MOBU'S MUSIC MAZE

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ジュリアンブリ―ム(g)

2019-10-18 15:06:22 | 音楽夜話(クラシック)
ジュリアンブリ―ム

バイエルン放送協会
Joaquin Malats: Serenata;
Richard Allison: "De la tromba pavin";
"The Batchelar's delight" (Julian Bream Consort);
Malcolm Arnold: Gitarrenkonzert, Allegro, op. 67 (City of Birmingham Symphony Orchestra: Simon Rattle); Gabriel Faure: "Dolly", op. 56 (John Williams, Gitarre);
Fernando Sor: Variationen uber ein Thema aus Mozarts "Zauberflote", op. 9;
Joaquin Rodrigo: "Fantasia para un gentilhombre", Canario (RCA Victor Chamber Orchestra: Leo Brouwer)

英国のギタープレーヤーの中で、リュートも弾き、古楽のアンサンブルも持ち、
ジョン・ウイリアムスに影響し、DUOアルバムもある。
たまたま聴いた演奏に、たぶん、RCA時代の若い時の演奏の一つで、
ソルの作品に「魔笛の主題による変奏曲Op9」というのがある。

放送の中でかかったのだけれど、テンポがゆっくりとしていて、典雅な1曲に
聴こえた。70年代からの演奏はどちらかと言うとかっちり速めの演奏も
多く聞かれる。彼の演奏は、歌劇を意識したような、ゆっくりとした歩みで
進んでいく。決してがっついたりしない。ある意味目うろこな演奏だった。
ブリ―ムの演奏を多く聴いたわけではないけれど、音楽家としても、深いものを
持っているのかもしれない。もう一度聴きたいと思っても、手じかに残っていない
のが残念。またいつかどこかで・・・。


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