SHURE V15 type III
JAZZ喫茶といえばカートリッジはシュアーV15と
スピーカーはJBLと相場が決まっていたわけではないが、
使っていた店はかなりあったのではないかと思う。
タイプがⅣ~Ⅴと変遷してもタイプⅢを好む方が
多かったと記憶している。その後、多くはMC型に
移行している可能性もあるからだろう。
何か懐かしい響きもしてるが、交換針も他所で製造を続けていて
今でも使い続けられるというのはある意味驚きなのだけれど、
需要と供給があるのだろう。
個人的には当時は若くて高価な品だったので、高嶺の華だった。
ジャズ喫茶でそのトーンを楽しむことしかできなかった。
私はMM型からMC型にシフトした組だったので、シュアーの
話題はそこまでだったし、JAZZ喫茶のマスターは消耗品の交換針の
ストックに気を使っていただろう。
レコード演奏家の菅原氏もその一人で、タイプⅢとJBLで、JAZZレコード演奏を
極めつつある方。その方の監修もあり今回の発売になった様子。500組限定で、
ファンの方も関心をもたれるだろう。
懐かしさでなく現役でそれを使い続ける方もいるということで、オーディオの奥の
深さがうかがえる。
私は一の関「ベイシー」は1度しかうかがったことはないけれど、そのステレオ・サウンドに
驚嘆した一人だったし、すごいものを聴いたという記憶は耳に残っている。
タイプⅢ今でも現役。使い続ける凄さを感じる。
ジャズ喫茶ベイシー 菅原正二氏監修の交換針「VN35MRB(BASIE MODEL)」2月27日予約販売開始!
https://www.dreamnews.jp/press/0000209919/
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