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◆【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50  その49 Stacey Kent/Summer Me, Winter Me

2024-02-15 23:49:27 | 音楽夜話(ジャズ)
◆【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50  その49 Stacey Kent/Summer Me, Winter Me


【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50  https://www.arban-mag.com/article/78791/5


コケティッシュ、いい意味で使われている様だ。スムースジャズの様な流れもあるし、
Voがやはり聞かせどころを持ちいい感じに仕上がっている。
昔のJAZZVOCALとは一味も二味も違うけれど、根底に流れる何かが
聞こえる。それがいい。「コルコヴァ-ド」にはアストラッド・ジルベルトが
そばにいるようだ。良品。

【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50  その48 Sebastian Rochford/Short Diary

2024-02-15 23:06:48 | 音楽夜話(ジャズ)
【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50  その48 Sebastian Rochford/Short Diary


【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50  https://www.arban-mag.com/article/78791/5


ドラマーがリーダーだけれど、キーボードがメインに来ている。
音数が多いわけでもない、一定のジャンルはあるのかもしれないけれど、
従来のジャズではない。広がりのある音楽。ECMらしいサウンド作り。
メディテーション・ミュージックのような、環境に作用するような音楽。
瞑想するときなどにある意味つかえるかもしれない。


ジュリア-ノ・ゾンマーハルダー(tp) マルタ・アルゲリッチ(p) ジョナサン・ノット指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 ショスタコーヴィチ モーツァルト 

2024-02-15 16:24:25 | 音楽夜話(クラシック)
2月15日
3:30-6:03 19:30-22:03 Espace2


ストラヴィンスキー:タンゴ


ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第一番ハ短調Op35
ソリストアンコール
第4楽章:アレグロ・コン・ブリオ


モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」


ジュリア-ノ・ゾンマーハルダー(tp)
マルタ・アルゲリッチ(p)
ジョナサン・ノット指揮
スイス・ロマンド管弦楽団


2024年2月14日 ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホールから生中継


タイトルは「タンゴ」だけれど、感じはジャズ。
『作曲者の許可のもと、フェリックス・ギュンター(ドイツ語版)によって
サクソフォーン、ギター、ピアノを含むオーケストラ用に編曲され、
ベニー・グッドマン楽団によって1941年7月に初演された[3]。』(Wiki)


個人的には、いい曲見つけた的な1曲。
ステージの生を聴いたのは多分初めてだけれど、彼がこのような曲も
提供していたことに驚く。商業音楽っぽい感じの聴きとりやすい曲。掴みはOK。


1993年にグラモフォンに入れたショスタコーヴィチの1番の協奏曲。
その後も1度再演版が出たが、今回は切れ込みも良く、達者なピアノが聴けた。
1941年 6月5日生まれの今年83歳になる。こんな技巧的な曲を難なく弾いて
しまうのは、天性のもの以外に何があるのだろう。80歳代の運動神経に
しては、不断の努力があるにしてもすごすぎだ。驚くべき才能。


モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」


ショスタコーヴィチから一転してモーツァルト。
この暗転は聴き手の気分の切り替えが難しい。
明の部分と暗の部分を明確に持つショスタコーヴィチからの
明のモーツァルト。さて、どう出るか。
ノット氏は最近日本の楽団にも登壇して、知名度を上げている。
指揮者は本当に忙しそうだ。


気持ちテンポゆったり目で語り掛けるように進めていく。
特段なにか新しいことをしている風もなく、
ゆったり進めているところが、他と少し違うかなと
思う程度で、このゆったり感が、気分の切り替えに
良かった気もする。なにかゆったりとしていた
ジュピターがゆっくり聴けた。


ノット氏はスイス・ロマンドとは、2017年に
ストラヴィンスキーの「春の祭典」や、ドビュッシーや
シェーンベルクなども入れている。東京交響楽団とも
ブルックナーやベートーヴェンを、マーラーの交響曲全集は
バンベルク響と。
ショスタコーヴィチの交響曲は東京交響楽団とのアルバムがある。
主要なところは録音で押さえている様だ。モ―ツァルトはなさそう。
ステージのみの様だ。
印象派、ロシア音楽、ロマン派あたりに焦点が当たっている。



エマニュエル・アックス(ピアノ)チョン・ミョンフン(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 モーツァルトP協17番 ブルックナー7番

2024-02-15 14:57:43 | 音楽夜話(クラシック)
2月12日
エマニュエル・アックス(ピアノ)チョン・ミョンフン(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団


モーツァルト - ピアノ協奏曲第17番ト長調
ブルックナー - 交響曲第7番


2024年1月18日にアムステルダム、コンセルトヘボウ・メインホール


エマニュエル・アックス(1949年)


70年代から活動していたか。FMのクラシック番組での
番組表に時折名前を見付けることができた。
現在75歳。現役でステージに立っている。
モーツァルトのアルバムは残していないけれど、
ステージにはかけるようだ。


17番はあまりメジャーな作品ではないけれど、
1・3楽章は軽快に、2楽章はしっとりと
作られていた。堅実な演奏だったと思う。


チョン・ミュンフンの7番。KBS交響楽団、2023年9月1日の
定期で振っている。楽団もホールも違うので、その違いを
楽しむ。こちらの方がコクがあるというか、滑らかな
響きがする。これはホールや収録の関係もあると思う。


2楽章の弦楽のアンサンブルなどは、昇華されてる感じがする。
滑らかにつややかに最後まで世界が構築されていく。


第83回 水戸室内管弦楽団演奏会 宮田 大(Vc) 小澤征爾指揮 ハイドン・モーツァルトPRO

2024-02-15 07:51:30 | 音楽夜話(クラシック)
第83回 水戸室内管弦楽団演奏会 宮田 大(Vc) 小澤征爾指揮 ハイドン・モーツァルトPRO


モ―ツァルト:ディヴェルティメント二長調 K136(125a)(指揮者なし)


ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1


モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K.385 〈ハフナー〉


宮田大(チェロ)小澤征爾(指揮) 水戸室内管弦楽団
【収録】2012年1月19日 水戸芸術館、コンサートホールATM


K136は小澤氏の名刺代わりの1曲みたいな側面があった。
昔からよく演奏していた。この回は指揮者なしの演奏だった。
多分以前の練習からメンバーに小澤氏の指示は行き通っている
のではないかと思う。


ハイドンは2番の方が好みだったりするけれど、今回は1番。
宮田氏は(1986年)若手のチェリストだけれど、今年7月で38歳。
後進の育成にも当たっていて活動範囲は広い。


小澤氏が才能を買っていて、共演もある。今回はその
コンサートの1つが再放送されている。さわやかな1番だった。


小澤氏のモーツァルト・アルバムは長い活動歴の中でもそれほど
多くない。晩年の水戸室内との後期交響曲、それ以外は過去に遡った
録音の28番35番など。
35番は録音があるくらいだから、縁があるのかもしれない。水戸とも
録音しているし。彼の場合円熟という感じがしない。いつも青春と
いうか、どこか若い感じを漂わせている。ある意味の元気さというか
しなやかさというものが枯れていないところがすごいと思う。
音楽の力かな。