MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

「アワ・プラットホーム」井上 銘

2020-02-28 02:18:08 | 音楽夜話(ジャズ)
「アワ・プラットホーム」井上 銘

01. The Lost Queen
02. Next Train
03. You're My Everything
04. It's Easy To Remember
05. Eighty One
06. I Didn't Know What Time It Was
07. Waltz
08. I Love You
09. A Memory Of The Sepia
〈Musician〉
井上銘(gt)、魚返明未(pf)、若井俊也(b)、柵木雄斗(ds)

「アワ・プラットホーム」。井上 銘さんのニューアルバム。

JAZZLIFE誌の表紙を飾る。
巻頭記事もさわやかに。
メセニー氏のニュー・アルバムの記事の上を行く仕上がり。
力入れてんなぁ。
メジャーレーベルからの発売。銘氏の考えるストレート・
アヘッドなJAZZ。

印象は、メンバーのアンサンブルも自然でまとまっている。
何か、パットメセニーのデビュー盤「ブライト・サイズ・ライフ」を
思い浮かべる。

オリジナルとスタンダードの配分もよく、グループでやりたかったの
だろうと思われた。

「名刺代わりの1枚」が欲しかったというようなコメントがあった。
充分それにかなっていると思う。



グリーグ/ピアノ協奏曲イ短調OP16 アリス=沙良・オット

2020-02-27 22:56:11 | 音楽夜話(クラシック)


Das Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Edvard Grieg: Klavierkonzert a-Moll, op. 16 (Alice Sara Ott, Klavier; Esa-Pekka Salonen);
[演奏]アリス=紗良・オット(pf) / エサ=ペッカ・サロネン指揮バイエルン放送交響楽団
[録音]2015年1月 ミュンヘン

バイエルン放送協会のネットラジオのコンサート番組で、多分アルバム化されてる録音が、
放送されていた。

アリス=紗良・オット嬢は、ベートーヴェンの3番で、出会ったピアニストだった。
グリーグは頭から緊張MAXで、聴き手のほうも、ティンパニーのロールから、ピアノが
下降していくところ、手に汗握るのです。録音は美音。煌びやかなスタインウェイなのかな。

サロネンの交通整理がうまいのか、濁るところなく、オーケストラもよく鳴っているように聞こえる。
ホールトーンも充分で、それも邪魔になっていない感じもする。

演奏は個人的にはよく弾けてるのではないかと思う。粘りすぎないところが、聞き手によっては
物足りないかもしれないけれど、これは好みの問題になるのかな。

よくカップリングされるのは、シューマンの協奏曲だけれど、彼女はそれをしていない。
シューマンも聴いてみたいけど・・・。

kankawa(寒川敏彦ORG)

2020-02-27 17:56:54 | 音楽夜話(ジャズ)
kankawa(寒川敏彦ORG)

今年1月に引退されていた。
JAZZLIFEの2ページ記事で載っていた。

多分、日本のJAZZオルガンの第一人者で、アルバムも50枚くらい
出されていた。ジミー・スミスの愛弟子でも知られている。

JAZZオルガンというと、やはり黒人主導という形になるのかもしれない。
大阪出身でというと小曽根 真の父上がオルガン奏者ということはあった。

関東ではあまりJAZZオルガン奏者は聞いたことがない(私が知らないだけかも)。
一時期JAZZオルガンのアルバム集めをしたことがあったものの、ここも割合
奥が深いので、きりがないのであきらめた経緯がある。

日本から乗り込んでいって、ジミー・スミスの弟子になるという、離れ業を成し遂げ、
コミュニティーにも溶け込んだのかもしれない。

ハモンドB-3の音色は、優しく深い。ファンキーでありながら、伝わるものがある。
名前だけは存じていたが、生音は聴くことはなかった。今になっては遅し。

音源を探して楽しむことにしよう。

kankawa氏はうどん好きということだった。「伊勢うどん」を食したことがなく、
「成城石井」のスーパーでお買い上げ。舌鼓を打ったというツイッターがあった。
伊勢うどんは関東のそれとは違うが、あちらでは多分ソウルフードで、「ハモンド・オルガン」と
「ソウル・フード」庶民の味なのだ。なにか彼の演奏に合点がいった気がした。

久々、カイロプラクティックに行く。

2020-02-22 21:28:09 | 旅は道連れ世は情け
久々、カイロプラクティックに行く。

若いころから腰痛とかぎっくり腰とか、あごの関節を
いためたりとか、その方面ではいろいろ整体関係には
お世話になっている。

ポイントとしては、相性のいい整体院(柔道整復)が
そばにあること。(腰の時は痛くて通えない)。
なので、引っ越ししてからまずそのようなところを
評判も含めて探すことは多かった。

1年以上前にカイロプラクティックに通って、腰痛を
改善させたことがあった。

それまでは柔道整復のところが多かった。そこはある意味
健康保険が使えてリーズナブルだったけれど、カイロプラクティックは
保険がきかない。施術も含めて、アメリカから入ってきているような
ところがあるので、システムはしっかりしており、施術に関しての説明も
丁寧に、高い分アフターフォローまである程度していただける。

年齢的に体もくたびれてくるので、調整やマッサージなどは定期的に
必要になるのかもしれない。「痛くなってからでは遅いですよ」と
言われるもののなかなか足が向かなかった。

最近、肩甲骨周りに痛みが出て、調整に行った。かなり体がひずんでいる。
手と足の長さが違う。矯正してもらって、なんとなく痛みも軽くなった。
4-5日してやはり思わしくないので、2度目の矯正に入った。
やはり、戻っているところは戻っているようだ。痛みがでるのはその証拠かも
しれない。矯正してもらい、痛みは軽くなったものの、まだ、通院するようだ。

どこかいい整体(柔道整復)はないですかね・・・。と一時期よく聞かれた。
評判のいいところは大体混んでいる。この時期、お年寄りは朝早くは出てこない。
ある程度日が昇り暖かくなってきてから家を出るから10時過ぎから混んでくる。

疲れをとるマッサージとかとは違う。治療も含むと、料金とか、結構相性とかあるので、
カイロなどは、「あのボキボキするやつでしょ」などと言われたりする。


ある意味全くそういうことはなく、誤解が先行していることが多い。
料金が高いのが玉に瑕だが、自分のメンテナンス代金と思えば、色々気づきもある。
柔道整復もいいと思う。見立てがしっかりしていて、ある程度リーズナブルで
通いやすかったら文句ないと思う。

どこでもいいというわけにもいかない。いくつか知っていたものの、引っ越してからは
疎遠になった。いつもかからなくていいことが健康の証拠でもあるのだけれど。

あと何回かは通院するようかな。肩甲骨には温シップ対応でした。いてててて・・・。

SHURE V15 type III

2020-02-22 14:18:07 | 音楽夜話(音楽一般)

SHURE V15 type III


JAZZ喫茶といえばカートリッジはシュアーV15と
スピーカーはJBLと相場が決まっていたわけではないが、
使っていた店はかなりあったのではないかと思う。

タイプがⅣ~Ⅴと変遷してもタイプⅢを好む方が
多かったと記憶している。その後、多くはMC型に
移行している可能性もあるからだろう。

何か懐かしい響きもしてるが、交換針も他所で製造を続けていて
今でも使い続けられるというのはある意味驚きなのだけれど、
需要と供給があるのだろう。

個人的には当時は若くて高価な品だったので、高嶺の華だった。
ジャズ喫茶でそのトーンを楽しむことしかできなかった。

私はMM型からMC型にシフトした組だったので、シュアーの
話題はそこまでだったし、JAZZ喫茶のマスターは消耗品の交換針の
ストックに気を使っていただろう。

レコード演奏家の菅原氏もその一人で、タイプⅢとJBLで、JAZZレコード演奏を
極めつつある方。その方の監修もあり今回の発売になった様子。500組限定で、
ファンの方も関心をもたれるだろう。

懐かしさでなく現役でそれを使い続ける方もいるということで、オーディオの奥の
深さがうかがえる。

私は一の関「ベイシー」は1度しかうかがったことはないけれど、そのステレオ・サウンドに
驚嘆した一人だったし、すごいものを聴いたという記憶は耳に残っている。

タイプⅢ今でも現役。使い続ける凄さを感じる。

ジャズ喫茶ベイシー 菅原正二氏監修の交換針「VN35MRB(BASIE MODEL)」2月27日予約販売開始!
https://www.dreamnews.jp/press/0000209919/