MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)ラファウ・クウォツコ]指揮ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2022-05-31 16:37:35 | 音楽夜話(クラシック)
5/29

03:00-06:00 20.00-23.00 RBB ブランデンブルクの夏2022開幕公演


モーツァルト: 歌劇 「フィガロの結婚」 K.492~ 序曲
同: ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451
ベートーヴェン: 交響曲第8番 ヘ長調 op.93   53
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
ラファウ・クウォツコ[Rafał Kłoczko]指揮ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団
2022年5月28日 ルッカウ、聖ニコライ教区教会から生中継


古典派の3曲。
フィガロはつかみにはいい曲だと思う。華やかだし、音楽がこちらに伝わり
コンサートの雰囲気を作る。


モーツァルトの16番はほとんど聴いたことがなかった。オーケストラの伴奏から
始まるものだったけれど、旋律も劇的に印象的でなく残りにくかった。
若しかしたら隠れ名曲の類か、個人的名曲の部類か。
ピアノよりもオーケストラの書法に聴くべきところがあるのかもしれない。
そのところの上手さが出ているとすれば、別のピアノを際立たせている曲よりも
聴かせどころも違うのかもしれないし3楽章の細かいフレーズはピアノのハイライト
部分になるのかもしれない。繰り返し聞いて面白味をつかむ必要がある曲かも
しれない。そうすると、個人的名曲とか隠れ名曲のぶるいになるもかも・・・。


ベートーヴェンの交響曲は偶数番と奇数番とどちらを多く聴きますか?という、
クラシック・ファンなら受けるような質問。
個人的には奇数番の方が多いかもしれない。さすがに田園などは聴くけれど、
それ以外は積極的に聴くことはあまりない。4番8番は対で語られることも多い
けれど、今日は8番。
聞き覚えた旋律が出てくると8番だなと思う。上手くまとめられて、フェスの開幕に
相応しい演奏になったと思う。


このプログラムにしては放送時間が長いので、聴いていたら、ブルックナー交響曲第4番が
流れてきた。このフェスの流れの曲なのか、全く別の物なのかわからないけれど、
なかなかいい演奏だった。アナウンスを聞いていても、言葉が聞き取れず、指揮者も
演奏団体も不明だけれど、同時通訳の様なソフトがあればいいと思う今日この頃・・・。


ラルス・フォークト(ピアノ)マリオ・ヴェンツァーゴ指揮ザールブリュッケン・カイザースラウテルン     ・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

2022-05-31 16:32:54 | 音楽夜話(クラシック)
5・28


03:04-05:30 20.04-22.30 SR2


ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
ラルス・フォークト(ピアノ)
マリオ・ヴェンツァーゴ指揮ザールブリュッケン・カイザースラウテルン
・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
2022年5月27日 ザールブリュッケン、コングレスハレから時差中継


ロマン派2曲。
相手にとって不足はないが、ボリューム感は半端ない。


フォークトのピアノは正統派というか楷書の趣。オケも厚めの音色で答える。
ブラームスの協奏曲はどうしても長い感じが今もぬぐえない。
聴き通すには気力が必要だけれど、今日はなんとか持った。


シューマンは録音もいいのか、ふくよかでゆったり目の厚い響きで流れてくる。
ドイツのザールブリュッケンとカイザースラウテルンを拠点とするオーケストラ。
2007年にザールブリュッケン放送交響楽団とカイザースラウテルンSWR放送管弦楽団が
合併して設立。 メンバーもいれかわりがあったのだろうか。うまくなってる気がする。
指揮者の采配もあるのだろうけれど、とても聴きやすく演奏されている。
これは個人的にいい感じで聞き流せた。



5月27日生まれのジャズマン ラムゼイ・ルイス 

2022-05-31 16:31:18 | 音楽夜話(ジャズ)
5月27日生まれのジャズマン ラムゼイ・ルイス 


Ramsey Lewis (Piano, Keyboards-Various) in 1935. 87歳おめでとう。


この日は誕生者も多いので、代表して彼を。
ラムゼイ・ルイスと言えば、ジャズを聴き始めたころ、この1曲が
色々、混ぜてあるカセットテープの1曲として君臨していた。
「ジ・インクラウド」多分この人の1曲はいまでもかわらないだろう。
現役で活動されているのだろうか。


The "In" Crowd (Live At The Bohemian Caverns, Washington, D.C., 1965)
https://www.youtube.com/watch?v=sB-DndAgbuE&list=OLAK5uy_koCiB_PK9JFCPAP2j6d4PZZW9x_WHlDIc


広島交響楽団 第420回プレミアム定期演奏会

2022-05-28 11:48:18 | 音楽夜話(クラシック)
5月22日


14:00-16:00 NHK-FM 広島放送局
第420回プレミアム定期演奏会


細川俊夫:オーケストラのための「さくら」
マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」






メゾ・ソプラノ:藤村実穂子, 【解説】馬場有里子, 【司会】武本大樹
レナード・スラットキン指揮広島交響楽団
2022年4月23日 広島、広島文化学園HBGホール




広島交響楽団50周年記念。記念の年に向けてのプログラム。
マーラー。チャレンジ。聴衆に問う。
意欲的なプログラムではあるけれど、祝典的な色合いはない。
スラットキンを迎えチャレンジ。


細川氏の作品は日本の旋律を見立てて生かしてくる。


マーラーの6番はあまりなじみがない。1-5を聴きこんで
6に至るような意見もある。その意味ではリスナー失格なの
かもしれない。ほとんど通して聴いた記憶がない。
終楽章のハンマーが有名だけれど、どの部分に入るのかも
わかっていない。初体験みたいなものだ。


作品は聴きごたえがあり、向き合って聴くと、聴き疲れが
するほどの重厚長大な曲だ。これを記念の1曲と提出してきた
広響もその意義は大きいものだったのだろう。
スラットキン氏と広響は、彼岸を見たのだろうか・・・。





セルゲイ・クリロフ(ヴァイオリン)ニコラ・ルイゾッティ指揮ヘッセン放送交響楽団演奏会

2022-05-28 10:37:39 | 音楽夜話(クラシック)
5.25




03:00-05:00 20.00-22.00 hr2


旧フランクフルト放送交響楽団


バッハ(ストコフスキ編):パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582


ストコフスキ―編曲の物を今どき(といっても一昔前だけれど)の録音で聴くと、
すっきり聞こえたりするので新しい刺激を受ける。この編曲は好きで、
一時期ご本人のもので聴いていたことがある。


ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
はじめてきいたが、割とききやすかった。メロディ・リズム・ハーモニーも
聞き取りやすかったし。こういう作風なんだなとも思う。


ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98


実力ある団体なので、ある意味安心して聴ける。指揮者の解釈の違いも
なんとなく感じられるし、旋律を丁寧にな沿って歌っていく感じが伝わる。
1楽章の終わり部分をゆっくりため込んで流していく。
テンポをいじっている。
終楽章もそのようなところがある。演出もある。
なかなか面白かった。


セルゲイ・クリロフ(ヴァイオリン)
ニコラ・ルイゾッティ指揮ヘッセン放送交響楽団
2011年1月27,28日 フランクフルト、旧歌劇場大ホール