の専門学校にも通って、かつフランス語もお勉強した、とのこと。

Aさんは、受験時時代に物理学科か数学科に進むことを考えていたのだけど、大学1年生になって半年ほど経った頃から急に宇宙開発に興味が移って、専門への進学は航空工学になった、という次第。

その頃だけど、学生運動が盛んだったのだけど、Aさんは和菓子作りとお勉強、それと応用数学の研究室に顔を出す、そんな生活に。だけど、洋楽、英語、それと老舗の家に生まれた友人たちと銀座で飲む、そんなことも。

Aさんは修士を出てアメリカの大学に。西海岸の工業大に入って、そこでPh.Dを取って、ということに。あくまでも、居心地の良い場所がそこに思えた、という理由で留学をしたとのこと。熱流体の理論をベースに、応用数学の研究に励んだ、ということ。その頃、偏微分方程式と確率解析のお勉強に集中して、そして、その後はニューヨークの大学で職を得る、ということに。

だけど、70年代の中頃になると、投資銀行からのオファーが複数あって、転職、という決断に。そして、その後の20年間は金融数理の実務に就いて、この分野で先端にいた、という具合。

2000年以降、実はAさんは引退。香港とシンガポールの大学で教えて、2010年頃からは日本に戻って、今は神田で自由に独り暮らし、ということのよう。洋書の古本屋に行って、その後はカフェで数式を考えて、という生活。

実は、先日、カフェの隣の席でお互いが確率解析の本を読んでいて、それがAさんで、色々とお話をお聞きした、という次第。気取りがないけどお洒落で、生まれながらの優雅さが印象だったのだけど、数学ってこういうのが良い、とふと思ったまで。












情報幾何と統計物理および経済物理、さらに機械学習とRおよびPython

2018-02-18 09:49:26 | 雑感
自分の専門とキャリアをベースにしながら、データ・サイエンスをしっかりお勉強する、というのって個人的には大切って感じているの。もちろん、しっかり使って自分の専門を発展させる、ということに繋げるのが重要。

で、まあ、情報幾何と統計物理および経済物理、さらに機械学習とRおよびPython、そんな力量をしっかり積み上げて・・・。

だけど、自分の専門でも既にココイラの応用って一部では使われている、そんなことでもあって、応用を考えて実現させるだけでも厄介なことって少なくなくて・・・。

まあ、個人的には品質経営での応用なんだけど、確かに、先のことを考えると、どんどんデータ・サイエンスの応用が入り込んでくる、ということが推察できて・・・。もちろん、データ・サイエンス以外のお勉強も必要で、応用って、すごく難しいお仕事なの。専門を雪だるまのように転がしながら大きくして・・・。

そう言えば、経営の高度専門職だけど、広範囲な領域を扱える、という能力が重要、そんなことになっているように感じているの。例えば、社会人大学院のMBAコースだけど、医師や看護師、社会福祉士、弁護士、会計士、税理士、技術士、中小企業診断士・・・の方々って入ってこられて・・・。もちろん、こういった中でも、素の商才が高くて、若くして経営者としてやっている、という方への羨望って強く感じるけど。やはり、ビジネス・スクールなので、アントレプレナーへの評価が高い、というのって当然でしょうよ。

なんとなく、高度専門職がどんな方々で、どういう能力を必要とされているのかがわかってきた感じでもある。あくまでも、個人的なことだけど。

で、それを自分の専門で構成してみて・・・。データ・サイエンスだけじゃ足りない、要はそんなことでもあって・・・。

頑張りましょう。












2月17日(土)のつぶやき

2018-02-18 05:09:43 | 雑感

高度経営専門職の実践訓練

2018-02-18 04:32:57 | 雑感
社会人の専門職教育だけど、個人的には大学院での経営に関するもの、それと企業さまでの品質関連のものの2つを行っている、という状況。

だけど、ホント、容易じゃない、ということが心境なんだけど、世間ではこういった教育に関心が高まっている、というように感じてもいるの。

頑張りましょう。

統計力学

2018-02-18 02:12:24 | 雑感
ちょこっと古い本を読んでいる,只今,そんな状態.”裳華房の基礎物理学選書”の中の”統計力学”なんだけど,学部の頃にチャレンジして,たぶん,わからずに納得していた,ということだったかと.

当時,確か,熱力学の授業の中で,この本の紹介があって,それでお勉強の意欲が湧いて・・・.だけど,統計力学をどう理解していたか,かなり怪しい気がしていて,かつ今も不十分でしょうよ,たぶん.

だけど,当時は純粋に熱機関の関心から,それと実際に内燃機関を設計したい,そんなことが頭の中にあった,ということだったかと.今は,そういった夢が消えてしまって,情報理論や統計数学に関心があって,それで・・・.もちろん,金融経済学の理論としても統計力学が・・・.

要は,統計力学だけど,同じ本を読んでいるのに,若い頃と色々と変わってしまって・・・.

そう言えば,ディーゼルエンジンの回転数制御絡みの卒論だけど,既に4年生で熱からはやや離れていた,そんなことで,非線形の数理に興味が・・・.今も,こういった数理構造の解明への想いは続いてはいるけど・・・.

と,いうようなことが頭の中では廻っているのだけど・・・.思考って不思議なの.

頑張りましょう.