MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ピーター・フィンガー(アコースティック・ギタリスト)

2024-07-09 21:15:21 | アコースティック・ギター・トリップ
7・9
    
オスナブリュック:アコースティックギター音楽を専門とするレコードレーベル(NDR Kultur 北ドイツ放送)


ホームページ https://www.ndr.de/kultur/musik/Osnabrueck-Plattenlabel-ist-spezialisiert-auf-akustische-Gitarrenmusik,plattenlabel100.html






ピーター・フィンガー。アコースティック・ギター・プレイヤーの中でも、
知名度は高い。しかしながらそのパイの大きさはほかのジャンルに比べて
大きいわけではないから、音楽を聴いたりプレイしたりする人口はそれほど
多くない。
北ドイツ放送のネットラジオに記事が出ること自体珍しいし、出たことでも
ある種の驚きがあった。決してメジャーではないから。

彼の初期の作品「エルフ・キング・ピーター・フィンガー – 
アコースティック・ロック・ギター」の再リリースをリスナーに
楽しんでもらいます。1977年、アコースティック・ギター・シーンが
ブルース、
ラグタイム、フィンガースタイルが主流だった1977年、ワイマール生まれの
このアーティストは、ロックと結びついた10曲のインストゥルメンタルを
発表した。
オープンチューニングと定評あるテクニックにより、音楽の深み、
スリリングなダイナミクス、そしてごく少数のソリストだけが
達成できるようなリズミカルなエネルギーを生み出しています。
(商品説明より)


Acoustic Rock Guitar(Acoustic Music 1977年)
https://www.youtube.com/watch?v=LRfB1flXcqk&list=OLAK5uy_n8syLGU2TG8WCFzsZwfSm7V51d372ACVI&index=1


JAZZさくら ブラインド・ホールド・テスト 辛島文雄 渋谷 毅

2024-07-09 18:28:48 | 音楽夜話(ジャズ)
JAZZさくら ブラインド・ホールド・テスト




このところ、JAZZさくらを聴く時間をとっているものの、その時間は
ブラインドホールドして、「耳でこれは・・・」と思うものについて
サイトをあけて確認して、良ければアルバム全曲聴くという所作を
している。


今日かかったのは、辛島文雄氏の2000年リリースのアルバム。
エルビン・ジョーンズとのバトルがよく、ほかのものも聴いていた。
亡くなる4年前。全然元気で、ドラムさばきも切れがよく、
誰だこのドラムは・・・・。演奏者はエルヴィンとはわからなかった。
サイトをあけてみたらエルヴィンだった。


本来、もう一枚あったのだけれど、渋谷 毅(p)、津村研太(as ss)
のduoアルバム「無銭優雅」という2010年にリリースされた、
ライブアルバムだった。音源がネットに落ちてないので音源を紹介
することはできないけれど、まだ、CDの新品在庫はありそう。もしかしたら
ぽちっとしてしまうかも・・・。


辛島文雄 / ムーンフラワー(TRIO 2000)
辛島文雄(p,el-p) アンディ・マクラウド(b) エルヴィン・ジョーンズ(ds)
MOONFLOWER
https://www.youtube.com/watch?v=ZBobiDmFlEo&list=OLAK5uy_mQX8qj0-QczCzEt2pY2iUq8YkDC-oIwTg&index=1


エマニュエル・アックス(ピアノ) アラン・ギルバート(指揮) NDRエルブ・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルトP協25番 マーラー5番

2024-07-09 16:02:43 | 音楽夜話(クラシック)
7・8


サマー・イブニング・コンサート
7月 7日 (日) 20:00 - 23:00 NL_RADIO4


シュレースヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭 オープニングコンサート


エマニュエル・アックス(ピアノ)
アラン・ギルバート(指揮)
NDRエルブ・フィルハーモニー管弦楽団


モーツァルト:ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 KV 503
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ長調


ドイツのリューベック音楽会議場から直接。




49年生まれの75歳。現役でステージに立たれている。
昔、FMのクラシック番組でも、良く流れていて、名前も
聞いていた覚えがある。今日はモーツァルトの25番。
時々、思い出したように知った旋律が流れてくる。
25番はあまり聞きこんだ記憶がない。
でも、音源からは達者なベテランの音が流れてくる。
朝のモーツァルトは、さわやかさ加減がよく、
染みてくる。

マーラーの5番。NDRエルブ・フィルハーモニー管弦楽団
(旧北ドイツ放送響)の音楽監督としての重責を担っている。
アラン(タケシ)ギルバートは父はアメリカ人母親が日本人の
ハーフ。
1967年57歳アメリカ。アメリカではニューヨークフィルの
音楽監督。何気にポストについており、NDRあたりに就いてから、
頭角を現し始めているよう。日本の楽団にも時折客演してたりする。
N響、札幌交響楽団、東京都交響楽団など。その意味では、
国内にも名前は知れている。
割と丁寧に鳴らしているマーラー。あまり暴れ感がない。
そういう行き方もあるかもしれない。その意味では指揮者の
年齢相応なのかもしれないけれど、そういうタイプの指揮者
なのかもしれない。3楽章の色彩感は割とある方。4楽章の
アダジエットもゆったりとしたテンポで歌いこむ。
終楽章
この曲をかなり研究しているのではないかと思ったりする。
何かそんな感じがする。細かいところに気が行っている感じがする。
オケもそれによく答えていると思う。

フランク・デュプレ、ピアノ サントゥ・マティアス・ルーヴァリ指揮  フィルハーモニア管弦楽団 グリンカ・カプースチン・ボロディン・リムスキーコルサコフ

2024-07-09 15:58:37 | 音楽夜話(クラシック)
7・7


20:05-22:00 13:05〜15:00 BR-KLASSIK


グリンカ:カプリッチョ・ブリランテ「イオタ・アラゴネサ」
ニコライ・カプースチン: ピアノ協奏曲第5番 op.72
ソリスト・アンコール:エリントン・キャラバン


アレクサンダー・ボロディン: 交響曲第2番ロ短調
リムスキー・コルサコフ: "Capriccio espagnol", op.34


フランク・デュプレ、ピアノ
サントゥ・マティアス・ルーヴァリ指揮
フィルハーモニア管弦楽団


2024年3月7日、ロンドン ロイヤル・フェスティバル・ホール


3月6日の演奏分は以前、BBCのネットラジオで聴いた。
ドイツの放送局で同プロの2日目の演奏を放送した。
もしかしたら同じものかもしれないけれど、違うかもしれない。
内容的には2日目なので、こなれているのかもしれないけれど、
なにか洗練されたものという感じがした。カプースチンの
ジャズ的なアプローチだけれど、クラシック寄りな、微妙な
バランスもいいし、集中も落ちずに弾ききっているところは
やはりすごい。
異国情緒も感じられるコルサコフの作品も久しぶりに聴いて
なんだかよかった。



アレクサンダー・ロンクィヒ(ピアノ)指揮ミュンヘン室内管弦楽団 ベートーヴェンP協3・4・5番

2024-07-09 15:56:05 | 音楽夜話(クラシック)
7・7
18:00-20:00 11.00-13.00 NDR

アレクサンダー・ロンキッチ/カデンツァ・コンサート
ニーダーザクセン・ミュージック・デイズ2021 - ファイナルコンサート


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
同:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
同:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
アレクサンダー・ロンクィヒ(ピアノ)指揮ミュンヘン室内管弦楽団
2021年10月2日 ハノーファー、北ドイツ放送大ホール




3曲とも指揮振りで、3番のカデンツァなども華麗に弾きこなし、
なかなかな弾き手であることを印象付けた。1960年生まれの
ドイツのピアニスト。指揮・室内楽・独奏などこなし、
自身のテアトルなども維持して音楽活動をしている。
地に足をつけた音楽家のようだ。
4番の入りもちょっと意味ありげにもったい付けた感じの
メゾフォルテくらいの入りで、耳を惹く。ベートーヴェンは
作曲家でもあり、演奏家でもあったわけで、自作を
どのように演奏したのか興味はあるところであるけれど、
いまと違うピアノで弾いているわけで、オケもそれほど大きくない
もので対応していて、ダイナミックさはそれほどないにしても
四番なんかはいいかもしれないと思う。
この演奏では、ピアノの録音がよく、はっきり細かいところまで
録られていて好感度アップ。上手く聴かせる演奏になっている。
ちょっと時間の経った録音でも、よさげなものは放送されるのだな
と思う。やはり、聴いてもらってなんぼのところはあると思う。
すがすがしい4番だった。


5番「皇帝」。これも堂々としたもので、ドイツのピアノというもの
を聴いた気がする、8:2くらいの感じで、ピアノがオケを先導して
いる感じのものだった。相違位置関係をはっきりさせることを重要視
している音楽家であるので、その意味では分かりやすく聴きやすかった。
時間がたっても、放送に載るだけのものはあると思う。