MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

サド・ジョーンズの「鳩」(BLP1527)

2019-06-22 20:41:47 | 音楽夜話(ジャズ)
Thad Jones – The Magnificent Thad Jones (FULL ALBUM)
https://www.youtube.com/watch?v=oKDc__9hTO8

「鳩」の相性で呼ばれているという。
ブルーノートの1500番代。
サド・ジョーンズ/エルビン・ジョーンズ/ハンク・ジョーンズ
この3兄弟がジャズ・シーンに君臨していた。

このアルバムも経過点にすぎないけど、ゆったり、和んで
癒されるような音が出ている。

トランペットというと、きついハイトーンとか緊張感を生むもの
も多いけれど、このアルバムは違う。

何らかの会話をしながら進んでいくような、とてもインティメートな
一枚だと思う。これらのアルバムもリハーサルをしてから
収録したのだろうか。
この雰囲気、いつでも出せるとは思えないけど、プロは違うのかな。
自分を削ってでも生み出す一音。

確か持ってた。

「エイプリル・イン・パリス」ばかりトランペット名曲集みたいなものを
テープに録音して聴いていた。説得力がある1枚。

ブルーノートって、ある意味変わっているところもあるけど、この様に
説得して来るものが結構あるのも面白い。二昔前に聴いた時より心地よく
聴けている。

ジャケットもモロ・アメリカという感じでいいですね。

第12回 Midnight jummin'

2019-06-22 19:42:57 | 音楽夜話(ジャズ)
第12回 Midnight jummin'

SMSの始めはMIXIだったとか。
我々は、「掲示板」世代かな。

1Easy Way Out TEDESCHI TRUCKS BAND
2Waltz Step (富樫雅彦) 井上 銘
3Waiting For Sunrise 井上 銘

1 ポピュラー曲みたいで、デレク・トラックス(g)が
参加してるようで、粘るソロが彼なのかな。なかなかさわやか。
デレクのブルースは好きだったりする。

・シェイク・シャック(ハンバーガー)。
https://www.shakeshack.jp/food-and-drink
美味しそうなバーガー。マックより割高なのだそうだが・・・。
我々は上位のメニューでマックでも割高感があったりする所得層なのだ(笑)。

・パラダイスカフェ。(馬車道)
「滝 ともはる」フォークの後の世代で、自身の店でliveも出来る。
銘さんもliveったんだ。
横浜馬車道 パラダイスカフェ
https://tiget.net/users/46088

・ちぐさ(野毛)
有名なジャズ喫茶。初代オーナーの吉田氏がなくなられて、
その遺志を継いで店は存続した。今のジャズ状況も見据えたうえで、
展開されている。


2ドラマーの富樫雅彦氏の作品。

別の演奏。山下洋輔氏がピアノ弾いてる。
Masahiko Togashi Trio ‎- Waltz Step
https://www.youtube.com/watch?v=pVHd35EAuOo

3Waiting For Sunrise
さわやかなフュージョン曲という感じ。いいですね。

忘備録。

6月20日 クリスティーズで落札された、D・ギルモアのMartin-D35.

2019-06-22 18:36:51 | アコースティック・ギター・トリップ
6月20日 クリスティーズで落札された、D・ギルモアのMartin-D35.

Wish you were here/Pink Floyd
https://www.youtube.com/watch?v=2nhWFjO21s0

「あなたがここにいてほしい」で使われ、イントロは、69年のD-35の音かもしれない。
バックを見ると、ハカランダなのかインデアンローズなのかはっきりしないけど、
ピックガードの剥がれもなく、グローバーペグも(交換したのかな)健在だし。
彼のお気に入りの1本みたいですね。
69年にマニーの楽器店で購入したのか否か・・・。

クリスティーズ・オークション MartinD-35(1969)
https://www.christies.com/features/David-Gilmour-and-his-acoustic-guitars-9813-1.aspx

お気に入りの1本だったようですね。
D-35のオークション価格を塗り替えた1本。
記録はそうそう破られないでしょうね。
D・ギルモアの楽器はクラプトンの000-42(1938)、ヴィンテージモデル($791,500 )
日本円:約9498万円)
より高額で取引されたとか。くわばら くわばら。

落札価格 USD 1,095,000(日本円:約1億1700万円)

出資出来る方がいるのですね。








スマホに変えてから。

2019-06-21 08:30:13 | 旅は道連れ世は情け
スマホに変えてから。


スマホに変えて時間が経っている。
いまだ、通話とメールは出来るようになったが、
LINEの使い方もおぼつかないし、くりかえし使う
事をしてないので、覚えも悪い(>_<)。

マンウォッチングをしていると、やはり、スマホを常時
携帯し、見ている人の多いこと。歩きスマホは、時折前を
ちらっと見て安全を確認しながら、見ながら歩いている。

何をそんなにチェックするものがあるのだろう。立ち止まる
所作もない。危ないなぁ。とは老婆心に思う。

電車に久々に乗っても、スマホをみているか寝ているひとが
多かった。ゲームだったりメールだったり、検索だったり
LINEだったりそのほかだったり、情報操作にいそがしい。
スマホ閉じてる時あるのだろうか。

ここまで見せられると、正直げんなりしてしまう。
ガラケイのときより、電話機というかスマホを見なくなったし
それでは覚えないよなとは思うものの、気力がなえてしまっている。
いずれ、歩きスマホはないにしても、電車でスマホをするように
なるのだろうか。電車に乗る機会もあまりないのだが・・・。



ケニー・バレル(g) アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ

2019-06-21 08:17:13 | 音楽夜話(ジャズ)
ケニー・バレル(g) アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ

どこで、聴き始めたか忘れたけれど、たぶんブルー・ノートとか、
プレステッジあたりのレーベルのアルバムで、サイド・メンで参加の
アルバムで音を聴いたのかもしれない。

まさに、ジャズ・ギターの音というような音がしていて、ちょっと太めの
ゲージ使っていて、巻き線はフラット・ワウンドかもしれない。
雑音があまり聞かれない。

ブルージーではあるけれど、ホンカーの様な粘りはなく上品。
深追いしすぎない感じがまた琴線に触れる。バランスの取れてる
中庸感が彼の持ち味。

彼の良さを知ったのは、ブルー・ノート・レーベルではなく、もしかすると、
ヴァーヴとか、コンコードあたりの、アルバムからかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日はBN4021「アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ」。
ケニー・バレル・ウイズ・アート・ブレイキー。

当時、デビューより時間は経っているものの、ギターの知名度はそれほど
高くなく、アート・ブレイキ-をかませたり、テナー・サックスを入れて
みたりと、音を膨らまして、聴かせる方向で考えられていて、
「ギター・トリオ」という概念がなかった。その後、ケニーバレルは
カデットというレーベルからギター・トリオのアルバムを出した。
そのような経過の前夜祭みたいなアルバム。

◇1 Birks' Works 0:00
◆2 Hallelujah 9:44
◇3 Lady Be Good 21:30
◇4 Lover Man 31:38
◆5 36-23-36 39:51

◇6 Swingin' 43:37
◆7 Beef Stew Blues 53:27
◆8 If You Could See Me Now 58:06
6-8ボーナストラック

Personnel

ケニー・バレル(g)、ボビー・ティモンズ(p)、ティナ・ブルックス(ts)、
ベン・タッカー(b)、アート・ブレイキー(ds)

ケニー・バレル(g)、ローランド・ハナ(p)、ベン・タッカー(b)、
アート・ブレイキー(ds)

別のCDでのセット・リスト。
夜の部
1. Birk's Works
2. Lady Be Good
3. Lover Man
4. Swingin' - (bt)
昼の部
5. Hallelujah
6. Beef Stew Blues - (bt)
7. If You Could See Me Now - (bt)
8. 36-23-36

Tina Brooks (ts, 1~4)
Kenny Burrell (g)
Bobby Timmons (p, 1~4)
Roland Hanna (p, 5~8)
Ben Tucker (b)
Art Blakey (ds)

何となくこれで当日の全貌がつかめた。
昼1st(5678)・夜2nd(1234)でピアニストが交代し、
夜の部でサックスが参加。ボーナス・トラックはオリジナル・
アルバムからすれば、追加したものの意味合いが問われる。
LIVEとは言え、クオリティーが悪ければ落とすというのは
ありだろうけど、それを入れての再構築だから、
流れとしては有りなのかな。

それでも、ギタートリオは無理としてもカルテットとして、
当時、昼の部のセットは成立している。

向かって左にBASSとGUITAR センターにブレイキーのドラム。
右にサックスとピアノ。オリジナルはモノラルのようですね。
とすると、ステレオに直した時に、楽器を左右に振ったのでしょうね。

MCはバレル自身だと思いますが、いい声ですね。マイクは右から声が出てます。
白熱のハード・バップ・プレイが堪能できます。ティナ・ブルックスのテナーは
軽めだけど、調子良くPlayされてるのがある意味印象的です。

CDプレーヤーのプログラム・プリセットを使えば、昼の部→夜の部とセットして
聴くこともできるので便利かな。そうすると、昼も夜も起承転結で曲が流れて
聴いていても違和感が少ないかもしれませんね。
ひと先ず、会場の席に座ってみました。

夜の部
1バランスよく組み立てられた曲ですね。哀愁ありながら、テナーやギターの訴求力もある。
2UPテンポで場を盛り上げるには十分。
3バラード。バレルのソロも白眉で泣けます。
4セットを〆るUPテンポ。まさにスインギン。

昼の部
5昼の部の1発目からこんなに指が回っていいのでしょうか。ブレイキーのドラムソロ1発が
効いていますが流石親分肌です。
6ミディアム・テンポのジャズワルツ。軽快にダンス。こういうのは、ローランド・ハナは
得意なのかもしれません。ピアノが歌ってます。ベースソロも音が深くていいですね。
7バラードテンポのこの曲は、ウエス・モンゴメリーの演奏が耳タコだったりするのですが、
バレルのギターも負けず劣らず気持ち持ってきますね。ハナのサポートもイイ。
8ミディアム・テンポのオリジナル・ブルース。渋く決めた演奏ですね。

Kenny Burrell with Art Blakey ?? At The Five Spot Cafe (1960/2011 SACD)
https://www.youtube.com/watch?v=1Y-kpN4lNNM