MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

五嶋みどりVn アンドリュー・マンゼ指揮 北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団グラネルト:ヴァイオリン協奏曲第2番 ブルックナー2番

2024-01-12 12:46:53 | 音楽夜話(クラシック)
1月12日


4:00-6:30  NDR


グラネルト:ヴァイオリン協奏曲第2番「不滅の恋人へ」
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1877年版)
五嶋みどりVn
アンドリュー・マンゼ指揮
北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
2024年1月11日ハノーファー、北ドイツ放送大ホールから生中継


 MIDORI曰く「信じられないほど美しく、非常に抒情的、そしてドラマと緊張感に満ちた作品です」。
「ぶらあぼ」 投稿日2022年10月23日 より。
2020年に日本初演を終え今に至る。協奏曲自体は現代曲のように不協和音も変拍子もある
みどり女史が語るような曲。集中を強いられるものの、弱音で終演し、聴集の拍手は
長く続く。非常に前向きで強力な協奏曲。


後半は、生誕200年でアピールされるブルックナーその初期の曲。
彼の交響曲の中で初期のものではよく聴く。演奏機会も
増えてきた。版の問題もあるけれど、基本的に好きな曲。
今回はアダージョが2楽章に来るバージョン。
マンゼは意外に歌いこんでくる。深堀してくる感じ。テンポも中庸より
少し遅めか。巨匠のテンポではないけれど、それなりの必然はあるのだろう。
ゆっくりしたテンポで最後まで行き緊張を高めながら締めていくという感じがした。
それはそれでいい感じに聞こえた。色々な解釈があるものだ。


1月11日生まれのジャズマン リー・リトナー

2024-01-12 11:06:16 | 音楽夜話(ジャズ)
1月11日生まれのジャズマン リー・リトナー


Lee Ritenour (Guitar) was born in Hollywood, CA in 1952.  72歳おめでとう。




といえば、ジェントル・ソウツ。そういう世代でした。
聴きやすいギター・サウンドは売りになる。
キャッチーなメロディ―は残る。
今どきのスムース・ジャズとなっても名は残る。
ジャンンルレスになってるけれど、彼の方向性は
見えている気もする。
これは2018年のライブだけれど、まだまだいける。


ライヴ・アット・ジャワ・ジャズ・フェスティヴァル2018 (ライブ)
https://www.youtube.com/watch?v=0FJLejJ9L4A&list=OLAK5uy_kI2YnpCUyA5RghuxLer86GO51NolsM42A&index=1



1月10日生まれのジャズマン マックス・ローチ マイク・スターン

2024-01-12 10:19:32 | 音楽夜話(ジャズ)
1月10日生まれのジャズマン マックス・ローチ マイク・スターン


Max Roach (Drums and Percussion) was born in New Land, North Carolina, 1925–2007.生誕99周年 没後17年


マックス・ローチといえば、まず、クリフォード・ブラウンとの
コラボが浮かぶ。マックス・ローチは名手だけれど、活動範囲も
広かったから、まずはこれを引き出してみる。
ジャムセッションみたいなアルバムだけれど、試聴した配信の
CDテイクには、後年出た、クリフォード・ブラウン・
オール・スターズの2曲と編集版の1曲が含まれていた。
1曲目から、ローチのドラム・ソロが聴ける。1954年の彼だ。
クリフォードのソロも自然と耳を惹く。後半のキャラバン、
ドラムにもってこいのナンバーALL MUSICの評論は
もっとできると思ってか良く言っていないが、ジャムのソロ
回しでは、エキサイティングなのではないかと思う。


Clifford Brown / Max Roach All Stars. Best Coast Jazz
https://www.youtube.com/watch?v=Oe-2FUXu41c&list=OLAK5uy_lpfhHM_N9pt1LrWZtC8odZHlb1f1g6ljc&index=1


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Mike Stern (Guitar-Electric) was born in Boston, MA in 1953. 71歳おめでとう。


やはりマイルス・バンドのギタリストという感じがある。
でも2年間くらいで次のステップに向かっている。
根っからのセッションマンなのだろうか。
2016年の事故からの再起。波乱万丈ではあるけれど、
活動は続けられている様だ。
やはり、ソリッドの使い手というイメージがあり、
ジャズ・ギタリストのホール・ボディー・モデルと
いうよりは、ソリッドのフェンダーストラトやテレキャスターが
似合うキャラクターではある。
コーラス・ディレイ・ディストーションなど、基本的なエフェクターで
サウンドメイキングし効果を上げている。
事故復帰後のアルバム「トリップ」より、メセニーはスターンが
バークリー学生時代の講師だった。
5曲目はパットの気分のあるナイロン弦での曲。
影響というか、なじみがあるのかな。それ以外も元気でアルバムを
作りこんでいる。
コンコードレーベルでもこのような感じのものが出せるのだな。


Trip(2017)
https://www.youtube.com/watch?v=tKXRHxktGVE&list=OLAK5uy_npkj6G87Yng2rlyneDyHkQ9fx_bYdV10M&index=1